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なぜ日産の新型「最速マシン」は買えない? 新規客は唖然…!? 「2年もNISMO待ってたのに」声も! 新「フェアレディZ」はいつ買えるのか

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なぜ日産の新型「最速マシン」は買えない? 新規客は唖然…!? 「2年もNISMO待ってたのに」声も! 新「フェアレディZ」はいつ買えるのか

■新「フェアレディZ」&「フェアレディZ NISMO」発表! でも簡単には買えないクルマ?

 日産の高性能スポーツカー「フェアレディZ」に待望のハイパフォーマンス仕様である「NISMO」が登場しました。
 
 しかし、現時点では簡単には手に入らないようです。
 
 新型「フェアレディZ NISMO」を購入するにはどのような条件が必要なのでしょうか。

【画像】これが新型「フェアレディZ NISMO」だ! めちゃ格好いい! 写真を見る!(50枚以上)

 スポーツカー好きな人なら世代を問わず、知らない人がいないぐらいの認知度が高いクルマがフェアレディZです。

 フェアレディZは、日本を代表するクルマとして今でも活躍していますが、歴史は50年以上前にさかのぼります。

 初代モデルは1969年に登場し、ロングノーズ&ショートデッキのフォルムとライバルよりも価格帯を抑えたことにより、日本のみならず世界的なヒットを誇るクルマとなります。

 そして、現行モデルである7代目は2022年8月に世界初公開。フェアレディZらしいシルエットはそのまま現代風にアレンジされたデザインになりました。

 パワートレインは新開発3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。

 最高出力298kW(405PS)、最大トルク475N・m(48.4kgf・m)と出力を大幅に向上させながら、シャープでスムーズなレスポンスを実現しました。

 今回、日本市場において標準仕様の一部改良とハイパフォーマンス仕様である「NISMO」が追加設定されることが発表されました。

 一部改良では、全グレードに「Amazon Alexa」を標準搭載する他、初代フェアレディZ(S30型)のスポーツ仕様「フェアレディZ 432」のボディカラーとして設定していた「グランプリオレンジ」を想起させる「432オレンジ」を新たに設定。

 さらに、「Version T/ST」グレードにブルーの特別内装色を追加設定しています。

 そして注目されるのが待望の「NISMO」が追加されることです。

 見た目は、フロントグリル、前後バンパー、フェンダーモール、サイドシルプロテクター、リアスポイラー、そしてリアLEDフォグランプをNISMO専用パーツとして開発。

 これにより低重心かつ長く伸びやかなスピード感を演出するとともにダウンフォースを強化し空力性能を向上させています。

 内装は、スポーツ走行を盛り上げるカラーと素材を組み合わせた他、NISMO専用チューニングのRECARO製スポーツシートは、ブラックのパーフォレーション付きアルカンターラとレザー素材を組み合わせています。

 パワートレインでは、標準車の最大出力298kW(405PS)から309kW(420PS)に、最大トルクは475N・m(48.4kgf・m) から520N・m(53.0kgf・m)に向上させることで、よりパワフルな加速を実現しました。

 トランスミッションは変速レスポンスと耐久性を向上させることで、俊敏なシフトチェンジを可能としています。

 さらにステアリングとボディのねじり剛性を高めるとともに、シャシに施されたチューニングや新設定の「トラクションモード」、そしてNISMO専用ブレーキシステムを採用することで、狙い通りのラインをトレースできる正確なステアリング操作や本格的なスポーツ走行を実現します。

※ ※ ※

 現在、フェアレディZ自体は納期長期化に伴い一時受注を停止。今後について日産は「納期長期化の解消目途が立ち次第、新規のご注文受付を検討してまいります」と説明しています。

 そんななか、今回発表された新型フェアレディZ NISMOを購入することは可能なのでしょうか。

■欲しい人多し! 新型「フェアレディZ NISMO」は買えるの?

 新型フェアレディZ NISMOについて日産では次のようにアナウンスしています。

「フェアレディZ NISMOは当面の間、フェアレディZをご注文され、長期間お待ちいただいているお客さまの中で、NISMOへの振替をご希望される方のみへの販売とさせていただきます。

(生産台数に限りがあるため振替希望者が多数となった場合は抽選とさせていただきます。)

 納期長期化の解消目途が立ち次第、新規のご注文受付を検討してまいります」

 では、実際の販売現場ではどのような状況なのでしょうか。日産の販売店担当者は次のように話します。

「フェアレディZ NISMOはフェアレディZを注文して、出荷待ちという人に向けた販売であるといった印象です。

 現状のバックオーダーから考えても、フェアレディZ NISMO自体が長納期化する可能性もあるため、新規のお客様がオーダーをできるようになるのはしばらく先になると思います」

 現在、どの自動車メーカーでも人気車に関しては従来よりも長い納期となっており「数年待つ」ということも少なくないようです。

 そのため、メーカーや販売会社(販売店)でも独自の条件を設けて購入の制限をしているところが多く見受けられるようになりました。

 現在、フェアレディZ NISMOのオーダーは、標準仕様の納車待ちのお客様を優先しているようです。

 ただし、販売店単位で割り当て数が決まっているので、希望者全員には応えられないのが現状です。

 SNSでは「NISMO格好いい!」、「NISMOなのにMT無いの?」、「アメリカにはMTあるのに…日本にはないのか」という声。

 さらには「NISMO買えないのか」、「2年もNISMOを待ってたのに」、「標準車ですら超納期なので、NISMOはいつになるのか」などの現状の販売状況に関する声などが見られました。

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