ブリヂストンの低燃費タイヤ技術が環境大臣賞を受賞

ブリヂストンは、次世代低燃費タイヤ技術「ologic（オロジック）」の技術開発とその製品化を進める活動が評価されたことにより、環境省より「平成26年度地球温暖化防止活動環境大臣賞　技術開発・製品化部門」を受賞した。

「ologic」とは、タイヤサイズをこれまでに無かった狭幅・大径化することで、低燃費と安全性を高次元で両立するブリヂストンの独自技術。タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を従来の一般的なタイヤより約30%低減するとともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減した。更に、タイヤ進行方向に長い接地形状と専用パタンやコンパウンドを組み合わせることで、濡れた路面や乾燥路での高いグリップ性能も確保しているという。

この技術を搭載したタイヤは、「BMW i3」に「ECOPIA EP500 ologic」として新車装着されるなどすでに実用化済みだ。