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フォルクスワーゲン ティグアンが累計生産台数600万台を突破、2019年のグループ最多販売モデルとなる

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フォルクスワーゲン ティグアンが累計生産台数600万台を突破、2019年のグループ最多販売モデルとなる

Volkswagen Tiguan

フォルクスワーゲン ティグアン

フォルクスワーゲン ティグアンが累計生産台数600万台を突破、2019年のグループ最多販売モデルとなる

SUVモデルの世界トップ3に入るティグアン

フォルクスワーゲンのSUV「ティグアン」は2019年度の生産台数が91万926台に達し、2019年のフォルクスワーゲンブランド及びグループのベストセラーモデルを記録。2007年にフランクフルトモーターショーで発表された先代から、2016年にデビューした2世代目の現行モデルを合わせた2020年春までの累計生産台数は600万台を突破した。

ティグアンは現在、ドイツ/ロシア/中国/メキシコで生産されており、世界中のすべての国の80%で購入可能。その人気はSUVとして世界のトップ3にランクインし、特にヨーロッパではもっとも人気が高いSUVとされている。

1日あたり2495台、平均35秒に1台をラインオフ

現在ティグアンは4つのタイムゾーンにわたる4ヵ所のフォルクワーゲン工場で生産されており、ドイツのウォルフスブルグにある本社工場ではヨーロッパ/アフリカ/アジア/オセアニアの各マーケット向けに通常のホイールベース(NWB)を持つティグアンを生産。ロシア及び近隣の中央アジア諸国向けのNWBモデルはモスクワの南西170kmに位置するカルーガ工場で生産し、中国市場向けのロングホイールベース(LWB)バージョンの「ティグアン L」は中国・上海で生産する。メキシコのプエブラは、南北アメリカ/ヨーロッパ諸国/アフリカ/アジア/オセアニア向けにティグアンのLWBバージョンを生産中だ。

これら4拠点におけるティグアンの生産台数は1日あたり2495台にのぼり、平均して35秒に1台のペースでラインオフしている計算になる。生産ペースは年々増加傾向で、ティグアンの世界的な人気の高まりと発展を物語っている。

大成功した第1世代から、さらなる発展を続ける現行モデル

第1世代のティグアンは発表直後の2008年に15万台を生産して初年度からベストセラーSUVの称号を獲得し、2011年のメジャーアップデート後には初めて年間生産台数が50万台を記録した。その人気の要因は、コンパクトSUVに求めるニーズを完全に満たしていたから、とフォルクスワーゲンでは分析している。

そして2016年にモジュラートランスバースツールキット(MQB)をベースに開発された第2世代のティグアンがデビューする。刷新されたプラットフォーム・MQBを採用することで拡大されたホイールベースが室内空間の拡充を実現し、最新の先進安全運転支援システムの搭載も可能になった。

2020年中に大幅なアップデートを予定

2017年にはホイールベースが110mm拡大されると共に最大7名乗車のシートと専用デザインを与えられたティグアンのXLバージョンをリリース。このバージョンの登場を受けて生産台数はさらに増加し、現在すべてのティグアンのモデルレンジにおいて55%をこのロングホイールベースバージョンが占めている(アメリカで販売されているティグアンはすべてロングホイールベース)。ヨーロッパ市場をはじめとした多くの国においてロングホイールベースバージョンは「ティグアン オールスペース」という名称で発売された。

累計生産台数600万台を突破したティグアンは世界でもっとも成功したSUVモデルのひとつに数えられ、フォルクスワーゲンブランド及びグループの主力モデルに成長。そして2020年中に大幅なデザイン及びテクニカルアップデートを実施する予定だ。そのハイライトのひとつがヨーロッパ向けのプラグインハイブリッドドライブ(PHEV)を備えたニューバリエーションの追加。カウントダウンはすでに始まっている。

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みんなのコメント

5件
  • ゴルフより多いのは驚き
  • 12年で600万台って驚異的だね
    格上だが同グループでエンジン縦置きのアウディQ5含めると800万台超えてくるじゃん
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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