サーキットを走れるワゴンとはどんなものなのか。ちょっと試してみたいものである。フォルクスワーゲンはがこの度発表した次期ゴルフRエステートがスゴそうだ。
ゴルフRエステート(日本名ゴルフRヴァリアント)は今までもあった。しかし進化を重なるにつれ性能が向上し、最新版では概要を見るだけでもかなりスゴいことになっているのだ。
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シャシーは20mmローダウン。ブレーキディスクは先代より1インチ大型化し、アルミニウム製ポッドの採用で片側600gずつ軽量化している。パワーユニットは定評ある「EA888」型2.0TSI直4ターボを引き続き搭載するものの、出力は10PSと20Nm引き上げられ、320PS/420Nmに到達。
駆動力は専用にチューンされた7速DSGとトルクベクタリング付きAWD「4MOTION」を介して路面に伝えられ、0-100km/h加速は4.9秒となる。最高速度はリミッターが効いて250km/h。オプションの「Rパフォーマンスパッケージ」を装着した場合、270km/hに引き上げられる。
こうした高まった戦闘力を受けて、ドライビングプロファイルには何と、サーキット用の「Special」に加え、ドリフトに特化した「Drift」の2種類が追加された。フォルクスワーゲンは「ニュルブルクリンク北コースでも楽しめる」としているから、サーキットに持ち込んでも楽しめそうだ。
スポーツワゴンのユーザーはドライビングプレジャーとユーティリティを両立する1台が欲しいはず。この点、新型の荷室容量は通常の状態で611L(先代比+6L)、後席を全て倒せば1642L(同+22L)となるから期待に応えてくれそうだ。さらに、ハッチバック比で66mmホイールベースが延長されたことで、後席のレッグルームは941mm(ハッチバック比+38mm)となっており、家族にもウケることは間違いない。
もちろん、R専用のグラフィックが与えられたデジタルメーターや、マトリクスLEDを使った「IQ.LIGHT」も標準となるなど、最上級グレードとして装備も充実。本国でのスタート価格(付加価値税19%込)は5万1585ユーロとなる。
新型の本国価格を税率10%にして円換算すると大体620万円程度。先代(税込国内価格590.9万円)からの値上がりはやむを得ないかもしれないが、ぜひ早く日本導入を期待したい。ドリフトモードとやらを試してみたいところだ。
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