現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 何を基準に選べば良い? バイクの積載性を大幅アップするボックス

ここから本文です

何を基準に選べば良い? バイクの積載性を大幅アップするボックス

掲載 8
何を基準に選べば良い? バイクの積載性を大幅アップするボックス

サイズに規制などはある?

 バイクは荷物をあまり積むことができないため、荷物を積載するにはタンクバックやキャリアにくくりつけるしかありませんでした。

【画像】バイクの積載力を一気に上げるボックスを画像で見る(10枚)

 しかし、最近ではボックスが人気となっており、デザインや形もさまざまなタイプがリリースされていて、スポーツモデルにもマッチしたものもラインナップされています。

 とはいえ、実際に選ぶとなると迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、あれこれ選んで試した経験から注意点をまとめてみました。

 ボックスと言っても様々あり、バイクのリヤキャリアに装着するトップボックスと呼ばれるボックスが人気です。

 トップボックスというのは、アドベンチャー系などでよく見かけるパニアケースも仲間のひとつ。これらによって積載性が大きく向上しただけでなく、雨に当たると荷物が濡れるという心配もなくなりました。

 サイズや形はさまざまなうえ後付けとなる為に、法律的な規制が気になりますが、ケースは積載装置になるので溶接して固定しなければ、基本的に問題はありません。

 ちなみに荷物がむき出しになっていたり、キャンバス地のサイドバッグは積載装置ではなく積載物なので、横は左右15cmずつまでなどの規制があり、はみ出している場合は違反になります。

愛車にとって適正なサイズとは?

 トップボックスに絞って考えてみても、購入したことがないとどれくらいの大きさが最適なのかが分からないという人も多いでしょう。大は小を兼ねるので、大きなものを買えば実用性に関して問題は無くても、装着時の見た目が悪くなってしまいます。

 ブランド品だと価格も高くなるので、闇雲に大きいものを選ぶのは考えもの。ただ、大きめのほうがいろいろと荷物が入っていいのですが、大きめを買ったけど届いたら意外に小さかったというのもありがちです。

 そのような失敗をしないためにも、実店舗で購入する方が失敗は回避できると思います。

 サンプルとして、ネットなどで付けている人の写真を見て、車体に対してどれぐらいのボリュームになるかを確認してみるのも良いでしょう。

 丸みを帯びたカプセル型が以前からの定番でしたが、最近は四角い箱型も増えてきました。実用バイクやアウトドアユースには箱型がマッチしますが、迷うところでもあります。

 まず考えたいのは、何を入れたいか。箱型のサイズはだいたい同じですが、カプセル型では上下の寸法などが大きく違ったりするため、ヘルメットを入れる際などは上下の寸法によっては入らないこともあるので注意してください。

 ヘルメットが入ったとしてもカプセル型は丸いので、隙間があまりなければ、他の荷物を積むことができません。

 その点でボックス型のほうが上下のサイズにも余裕があって、ヘルメット以外の荷物を入れることも可能です。

取り付けるときの注意点

 トップボックスの取り付け方法は形にかかわらず同じで、ベースとなる台座を固定したら、そこにボックス自体を乗せて固定するだけ。

 台座とボックスの取り付けが別々なのは、ふたり乗りをする際などにスムーズに取り外せるようする利便性が大きな理由です。

 そもそもスポーツバイクなどではキャリアが付いていないので、別途購入して装着しなくてはならない点は要注意。車種によってはラインナップされていないので、そうなるとトップケース自体を装着することはできません。

 取り付け用のネジや締め付け工具も一緒に入っているので、装着は簡単にできますが、位置がズレやすいのには注意しましょう。

 どんなサイズのキャリアにも付くよう、位置をずらせるように作られているため、左右前後どちらかに寄って固定してしまうことがよくあります。

 すべてのネジを締付けてから気づくとやり直すのはけっこう面倒なので、仮止めをして確認した上で、本締めするといいでしょう。離れて見たほうがバランスを確認しやすくなります。

 使い始めて地味に差が出てくるのが、フタの止め方の違い。キーを使わないと留め具を閉めることができないタイプと、キーがなくても留め具は固定できて、必要なときだけキーでカギを閉める2タイプが主流です。

 セキュリティに関係するポイントでもあるので、常にキーを使うタイプはちょっとしたものを取り出す際もキーを出さなくてはならず、エンジンがかかっている時に気がつくとエンジンを止めてキーを抜かなければならないなど、けっこうな手間がかかります。

 またフタ自体の固定はフックを下の部分に引っ掛けた上で、ボタンを押してはめ込むタイプがほとんどですが、製品によっては気を付けて閉めないと、確実に固定されないものもあって、日々使っていると意外に面倒に感じる場合もあるでしょう。

