満充電時95kmのEV走行レンジと航続距離1300km以上を実現! 日本仕様は3グレード構成
人気のトヨタRAV4に待望のPHVモデルが登場した。ラインアップは、G/G“Z”/ブラックトーンの3グレードで構成する。
RAV4・PHVは世界戦略モデルだ。アメリカでは「RAV5史上で最もパワフル、最も速く、最も燃費に優れる」のキャッチフレーズとともに、昨年末のロサンゼルス・ショーで「RAV4プライム」としてデビュー。日本では6月8日に販売がスタートした。(現在は受注ストップ、再開は未定)
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エクステリアは、専用フロントグリルとロアモールを装備。室内は精悍なブラックカラーで統一され、各部のレッドステッチとスポーティシートがスペシャル感を演出する。PHVには、既存のモデルとはひと味違う「フラッグシップの雰囲気」が漂う。
PHVのシステム出力は306ps。パワーパックは2.5リッター直4エンジン(177ps)とパワフルなモーター(フロント182ps/リア54ps)、そして新たなバッテリー冷却システム、大容量リチウムイオンバッテリーで構成。0→100km/h加速は6秒という鮮烈な性能だ。
満充電時95kmのEV走行レンジとWLTCモード燃費22.2km/リッターを生かした航続距離は、1300km以上。まさにマルチな高性能を誇るパフォーマーである。
PHV走行モードは2種。EVとオートEV/HVがセレクトできる。可能な限りエンジンを始動させず、モーターで走るEVモードがデフォルトだ。とくに素早い加速にトライしたり、強力な空調の利きを望む場合は、オートEV/HVモードがお勧め。早期にエンジンを始動させて、活発な動力性能が得られるオートEV/HVモードは、プリウスPHVには未設定。RAV4・PHVのハイパフォーマンスを生かしたセレクトである。
充電は普通充電専用。災害時にも役立つ給電モードを標準装備
急速充電への対応は、「ピュアEVとの設備の取り合いやコスト面を考えると、PHVではメリットは少ない」というのが開発陣の考え方だ。確かにこれは、ひとつの見識だろう。トヨタが提供する充電会員サービスに登録すると、全国のトヨタ・ディーラー(約4200基)と普通充電スポット(約1800基)が利用できる。
一般的な家庭用電気製品を利用するためのAC100V(1500W)アクセサリーコンセントは、標準アイテム。アウトドアでの利用も多いSUVにふさわしい装備であり、災害時に対する備えとしても役立つ。EV給電モードで約7時間、バッテリー残量が少なくなると自動的にエンジンが始動するHV給電モードの場合は、3日程度の電力を供給するという。プリウスに設定されたソーラー充電システムは未対応だ。
走りはEVイメージ! 高いシャシー性能に感嘆。新時代を感じた
サーキットコースで短時間テストドライブしたプロトタイプの印象は、予想どおり「EV濃度」が極めて高かった。EVモードでスタートすると、アクセルペダルを床まで踏み込まない限りエンジンは始動しない。オートEV/HVモード、もしくは車両設定のスポーツモードを選択して2.5リッターエンジンの出力が上乗せされた状態では、「一級スポーツカーレベル」と表現できるパフォーマンスが味わえた。加速は何ともたくましい。オーバー300psを誇るシステム出力がリアルに実感できた。ただし、エンジンノイズは一気に高まる。
一方、街乗りシーンをイメージした走りも快適。「ちょっと速い加速」を想定したアクセルワークを行っても、簡単にエンジンが始動することはない。これは既存のハイブリッド仕様との大きな相違点。また、200kg以上が上乗せされ、1920kgに達した車両重量ながら、シャシー能力に不安は感じなかった。
走りのペースを高めていっても、姿勢変化こそ大きくはなるものの、予想に反して挙動を乱すような場面はほとんどない。ブレーキングパワーに関しても、物足りなく思うシーンは皆無だった。
RAV4・PHVのファーストインプレッションは好印象だった。さまざまなシーンの中を徹底して走り込んでみたいと感じた。エコだけに留まらない、新時代が感じられるモデルの誕生である。
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みんなのコメント
酷い誤記
11300km以上!!!!!!!!
ひょえー!!!!