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【クシタニが四半世紀ぶりにオフロードプロダクトに再参入】研究&開発のため御嶽山に専用テストコースも用意!

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【クシタニが四半世紀ぶりにオフロードプロダクトに再参入】研究&開発のため御嶽山に専用テストコースも用意!

オフロードコース、開発ラボ、クシタニカフェ、ウィンターモータースポーツウエアも開拓!

リヤブレーキの機能は減速と停止だけ、 と思っているライダーは損してる︎ – ライテクをマナボウ ♯10

クシタニがバイクウエアの総合ブランドになるべく、25年ぶりに本格オフロードプロダクツの開発をスタート。そのために、まずは長野県と岐阜県にまたがる御嶽山に専用のテストコースである『ONTAKE EXPLORER PARK(オンタケ・エクスプローラー・パーク)』を展開。ここは、2023年春には一般のライダーも楽しめる施設としてオープンする予定になっている。

●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:クシタニ ●外部リンク:クシタニ

クシタニが25年ぶりにオフロード&アドベンチャーの本格ウエアの開発に着手

以前、ホールショットというブランド名でオフロードウエアを展開していたクシタニが、25年ぶりにオフロードウエアの開発をスタート。その開発のために、オフロードパークを長野県の御嶽に整備した。

このプロジェクトは、クシタニがつくるプロダクトの確かな品質が認められ、クシタニ製のバイクウエアが2021年の冬、御嶽スキー場のスタッフウエアに採用されたことがきっかけだった。

御嶽山の南斜面に設計された御嶽スキー場の標高最高部は2240m。標高の高さゆえの絶景や雪質の良さも有名だが、過酷な冬の環境を過ごすスタッフにはより高機能なウエアが求められた。防風防寒性だけでなく、運動性やジャケット内の蒸れを軽減させる透湿性などあらゆる機能が考慮されたウエアが必要だったのだ。

暖かくて、快適で、動きやすい。バイクで培ってきたクシタニが大切にしている「アクティブ・セーフティー」の一環を具現化したウエアは御嶽スキー場のスタッフにも好評で、バイクシーンだけでなく、過酷な環境下にも十分に活用できることがわかったのだ。

―― スキー場を利用した広大な敷地に『ONTAKE EXPLORER PARK』は展開される。

雪のない季節、御嶽スキー場は『ONTAKE EXPLORER PARK』に変身

そんな御嶽スキー場とのコラボは雪のないシーズンにも発展。スキー場はシーズン後、『ONTAKE EXPLORER PARK』として整備。すでにオフロードプロダクツのテストはスタートしている。

『ONTAKE EXPLORER PARK』には様々なコースが用意される。今、世界的にブームであるアドベンチャーな世界観とダートは切っても切れない関係。しかし、その世界に二の足を踏んでいるビッグアドベンチャーユーザーは多い。そんな「本当はオフを走ってみたい」ユーザーにもこのコースは最適。

『ONTAKE EXPLORER PARK』ならアドベンチャーな休日を気軽に味わうことができる。

コースは初級、中級、上級があり、ビッグアドベンチャーは初級&中級まで。小排気量のオフロードバイクやモトクロッサー、エンデュランサーは上級者コースに挑むのもあり。

もちろん派手なアクションやスピードなんて関係なく楽しめるのがこのパークの魅力。マイペースで自分の技量と相談しながらステップアップしていけばいいのだ。

愛車の知らない一面を見ると、このアドベンチャーな世界にさらにハマるはず。タイヤが土を蹴る感触、坂を登る力強さ、そんな土の上で見せる愛車の挙動に少しずつ慣れていけばいいのである。

バイクの上にスタンディングして走る意味、さまざまなセクションでロードにはないバランスをとりながら先進の電子制御を味わうのもいいだろう。

また、ロードにはない魅力のひとつは四季や天候でコースの感触がガラリと変わるところ。だから何度来ても新しい発見があるはず。日本の四季(冬はクシタニのウエアを着てスキーやスノーボードで……)の匂いを感じながら見る風景は、バイクのまた違った世界観を教えてくれる。

クシタニがつくる、本格オフロードプロダクツ、そして2023年春の『ONTAKE EXPLORER PARK』のオープンを楽しみに待ちたい。

―― クシタニはオフロード&アドベンチャーバイクの様々なライフスタイルを提案していく。 [写真タップで拡大]

―― 『ONTAKE EXPLORER PARK』にはクシタニカフェも併設。 [写真タップで拡大]

―― ■施設名称 :ONTAKE EXPLORER PARK
■オープン日時 :2023春 一般受入予定
■営業時間 :未定
■連絡先 :ontake@explorer.co.jp [写真タップで拡大]

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みんなのコメント

4件
  • マジっすか?クシタニさん!
    ウチから片道1時間かかんないから、毎週でも通います!
    また『ホールショット』ブランド復活か!
  • 歓迎だが大丈夫かクシタニ?
    その肝心のオフロードバイクが絶滅しかけてるのだが?
    もうセローすら無いんだぜ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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