 購入する際に試す事ができる場合は、試してから決定する事をお勧めします。

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

キジマから「K3 ウォータープロテクトシートバッグ WP01」が発売!
キジマから「K3 ウォータープロテクトシートバッグ WP01」が発売!
バイクブロス
携帯した方がいいアイテムはある? 事故やバッテリー上などツーリング中のトラブルに役立つアイテムとは
携帯した方がいいアイテムはある? 事故やバッテリー上などツーリング中のトラブルに役立つアイテムとは
バイクのニュース
ホンダ「スーパーカブC100」マフラーから吹き出す白煙の原因も様々 同い年のバイク=スーパーカブと生きるバイクライフ VOL.19
ホンダ「スーパーカブC100」マフラーから吹き出す白煙の原因も様々 同い年のバイク=スーパーカブと生きるバイクライフ VOL.19
バイクのニュース
涼しい季節がやってきた! 2024年10月の原付二種の納車状況
涼しい季節がやってきた! 2024年10月の原付二種の納車状況
バイクのニュース
かゆいところに手がっ!? ウエアの不満を解消したギアという発想 ヒョウドウ『イヴォーク』とは
かゆいところに手がっ!? ウエアの不満を解消したギアという発想 ヒョウドウ『イヴォーク』とは
バイクのニュース
軽トラサンバーはモンキーカスタムのイメージ!? トランポもリフレッシュしよう!!  Vol.20
軽トラサンバーはモンキーカスタムのイメージ!? トランポもリフレッシュしよう!! Vol.20
バイクのニュース
コーヒーミルから感じた工業製品の精度 じつはバイクに使われている技術はとんでもないものなのでは!? バイク乗りのコーヒー屋デイドリップ通信VOL.10
コーヒーミルから感じた工業製品の精度 じつはバイクに使われている技術はとんでもないものなのでは!? バイク乗りのコーヒー屋デイドリップ通信VOL.10
バイクのニュース
兄弟車に違いはあるのか!?  KTM『250 DUKE』とハスクバーナ『スヴァルトピレン250』を比べてみた!~小野木里奈の○○○○○日和~
兄弟車に違いはあるのか!? KTM『250 DUKE』とハスクバーナ『スヴァルトピレン250』を比べてみた!~小野木里奈の○○○○○日和~
バイクのニュース
試乗後、見事トラウマ克服!『KTM 390 DUKE』にマルチで活躍する初心者ライダーの北向珠タが、乗ってみました!
試乗後、見事トラウマ克服!『KTM 390 DUKE』にマルチで活躍する初心者ライダーの北向珠タが、乗ってみました!
バイクのニュース
レーシングスーツ最新事情 ヒョウドウ『アジリティ』はエアバッグ装備前提 培った技術はストリートにもフィードバック
レーシングスーツ最新事情 ヒョウドウ『アジリティ』はエアバッグ装備前提 培った技術はストリートにもフィードバック
バイクのニュース
こんなバイクもある!? 白バイにはどんな車種が使用されているの?
こんなバイクもある!? 白バイにはどんな車種が使用されているの?
バイクのニュース
ブレーキから“キーキー”音がするけれど、大丈夫!?
ブレーキから“キーキー”音がするけれど、大丈夫!?
バイクのニュース
いい対策はある?雨が降るとシールドの水滴で前が見えなくなる際の対処法
いい対策はある?雨が降るとシールドの水滴で前が見えなくなる際の対処法
バイクのニュース
女性ライダー必見! おすすめの原付二種のバイクたち
女性ライダー必見! おすすめの原付二種のバイクたち
バイクのニュース
どっちがお得? 愛車を売る際のETC車載器の扱いとは
どっちがお得? 愛車を売る際のETC車載器の扱いとは
バイクのニュース
一体いつまで供給してくれる? バイクに長く乗るには必要不可欠な純正部品
一体いつまで供給してくれる? バイクに長く乗るには必要不可欠な純正部品
バイクのニュース
シャリイ/チャピィ/ランディーって意外といいかも!? カンタン操作をアピールした70年代のアンダーボーン系レジャーバイク
シャリイ/チャピィ/ランディーって意外といいかも!? カンタン操作をアピールした70年代のアンダーボーン系レジャーバイク
モーサイ
細部までこだわったミニマリストデザイン! ホンダが欧州市場で「CMX500 Rebel」の2025年モデルを公開
細部までこだわったミニマリストデザイン! ホンダが欧州市場で「CMX500 Rebel」の2025年モデルを公開
バイクのニュース

みんなのコメント

8件
  • bcn********
    キャリアの耐荷重って低くて箱付けたら空気しか積めないってのがほとんど。
    その辺のことも書かなあかんで。
  • cho********
    この製品のほとんどは黒色で、夏場は内部が高熱になるんだよな。
    だから生鮮食品など積めない。
    白色あればそれを選んだ方がいいね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村