■トヨタ&レクサスのバッテリーEV戦略とは
トヨタとレクサスは2021年12月9日から10日にかけて、日本をはじめ北米、欧州などのプレスサイトで「バッテリーEV戦略に関する説明会」を同年12月14日に開くとアナウンスしました。
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グローバルに向けて発信される発表とはどのようなものが予想されるのでしょうか。
バッテリーEV戦略に関する説明会は、14日15時(日本時間)からおこなわれ同社の豊田章男社長が登壇することが明らかになっています。
また、この発表に関してトヨタは「今回の発表では、トヨタの今後のBEV戦略に焦点を当てます」としており、BEV(バッテリーEV)に関する何らかの発表がおこなわれるようです。
これまでトヨタは、「プリウス」から受け継がれる電動技術を市場に導入しており、さらなる電動戦略として2025年までに70車種程度に拡充する計画を立てています。
そのひとつとして、今後2025年までに新たなEVブランドとなる「bZシリーズ」を2021年4月に発表しました。
bZシリーズとは「beyond Zero(ゼロを超えた価値)」を目指した専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用するBEVラインナップです。
その第一弾となる「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」は、SUVタイプのBEVとして、ワクワク感、走りの魅力、安心・安全性能にこだわったモデルです。
2022年年央から各市場に導入され、その後、bZ4Xを含む全7車種を順次各市場に投入するとしています。
なお、bZ4Xはスバルと共同開発しており、スバルからは「ソルテラ」が同時期に市場へ投入される予定です。
また、ロイターが報じる内容によれば、新たなbZシリーズとしてセダンタイプのモデルも2022年に発表されるといいます。
前述のように2025年までにbZシリーズ7車種を投入するとすれば、2021年にbZ4X、そして2022年、2023年、2024年、2025年それぞれで1、2車種を投入しなければならないため、ロイターの報道も現実味を帯びています。
こうした背景もあり、今回のバッテリーEV戦略に関する説明会では、新たなbZシリーズのモデルに関する内容も出てくる可能性は高そうです。
■レクサスでもアナウンス! 新型「RZ」に関する情報はある?
一方で、レクサスでも今回のバッテリーEV戦略に関する説明会に関するアナウンスを出しています。
レクサスでは、2021年12月2日に新たな電動車となる新型SUV「RZ」のティザー動画と画像を初公開しました。
2019年にレクサスは、電動化ビジョン「Lexus Electrified」を発表しています。
レクサスは、2025年までにEV、PHEV、EVなど10以上の電動車を投入することを明かしています。
そのなかで、次世代レクサスの第一弾として新型「NX」では、LEXUS初のPHEVを導入し、グローバルコアモデルとして実用的なEV航続距離、力強い加速性能、高い静粛性を実現しました。
一方で、RZに関しては、前述のティザー動画と画像にてフロントの一部、リア、サイドシルエットが明らかになっているほか、「2022年前半に公開予定」と明かしています。
現時点で、これ以上の情報は出ていないことから、トヨタのbZシリーズと合わせてRZに関する新たな発表も出てくる可能性は考えられます。
※ ※ ※
現在のトヨタ(レクサス)は、グローバル市場にてハイブリッド車を多くラインナップするほか、「プリウスPHV」「RAV4 PHV」などのプラグインハイブリッド車、「ミライ」の燃料電池車をラインナップ。
BEVでは、中国でトヨタ「C-HR」ベース、グローバルでレクサス「UX300e」を販売しています。
さらに、超小型BEV領域では「C+pod(シーポッド)」を日本で法人向けにリース販売しているなど、多方面の角度から電動化を進めてきました。
今回、発表となるバッテリーEV戦略がどのようなものなのか、自動車業界のみならず世界中から注目されています。
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