現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > フェルスタッペン、トラブルで赤旗の原因となるも復活しトップタイム! 角田裕毅は9番手|F1オーストリアGPフリー走行1回目

ここから本文です

フェルスタッペン、トラブルで赤旗の原因となるも復活しトップタイム! 角田裕毅は9番手|F1オーストリアGPフリー走行1回目

掲載
フェルスタッペン、トラブルで赤旗の原因となるも復活しトップタイム! 角田裕毅は9番手|F1オーストリアGPフリー走行1回目

 F1オーストリアGPのフリー走行1回目が行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、マシントラブルで赤旗の原因となるシーンがあったものの、最終的にはトップタイムを記録した。RBの角田裕毅は、9番手でFP1を終えた。

 オーストリアGPの舞台はレッドブルリンク。レッドブルのお膝元である。現地時間の12時30分からフリー走行1回目がスタートした。このオーストリアGPは、スプリントレースが行なわれるフォーマットであるため、このフリー走行1回目は、週末唯一のフリー走行の機会である。気温は22度、路面温度は34度というコンディションだった。

■スペインGPで大失速のRB、オーストリアGPのFP1で2台のマシンで比較テスト実施へ。角田裕毅「明確な説明が得られればいいんですが……」

 前戦スペインGPでアップデートを投入しながら大失速したRBは、角田とダニエル・リカルドに異なるパッケージのマシンをドライブさせ、新パーツの比較を行なった。

 セッション序盤は各チームとも硬めのタイヤを投入。ハードタイヤやミディアムタイヤを履いた。アストンマーティン勢はいつもの通り、ハードとミディアムそれぞれ1セットずつを1周だけ走らせて皮剥き。決勝やF1スプリントに向けた準備を整えた。

 セッション序盤に速さを見せたのは、ハードタイヤを履いたメルセデス勢。ルイス・ハミルトンが首位、ジョージ・ラッセルが2番手でセッション折り返しを迎えた。これに続いたのはレッドブル勢だったが、彼らはミディアムタイヤを履いていた。

 セッション折り返しを迎えた直後、フェルスタッペンのマシンにトラブル発生。「エンジンの問題だ」と訴え、ホームストレートにマシンを止めた。これでセッションは赤旗中断となり、フェルスタッペンのマシンはピットに押し戻された。

 中断は僅かな時間に留まり再開。すると他車と同じタイミングで、フェルスタッペンもコースに出てきた。レッドブル側はこのトラブルについて「修復可能な小さな問題」が原因だったとしており、フェルスタッペンもその後何事もなかったかのように走行を重ねることができた。

 残り時間10分を切った頃から、2セット目のタイヤを投入するマシンが出始めた。そんな中、ソフトタイヤを履いたキック・ザウバーのふたりが7番手周冠宇、8番手バルテリ・ボッタスと上位に顔を出した。また、同じくソフトタイヤを履いたRBの角田も3番手に浮上した。

 セッション最終盤には上位勢もソフトタイヤを装着。フェラーリのシャルル・ルクレールが1分6秒055を記録してトップタイムを塗り替えると、フェルスタッペンがさらに速い1分5秒685を記録して首位に立った。

 フェルスタッペンとフェラーリ勢の間にはマクラーレンのオスカー・ピアストリが入り、それに負けじとチームメイトのランド・ノリスもアタック。ノリスはセクター1を全体ベストで通過したが、ターン4でコースオフ。1周をまとめ上げることができなかった。

 結局フェルスタッペンが首位でセッション終了。2番手ピアストリ、3番手ルクレールという順位となった。

 セッション序盤に上位に立っていたメルセデス勢は、ラッセルがソフトタイヤでのアタックを失敗し8番手で終了。またハミルトンはソフトタイヤを履かずにこのセッションを終えたが、それでもハードタイヤのタイムで5番手だった。

