予定価格の約10倍に 路線バス「日野ポンチョ（AT）」 240万円で落札 官公庁オークション結果

予定価格の約10倍に

愛知県の長久手市は、同自治体の所有する2008年式日野ポンチョ（31人乗り）をオークションに出品。オークションは入札形式でおこなわれた。

2022年10月11日に入札が締め切られ、同車の最終落札価格は239万4280円となった。入札数は公表されていない。

長久手市では、紀尾井町戦略研究所株式会社が提供するインターネット公有財産売却システムを利用して、不用になった車両や物品を売却している。今回開催されたオークションには全国の自治体から消防車や救急車、バスなどが出品された。

今回長久手市より出品された車両は初年度登録2008年5月。2022年3月末まで路線バスで運用されていた車両。4.72Lディーゼルエンジンを搭載するAT車で、走行距離は76万1719km。始動も良好という。

予定価格は25万円とされていたが、最終的には239万4280円の値をつけた。

また、今回のオークションには、兵庫県から同県の県立高校で使用されていた1999年式トヨタ・ハイエース（フルタイム4WD/ディーゼル/走行約5.9万km）が予定価格16万5000円で出品され、46万円で落札された。

山形・酒田市からは、1993年式三菱パジェロ（4ナンバーショートボディ/ディーゼル/MT/走行約26万km）が予定価格3万円で出品され、最終的には35万円で落札された。この車両には33件もの入札があった。

いずれも予定価格を上回る金額で落札されたことで、自治体にとっては貴重な収益源となることだろう。なお、いずれも代金の納付期限は2022年10月25日となっている。

Comments

昔、市役所で車が廃車になると言う事で、６０万で売って欲しいと申し出た事があった。
市役所は、査定が０円だから売れないと言って、天下りの入っている所にタダであげていた。
そんな事を、この記事を見て思い出した。

キャンピングカーに改造するにしても、大型車でなくこのサイズで十分でしょ。