サイズに規制などはある?
バイクは荷物をあまり積むことができないため、荷物を積載するにはタンクバックやキャリアにくくりつけるしかありませんでした。
【画像】バイクの積載力を一気に上げるボックスを画像で見る(10枚)
しかし、最近ではボックスが人気となっており、デザインや形もさまざまなタイプがリリースされていて、スポーツモデルにもマッチしたものもラインナップされています。
とはいえ、実際に選ぶとなると迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、あれこれ選んで試した経験から注意点をまとめてみました。
ボックスと言っても様々あり、バイクのリヤキャリアに装着するトップボックスと呼ばれるボックスが人気です。
トップボックスというのは、アドベンチャー系などでよく見かけるパニアケースも仲間のひとつ。これらによって積載性が大きく向上しただけでなく、雨に当たると荷物が濡れるという心配もなくなりました。
サイズや形はさまざまなうえ後付けとなる為に、法律的な規制が気になりますが、ケースは積載装置になるので溶接して固定しなければ、基本的に問題はありません。
ちなみに荷物がむき出しになっていたり、キャンバス地のサイドバッグは積載装置ではなく積載物なので、横は左右15cmずつまでなどの規制があり、はみ出している場合は違反になります。
愛車にとって適正なサイズとは?
トップボックスに絞って考えてみても、購入したことがないとどれくらいの大きさが最適なのかが分からないという人も多いでしょう。大は小を兼ねるので、大きなものを買えば実用性に関して問題は無くても、装着時の見た目が悪くなってしまいます。
ブランド品だと価格も高くなるので、闇雲に大きいものを選ぶのは考えもの。ただ、大きめのほうがいろいろと荷物が入っていいのですが、大きめを買ったけど届いたら意外に小さかったというのもありがちです。
そのような失敗をしないためにも、実店舗で購入する方が失敗は回避できると思います。
サンプルとして、ネットなどで付けている人の写真を見て、車体に対してどれぐらいのボリュームになるかを確認してみるのも良いでしょう。
丸みを帯びたカプセル型が以前からの定番でしたが、最近は四角い箱型も増えてきました。実用バイクやアウトドアユースには箱型がマッチしますが、迷うところでもあります。
まず考えたいのは、何を入れたいか。箱型のサイズはだいたい同じですが、カプセル型では上下の寸法などが大きく違ったりするため、ヘルメットを入れる際などは上下の寸法によっては入らないこともあるので注意してください。
ヘルメットが入ったとしてもカプセル型は丸いので、隙間があまりなければ、他の荷物を積むことができません。
その点でボックス型のほうが上下のサイズにも余裕があって、ヘルメット以外の荷物を入れることも可能です。
取り付けるときの注意点
トップボックスの取り付け方法は形にかかわらず同じで、ベースとなる台座を固定したら、そこにボックス自体を乗せて固定するだけ。
台座とボックスの取り付けが別々なのは、ふたり乗りをする際などにスムーズに取り外せるようする利便性が大きな理由です。
そもそもスポーツバイクなどではキャリアが付いていないので、別途購入して装着しなくてはならない点は要注意。車種によってはラインナップされていないので、そうなるとトップケース自体を装着することはできません。
取り付け用のネジや締め付け工具も一緒に入っているので、装着は簡単にできますが、位置がズレやすいのには注意しましょう。
どんなサイズのキャリアにも付くよう、位置をずらせるように作られているため、左右前後どちらかに寄って固定してしまうことがよくあります。
すべてのネジを締付けてから気づくとやり直すのはけっこう面倒なので、仮止めをして確認した上で、本締めするといいでしょう。離れて見たほうがバランスを確認しやすくなります。
使い始めて地味に差が出てくるのが、フタの止め方の違い。キーを使わないと留め具を閉めることができないタイプと、キーがなくても留め具は固定できて、必要なときだけキーでカギを閉める2タイプが主流です。
セキュリティに関係するポイントでもあるので、常にキーを使うタイプはちょっとしたものを取り出す際もキーを出さなくてはならず、エンジンがかかっている時に気がつくとエンジンを止めてキーを抜かなければならないなど、けっこうな手間がかかります。
またフタ自体の固定はフックを下の部分に引っ掛けた上で、ボタンを押してはめ込むタイプがほとんどですが、製品によっては気を付けて閉めないと、確実に固定されないものもあって、日々使っていると意外に面倒に感じる場合もあるでしょう。
購入する際に試す事ができる場合は、試してから決定する事をお勧めします。
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みんなのコメント
その辺のことも書かなあかんで。
だから生鮮食品など積めない。
白色あればそれを選んだ方がいいね。