 中団グループのマシンでは、アルピーヌのエステバン・オコンが6番手で最速。RBの角田は結局9番手、チームメイトのリカルドは16番手でFP1を終えた。

こんな記事も読まれています

ルクレール、SQ3コースイン直前に悪夢のようなエンジン停止。アタックラップ間に合わず痛恨10番手「チームにはガレージで話すと言われている」
ルクレール、SQ3コースイン直前に悪夢のようなエンジン停止。アタックラップ間に合わず痛恨10番手「チームにはガレージで話すと言われている」
motorsport.com 日本版
角田裕毅、F1オーストリアGPは14位。リカルドと分けた戦略がうまくいかず……「でも、チームとして理解が深まった」
角田裕毅、F1オーストリアGPは14位。リカルドと分けた戦略がうまくいかず……「でも、チームとして理解が深まった」
motorsport.com 日本版
【F1分析】角田裕毅の”第1スティント引っ張る作戦”は失敗だった? タイヤ交換のタイミング遅らせたメリットを活かせず
【F1分析】角田裕毅の”第1スティント引っ張る作戦”は失敗だった? タイヤ交換のタイミング遅らせたメリットを活かせず
motorsport.com 日本版
レッドブル、FP1でのトラブル原因は油圧センサーだと説明「今回は走り出し直後からクルマが良かった」
レッドブル、FP1でのトラブル原因は油圧センサーだと説明「今回は走り出し直後からクルマが良かった」
motorsport.com 日本版
ハウガーがデュルクセンを0.008秒下して最速! フィーチャーレースのPP獲得。宮田莉朋大苦戦で21番手|FIA F2シュピールベルグ予選
ハウガーがデュルクセンを0.008秒下して最速! フィーチャーレースのPP獲得。宮田莉朋大苦戦で21番手|FIA F2シュピールベルグ予選
motorsport.com 日本版
衝撃の結末! フェルスタッペンとノリス、頂上決戦の末に接触で共倒れ。ラッセルが優勝さらう|F1オーストリアGP決勝
衝撃の結末! フェルスタッペンとノリス、頂上決戦の末に接触で共倒れ。ラッセルが優勝さらう|F1オーストリアGP決勝
motorsport.com 日本版
フェルスタッペン、勝てたはずの1戦逃し「ひどい1日だった」レッドブルの戦略や作業ミスに苦言|F1オーストリアGP
フェルスタッペン、勝てたはずの1戦逃し「ひどい1日だった」レッドブルの戦略や作業ミスに苦言|F1オーストリアGP
motorsport.com 日本版
ペレス、チームメイトPPの陰でタイム伸びず8番手止まり「もう新品タイヤが残っていなかった」
ペレス、チームメイトPPの陰でタイム伸びず8番手止まり「もう新品タイヤが残っていなかった」
motorsport.com 日本版
F1オーストリアGPスプリント予選速報|フェルスタッペンがSQ1~3全てでトップタイムの完全制圧。角田裕毅SQ2敗退14番手
F1オーストリアGPスプリント予選速報|フェルスタッペンがSQ1~3全てでトップタイムの完全制圧。角田裕毅SQ2敗退14番手
motorsport.com 日本版
”接触エンド”は回避できたかも? レッドブルF1、ノリスへのペナルティ付与の可能性をフェルスタッペンに伝えず「我々にも落ち度がある」
”接触エンド”は回避できたかも? レッドブルF1、ノリスへのペナルティ付与の可能性をフェルスタッペンに伝えず「我々にも落ち度がある」
motorsport.com 日本版
トラブル多発の荒れた展開の中、ガブリエル・ボルトレトがF2初優勝。宮田莉朋は完走ならず|FIA F2シュピールベルグ フィーチャーレース
トラブル多発の荒れた展開の中、ガブリエル・ボルトレトがF2初優勝。宮田莉朋は完走ならず|FIA F2シュピールベルグ フィーチャーレース
motorsport.com 日本版
角田裕毅、スプリント予選では痛恨の大スピン。SQ2敗退にも影響「これは僕の責任。受け止めて前に進む」
角田裕毅、スプリント予選では痛恨の大スピン。SQ2敗退にも影響「これは僕の責任。受け止めて前に進む」
motorsport.com 日本版
リカルド、僅差で角田裕毅に敗れSQ1敗退「あとちょっとだったから悔しい」RBのマシン仕様変更にはまずまずの評価
リカルド、僅差で角田裕毅に敗れSQ1敗退「あとちょっとだったから悔しい」RBのマシン仕様変更にはまずまずの評価
motorsport.com 日本版
レッドブルF1重鎮、フェルスタッペンとノリスのトップ2激突は「完全に不必要」チーム自ら招いたピンチとも示唆
レッドブルF1重鎮、フェルスタッペンとノリスのトップ2激突は「完全に不必要」チーム自ら招いたピンチとも示唆
motorsport.com 日本版
全車がほぼ1列の大接戦を、アルピーヌ育成ツォロフが制す。スプリントレース2勝目|FIA F3シュピールベルグ スプリントレース
全車がほぼ1列の大接戦を、アルピーヌ育成ツォロフが制す。スプリントレース2勝目|FIA F3シュピールベルグ スプリントレース
motorsport.com 日本版
フェルスタッペンまさに完勝。マクラーレン勢のプレッシャーも交わして最後は独走優勝。角田裕毅は13位|F1オーストリアGPスプリント
フェルスタッペンまさに完勝。マクラーレン勢のプレッシャーも交わして最後は独走優勝。角田裕毅は13位|F1オーストリアGPスプリント
motorsport.com 日本版
これが現実か……予選でライバルにコンマ4秒の大差つけたフェルスタッペンにライバル衝撃「高速コーナーの速さは正気の沙汰ではない」
これが現実か……予選でライバルにコンマ4秒の大差つけたフェルスタッペンにライバル衝撃「高速コーナーの速さは正気の沙汰ではない」
motorsport.com 日本版
トップ10進出のペースはあったのに……角田裕毅、予選14番手に納得いかず「かなり残念」|F1オーストリアGP
トップ10進出のペースはあったのに……角田裕毅、予選14番手に納得いかず「かなり残念」|F1オーストリアGP
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村