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SUBARU 北米フォレスターが日本車で唯一の前面衝突予防性能試験で最高評価「Good」を獲得

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SUBARU 北米フォレスターが日本車で唯一の前面衝突予防性能試験で最高評価「Good」を獲得

SUBARUは2024年5月27日、アメリカのIIHS(道路安全保険協会)が実施した最新の前面衝突予防性能試験で、運転支援システム・アイサイトを搭載した「フォレスター」(米国仕様車・2024年モデル)が、対象となった10車種の小型SUVで唯一、最高評価の「Good」を獲得したと発表した。

今回の衝突予防性能試験は小型SUVクラスとして、ホンダ CR-V、トヨタ RAV4、フォード エスケープ、ヒョンデ タクスン、ジープ コンパス、シボレー エキノックス、マツダ CX-5、三菱 アウトランダー、フォルクスワーゲン タオスの試験が行なわれ、この10車種の小型SUVで唯一、最高評価の「Good」を獲得した。

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アメリカにおける自動車の衝突試験など安全性評価試験は、NHTSA(運輸省道路交通安全局)と保険業界が実施するIIHS(道路安全保険協会)の2種類があるが、IIHSの方がより厳格でリアルワールドに近い試験を実施している。

そしてIIHSは、自動車の安全性向上に向けた継続的な取り組みの一環として、より高速で発生する衝突事故や、2輪車や大型トラックとの衝突事故に対応するため、要件をさらに厳格化した対車両前面衝突予防性能試験を導入した。

新しい試験では、対車両に乗用車に加え、自動2輪車と大型トラックを追加したのだ。さらに試験車両の速度は、従来の20km/hと40km/hから、より速い速度の50km/h、60km/h、70km/hへ変更した。

試験では、前方衝突警告システムと衝突被害軽減ブレーキ(AEB)システムの2つを評価し、前方衝突警告システムでは衝突予測時点の2.1秒よりも前に警告した場合に加点。衝突被害軽減ブレーキでは大幅な速度低減をした場合に加点される。なお、対車両がトラックの評価試験においては、前方衝突警告システムのみを評価する。

アイサイトを搭載したフォレスターは、今回の前面衝突予防性能試験で対車両が乗用車の場合、すべての速度で衝突を回避。対車両が自動2輪車の場合は50km/hと60km/hで衝突を回避し、70km/hではターゲットに衝突する前に平均21.24km/hまで減速した。さらに、前方衝突警告システムについても、すべての試験において加点基準を満たしたことで最高評価「Good」を獲得した。

つまり衝突予防性能に関してアイサイトが傑出しているということを実証したということができる。

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