電動化ビジョンに基づく深化と進化！ レクサス初のバッテリーEVモデル「UX300e」が一部改良

多様なパワートレーンを持つ「UX」シリーズのバッテリーEVモデルは、新開発の電池パックにより航続距離450km！

レクサスは、2022年7月7日(木)に販売を開始した「UX250h／200」に続いて、ブランド初のバッテリーEV(以下、BEV)市販モデル「UX300e」の一部改良を発表した。日本での発売は、2023年春頃を予定しているという。

レクサスは、2005年のRX400h発売以降、ラグジュアリー市場における電動化の先駆者として、常に優れた走行性能と環境性能の両立を追求してきた。2019年に発表した電動化ビジョン「レクサス エレクトリファイド (Lexus Electrified)」に基づき、HEV、PHEVなどの電動車の普及を通じ、多様な顧客や市場のニーズに寄り添うと共に、電動化技術を用いた基本性能の大幅な進化を実現し、いつの時代もクルマの楽しさを探求してきた。

2020年にレクサス初のBEV市販モデル「UX300e」を発売。2022年にはBEV専用モデル新型「RZ」の導入を発表した。2022年8月末時点の電動車累計販売台数は約230万台を達成し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献すべく、今後も電動車の開発と普及を加速していくという。

UX300eは、都会派コンパクトクロスオーバーとしての個性的なデザインと取り回しに優れたボディサイズに加えて、BEVならではの上質な走りと優れた静粛性が好評な一台。今回発表した一部改良では、たゆまぬ進化を追求していく「Always On」の考え方の下、新たに開発した電池パックの導入により、電池容量を54.4kWhから72.8kWhに増強し、航続距離450km＊1、従来型比40％以上向上するなど、BEVとしての基本性能の進化を実現。加えて、UXシリーズとして、上質ですっきりと奥深い走りの味の深化と、予防安全技術の機能拡充や最新のマルチメディアシステムを採用した先進装備の進化にも取り組んだ。

【写真7枚】深化と進化。レクサスが本気で取り組むSDGs 

走りの味の深化では、「トヨタテクニカルセンターシモヤマ (Toyota Technical Center Shimoyama)」での走り込みや、ボディのスポット溶接打点20点追加によるボディ剛性の強化。加えて、BEV特有の電池パックの床下配置による低重心や、リヤに標準で装着されたパフォーマンスダンパー＊2、最適なEPSやアブソーバーなどのチューニングを施し、すっきりと奥深い走りを実現した。

先進装備の進化では、予防安全技術「レクサスセーフティシステムプラス (Lexus Safety System +)」を機能拡充することで、より安全・安心に運転を楽しんでもらうことを目指した。また、大型化／高解像度化したタッチディスプレイを搭載した最新のマルチメディアシステムを採用。加えて、インストルメントパネル、及びコンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化し、充電用USBコネクタ(Type-C)をコンソール前方に2個新たに設定するなど、使い勝手を向上した。
＊1 欧州WLTC値(オプション装着により異なる)
＊2 「パフォーマンスダンパー」はヤマハ発動機(株)の登録商標

◆「UX300e」の主な特長：顧客のライフスタイルに寄り添ったBEVの進化
UX300eは、車両前方へのエンジンなどの重量物の偏りが少なく、前後重量配分や慣性モーメントの最適化が可能なBEVならではの特長を活かし、重量物を車両中心に配置。電池パックの床下配置による低重心化や、リヤのパフォーマンスダンパー＊3の採用により、走りの上質さを際立たせ、クルマとドライバーの一体感を醸成。また、床下の電池に遮音壁としての機能を持たせたほか、エンジンやトランスミッションの音がないゆえに聞こえる風切り音や小石・砂などの巻き上げ音にも配慮。室内空間の心地良い静けさを実現している。新開発の電池パックにより、航続距離が従来型比で40％以上向上して450km＊4、電費性能は166.7Wh/km＊4を実現した。

◆レクサスUX300e 主要諸元(欧州仕様・プロトタイプ)
　航続距離：450km＊4
　電費：166.7Wh/km＊4
　電池容量：72.8kWh
　急速充電規格：CHAdeMO
　最高出力(kW［PS］)：150［203］
　最大トルク(N･m［kgf･m］)：300［30.5］
　＊3 「パフォーマンスダンパー」はヤマハ発動機(株)の登録商標
　＊4 欧州WLTC値（オプション装着により異なる）

Comments

これはEV専用じゃないからタイヤは取れません(キリッ

こっちはタイヤ取れないんですね
距離は中韓にも劣るようですけど
安心のレクサス！