機能性アップとデジタル化を両立。フォルクスワーゲンが新型ゴルフヴァリアントを発売

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは7月28日、ゴルフのワゴン版、新型「ゴルフヴァリアント」を発表し、同日販売を開始した。マイルドハイブリッド化されたパワートレインを採用する計4グレードを設定し、車両価格は305万6000円から389万5000円。

クラスの枠を超えたしっかりした作り込みで人気のゴルフ。そのワゴン版であるゴルフヴァリアントは、先に登場した8代目ゴルフに採用されたデジタル化や電動化といった新機軸、ワゴンならではの機能性を融合したモデルに進化した。

パワートレインは、1リッターまたは1.5リッター直噴ターボエンジンに、スタータージェネレーターとリチウムイオン電池を組み合わせた48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。発進時にはスタータージェネレーターが加速をアシスト、減速時にはエネルギー回生を行うことで、スムーズな加速と低燃費を実現している。1リッターの「1.0 eTSI」の場合で燃費は18.0km/L（WLTCモード）、最高速度は200km/hを達成している。

ワゴンならではの機能性についてはボディサイズの拡大もあり、後席の足元スペースが拡大したうえ、最大積載量も1642リッター（2名乗車時）と従来モデルより22リッター拡大した。ボディサイズは全長4640mm×全幅1790mm×全高1485mmで、全長は65mm延長したものの、全幅は10mm縮小しており、取り回し性能の向上が期待できそうだ。

インテリアはメーター類や操作系がデジタル化され、タッチパネルやタッチスクリーンにによる操作が可能。スマホのアプリを介して様々なコネクテッド機能が利用できる「We Connect」および「We Connect Plus」が標準装備される。

運転アシスト機能については、片側22個のLEDを制御し、個別に点灯・消灯を行うヘッドライトシステムLEDマトリクスヘッドライト「IQ.LIGHT（IQライト）」の設定（オプション）や、ハンドルを軽く握っているだけで車間および走行レーンの中央維持をサポートする「Travel Assist（トラベルアシスト）」などを装備する。

グレード展開は、エントリーグレードの「eTSI Active Basic」をはじめ、同エンジンで装備が充実した「eTSI Active」、1.5リッターの「eTSI Style」およびスポーティな装備が充実した「eTSI R-Line」をラインアップする。

Comments

たかがゴルフ
されどゴルフ

最近のゴルフ、しょうもない所が壊れやすくない？
質実剛健ではない気がする。