現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > カローラを見なさいよ日産!! あっさり捨てた[ブルーバードブランド]!! ホントによかったのか!?

ここから本文です

カローラを見なさいよ日産!! あっさり捨てた[ブルーバードブランド]!! ホントによかったのか!?

掲載 27
カローラを見なさいよ日産!! あっさり捨てた[ブルーバードブランド]!! ホントによかったのか!?

 紆余曲折あったもののカローラの変幻自在っぷりはお見事で、その歴史も超絶長い。いわばブランドといっても過言ではない。一方で日産勢のブルーバードも長年愛され続けていたものの、今や終売に。日産のリバイバルプランで多くの名車が消えていったが、カローラの今を見る限りブルーバードの判断は正しかったのか!? 日産ファンの皆さんどうですか!?!?!?

文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部

カローラを見なさいよ日産!! あっさり捨てた[ブルーバードブランド]!! ホントによかったのか!?

■イメージ刷新はいいけどさ……思い切りよすぎないか日産

セドリック・グロリアなどとともに姿を消したブルーバード

 クルマに与えられた車名は、その車両を識別するものというだけでなく、歴史やイメージといったものも背負っており、車名が持つ意味は非常に重要なものとなっている。

 そのため各メーカーとも歴史が長く固定ファンの多い車名は大切に扱うことが多いのだが、日産は1999年10月に発表された日産リバイバルプランの影響で、日本市場で長い歴史を誇っていたサニーやセドリック/グロリアといった名前が失われてしまった。

 そしてそのときはなんとか踏みとどまったブルーバードも、2000年にブルーバードシルフィとサブネームが付き、2012年に登場した3代目モデル時にはあっさりブルーバードの名前を捨て、単にシルフィとなってしまったのだ。

■カローラのイメージ激変戦略が見事すぎ!! 再びスターだよ今や

いまやホットハッチモデルGRカローラまでラインアップしているのだからブルーバードもいればなぁ……

 ブルーバードのライバルとしてはトヨタのコロナが挙げられる。ただコロナはプレミオへと改名した後に2021年に終売となってしまっているが、その後を継いだのがCセグメントクラスにクラスアップしたカローラだ。

 カローラは言うまでもなくトヨタを代表する車種のひとつであり、日本のみならず海外でも高い知名度を誇るモデル。ただ日本国内ではヴィッツなどのコンパクトカーの台頭や、セダンやステーションワゴンの人気が低下したことで、営業車や年輩ユーザー御用達というイメージとなってしまった時期もあった。

 しかしトヨタはカローラの名前を捨てることなく、2018年に登場した現行型はアグレッシブなデザインをまとった若々しいモデルとなり、ハッチバックモデルのスポーツやステーションワゴンのツーリングなどは比較的若いユーザーにも受け入れられるまでに人気を回復している。

 またカローラシリーズとしては初のクロスオーバーSUVとなるカローラクロスや、ハイパフォーマンスモデルのGRカローラなど、時代に即したモデルを追加するなどたゆまぬ努力でそのブランド力を維持しているのだ。

■スポーティ仕様もあったのに最終的に超絶保守的に…しかも廃盤に

SSSなどスポーティ仕様もあったものの最終的に超保守的になってしまったブルーバード

 一方のブルーバードは、過去には今でも旧車として大人気の510型の2ドアクーペや、サメブル時代の2ドアハードトップ、ステーションワゴンとボディバリエーションも豊富であった。

 前輪駆動ベースとなった8代目モデルではアテーサを搭載し、高出力なターボエンジンと組み合わせたラリーベース車のSSS-Rをラインナップするなど、こちらもスポーティな印象のあるモデルとなっていた。

 しかしブルーバードは代を重ねるごとにスポーティなイメージは薄れ、ブルーバードシルフィ時代にはすっかりオジサンセダンというポジションになってしまい、セダン不人気の時代の流れとともに消滅する運命となってしまったのだ。

 そう考えるとブルーバードの名前が消滅するのも止む無しといったところで、日産は伝統ある名前を残す努力をもう少ししてもらいたかったというのがファンのホンネではないだろうか。

【画像ギャラリー】U12ブルやばいな!! しかもホイールブラックやん!! 懐かしのブルーバードSSS歴代モデルを写真でどうぞ(7枚)

投稿 カローラを見なさいよ日産!! あっさり捨てた[ブルーバードブランド]!! ホントによかったのか!? は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
くるまのニュース
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
バイクのニュース
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
レスポンス
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
日刊自動車新聞
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
VAGUE
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
Webモーターマガジン
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
【10月の新車販売分析】受注停止車種が多くともトヨタ1強にかわりなし! 軽乗用車はホンダとダイハツの2位争いが熾烈に!!
WEB CARTOP

みんなのコメント

27件
  • ********
    トヨタはコロナをマークⅡともども捨てたじゃんじゃん
  • naz********
    ブルーバードの同カテゴリはコロナ/カリーナだから、つまりトヨタも同様に抹消している。
    カローラを引き合いに出すのならサニーだが・・
    ファミリーカーの変遷によるセダン需要の低下だから。下から順に消えていくのが自明の理。
    33年連続1位はダテじゃない、てとこかな。
    日産がどうこうではないよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

163.1262.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.0510.0万円

中古車を検索
ブルーバードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

163.1262.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

59.0510.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村