ウイリアムズF1のチーム代表ジェームズ・ボウルズは、カルロス・サインツがアウディやルノーのような業界大手ではなく、ウイリアムズでF1キャリアを続ける決断をしたことを、「信じられないほど誇りに思っている」と語った。
サインツがウイリアムズと将来をともにする選択をしたことは、彼が他に持っていたオプションの魅力を考えると、思い切った決断だと多くの人々が見なしている。ザウバーの株式を買収し2026年にワークスチームとしてF1に参戦する予定のアウディは、早い段階でサインツを獲得する最有力候補と広く考えられていた。そして、アウディがフェラーリの元代表マッティア・ビノットを起用したことで、おそらく契約を締結に持ち込むための決定的な議論が行われるものと考えられていた。
F1分析:サインツがアルピーヌではなくウイリアムズを選択した3つの理由
さらに、アルピーヌもファクトリーの地位を確立し、フラビオ・ブリアトーレがチームに復帰したので、才能あるスペイン人獲得の強力な候補としても注目された。しかし、最終的にボウルズの忍耐と努力が報われ、サインツのチームへのコミットメントを確保した。ボウルズの戦略的なアプローチと競争力のある環境構築への献身によって、サインツはチームへ加入することを納得した。これはチームにとって大きな成功であり、有望な未来への舞台が整えられた。
「彼は、マッティアの加入は彼の決断を変えるものではないと言っていたが、それが何を意味していたのか今は判断できるだろう」と、ボウルズは火曜日にメディアに語った。
「ウイリアムズにとって、世界最高のドライバーであるふたりが先頭集団で戦うことは非常に大きな出来事であり、これから起こることの兆しだと思う」
「その位置にいるために必要な投資を行う準備ができているが、その多くは目で見ることはできない。実質的に見ることができるのは、起用できる最高のドライバーに資金を効果的に投入することによって、我々が何をしているかということだ」
サインツの決断を喜ぶボウルズは、それを非常に大きな成果として称賛した。
「OEMと世界最大級の企業のひとつを打ち負かしたことを、私は非常に誇りに思っている。とにかく、私はそうカルロスに言った。それは私のキャリアのなかで最も誇らしい瞬間のひとつだ。私のキャリアには多くの素晴らしい瞬間があった。そして彼が何よりも我々を選んだことは、非常に大きく重要な決断だ」
ウイリアムズを選んだサインツは、チームがグリッドのトップ集団に戻ることに賭けているが、ボウルズが明らかにしたように、2025年にはそのような状況にならないという。両者は長期的なプロジェクトを前提に団結した。
「率直に言わなければならないが、アルピーヌは今年、ポイントで我々をリードしている。彼らは昨年も同じようにポイント差をつけていた。私はそうしたことすべてを認識している」
「彼は2025年には懸けていない。彼が受け入れているのは、今後2年間で我々が何を提供できるか、そして進むべき方向はどちらかということだ」
「今年、我々は9位に戻っている。それが我々のいるべき場所だと私は考えているだろうか? マシンが重量制限に達していたら無理だが、それは我々の肩にかかっている」
「そのことを考えるのは、テクノロジーを変える我々自身だけだ。しかし私が興奮しているのは、2021年と2022年に我々は10位でいることが多かったということだ。2023年には7位になるべきだと私は考えていただろうか? アルファタウリが終盤にとても速かったので、我々はラッキーだったと思う」
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みんなのコメント
マクラーレンのように勝てるようになるには
数年もしくは十数年かかるけど
26年のレギュレーション変更に期待してるのかな?