トヨタGAZOOレーシングは25日、2017年のWRC参戦に向け開発中の「ヤリス(日本名ヴィッツ)WRC」の公式映像を公開した。
GAZOOレーシングは、9ヶ月にわたりマシン開発を行ってきた。フィンランドに開発拠点を置き、今年5月にシェイクダウン(初テスト走行)を実施。その後もテストを繰り返し、5000kmを走行した。
現時点では、トミ・マキネン、フィンランド出身ラリードライバー、ユホ・ハンニネンとヤルコ・ニカラの3名が交代でハンドルを握っているという。
チーム代表のトミ・マキネンは、次のように述べている。
「テストは予定通りに進んでいる。2台目のテスト車両も加わり、テスト計画はペースアップし、内容も多様化した。あらゆる環境と路面でテストを行い、2017年シーズンに万全の体制で臨みたいと考えている」
GAZOOレーシングWRCチームは、GAZOOレーシングの目指す「もっといいクルマづくり」を体現するチームとして結成された。2017年はチームにとって参戦初年度となる。チーム代表には、1996年から1999年にかけて4年連続でワールドチャンピオンに輝くなど、豊富な経験を持つトミ・マキネンを迎え、新たな挑戦に踏み出す。
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