■3年連続でトヨタ「ランドクルーザー」がワースト1
一般社団法人 日本損害保険協会は2024年3月12日、25回目となる「自動車盗難事故実態調査」の結果を発表しました。
この調査は2000年度から自動車盗難防止対策の一環として、自動車車両本体盗難や車上ねらいの実態調査を実施しているものです。
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今回の自動車盗難事故実態調査では、調査期間は2021年1月1日~2023年12月31日、調査対象は損害保険会社21社(損保協会非会員会社を含む)。
全国で発生した自動車の車両本体盗難事故および車上ねらい(部品盗難含む)事故で、調査期間内に自動車盗難事故が発生し、保険金の支払いを行った事案を対象としています(代車等費用保険金のみ支払った事案なども含む)。
2023年の車両本体盗難の車名別盗難状況のワースト1はトヨタ「ランドクルーザー(プラド含む)」でした。次いでトヨタ「アルファード」、トヨタ「プリウス」が“盗まれやすいクルマ”となっています。
トヨタの本格四駆として人気のランクルは3年連続でワースト1となっているほか、兄弟車のレクサス「LX」もワースト4にランクインしました。
最新モデルのランクル・LXでは、指紋認証のスタートボタンが採用されるなど、盗難対策も施されています。
また、アルファードが車両本体盗難全体に占める割合は、2022年の6.9%から2023年の14.0%と増加傾向にあることも特筆すべきポイントとなっており、車両本体盗難の被害は特定の車種に集中する傾向が続いているといいます。
なお、2023年の対象事案数は、車両本体盗難が2597件、車上ねらいが921件でした。
2023年の車両本体盗難の発生時間帯は「深夜~朝(22~9時)」が58.4%を占め、最も多くなりました。
「深夜~朝(22~9時)」の割合は2022年と比較すると1.3%増加。窃盗犯は深夜から朝にかけて薄暗い場所で窃盗に及ぶ傾向があると考えられます。
※ ※ ※
自動車盗難認知件数・盗難等防止対策として、「バー式ハンドルロックや警報装置などの盗難防止機器を使用する」「防犯設備が充実した駐車場を利用する」「貴重品は車内に放置しない」など、複数の防犯対策を講じることが有効です。
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みんなのコメント
強盗並みに重罪にすべき。
万引きと同程度っておかしいと思う。
日本車は車検を受けて整備が行き届いたクルマが多く海外では大人気な為需要が高いのもある。