■走行性能の各種改良に「8速AT」新搭載も
TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)が米国で2024年8月2日(現地時間)、「GRカローラ」の新たな改良モデルを世界初公開。さっそくネット上では様々な反響が集まっています。
いったいどのようなクルマで、どのような声が上がっているのでしょうか。
【画像】超カッコイイ!? これが「新型GRカローラ」の全貌です
トヨタ「カローラ」といえば、初代モデルが1966年に登場。世界中で今も人気のロングセラー車で、現行モデルは2018年に登場した12代目です。
この12代目カローラとともに登場した派生モデルが、5ドアハッチバックの「カローラスポーツ」です。コンパクトながらスポーティなスタイルが特徴となっています。
さて、今回改良が発表された「GRカローラ」は、この「カローラスポーツ」をベースにしたハイパフォーマンススポーツカーです。現行の初代モデルは2022年3月に発表されました。
エクステリアはカローラスポーツを基本にしつつも、フロント・リアフェンダーを30mm拡幅するとともに、アグレッシブな大開口部のフロントロアグリルやサイドフェンダーダクト、ディフューザー形状のリアバンパーロアを採用するなど、戦闘力の高さを主張する存在感のある仕上がりです。
2023年8月にも改良が実施され、シャシーの締結ボルトの変更やフロントバンパーダクトの形状変更、新色の追加などが実施されていました。
今回の改良では、前後ショックアブソーバーの構造変更やトレーリングアームの取付点上昇、リアのスプリング・スタビライザーのばね特性見直しなどが図られました。
空力性能ではバンパー形状を変更し、性能の向上が図られています。具体的には、フロントコーナーでは乱気流を発生させ、サイドでは空気の流れを乱さないようなデザインになっています。
また操縦性や安定性を高めるため、ABSやステアリングなどシャシー締結部の変更、クラッチの操作性も改良されています。
さらに冷却性能にも変化が。新登場のGR-DAT搭載車には、水冷式ATFウォーマー&クーラーと空冷式ATFクーラーを標準装備。さらに、スポーツ走行に重要となるエンジン冷却を強化するため、サブラジエーターも設定されています。
このほか、冷却用空気の排出ダクト構造やフロントブレーキに走行風を導くブレーキダクトも採用されています。
ボディサイズは、全長4410mm×全幅1850mm×全高1480mm、ホイールベース2640mm。
パワートレインは1.6リッター3気筒ターボエンジン「G16E-GTS」を搭載し、最大出力304PS、最大トルク400Nmを発揮します。
トランスミッションは6速iMTに加えて、今回GRカローラへ初採用となる8速オートマの「GR-DAT」搭載モデルも展開されます。
駆動方式は引き続き、前後駆動力可変のスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」が採用されています。
価格は未定。現時点で、北米のみの展開となっています。
※ ※ ※
世界を股にかけたレース活動で培われた知見がフル投入された「GRカローラ」の改良モデルに対し、ネット上のコメントでは「欲しいです」「DAT追加か、欲しくなった」「フロントかっこよくなったな」「足回りめちゃめちゃ改良されてて草」「GRカローラええなあ」「GRカローラ8AT乗りたい」「ほしすぎる」「改良点がエゲツない、いっさい手加減してない感が、さすがGR」「金が無限にあったらガチでGRカローラ欲しい」など、期待する声が多数見られます。
あわせて「いつ日本で出てくるかな」「日本展開いつなの?」「早くこっち来て」「国内販売再開はよ」など、北米だけでなく日本でも買えるようにしてほしいという声も見られました。
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