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【メディアに来て欲しくない?】 海外メディアに冷たい北京モーターショーでも見どころ沢山(2)

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【メディアに来て欲しくない?】 海外メディアに冷たい北京モーターショーでも見どころ沢山(2)

【日本メーカー編 その1】

1.トヨタ

【画像】「2018年以来の北京モーターショー」日本メーカーのクルマを写真で 全38枚

トヨタは今回、2023年の上海モーターショーでお披露目したBEVコンセプトの市販モデルを公開した。

発表されたのはbZシリーズ最新となる「bZ3X」/「bZ3C」の2台で、前者は広州汽車との合弁「広汽トヨタ」が、後者はBYDと第一汽車との合弁「一汽トヨタ」が製造・販売を担当する。

bZ3Xはひと家族がゆったりと安心・安全をもって移動できることを念頭に置いて開発されており、快適に過ごせる車内空間に保守的な内装設計を特徴としている。一方でbZ3Cは流行に敏感な若者をターゲットに、クロスオーバークーペのスタイリングを採用した。

BEVなのでバッテリーを搭載する関係で車体はどうしても厚くなりがちだが、そこでタイヤの外径を大きくすることで比率を調整、スポーティーでスリークなシルエットが実現された。

2.ホンダ

ホンダは中国にて2つの合弁会社「広汽ホンダ」/「東風ホンダ」を展開しており、そのため以前まではそれぞれ独立したブースでモーターショーに参加していた。

だが、ここ1~2年はブースを統合「ひとつのホンダ」として巨大なブースを構える傾向が強くなっている。今年の北京モーターショーでは開催に先駆けて中国向け新BEVサブブランド「ヨウ(火へんに華)」シリーズを発表、最初の3台となる広汽ホンダ「ヨウP7」、東風ホンダ「ヨウS7」、そして4ドアクーペのコンセプト「ヨウGT」を会場でお披露目した。

ヨウP7とヨウS7は発売が間近である空気感を展示車両から感じられたが、一方でヨウGTはまだ荒削りなコンセプトモデルだ。にもかかわらず、ヨウGTはドアを開けた状態で公開、また内装は実際に座り込んで体験できるという異例の展示スタイルが注目を集めた。

【日本メーカー編 その2】

3.マツダ

マツダは満を持して中国市場へ投入したCX-50が振るわず、苦戦を強いられている。

そこで起死回生の一策として投じられたのが長安汽車と共同で開発したEVセダン「EZ-6」だ。EZ-6は長安汽車の電動ブランド「ディーパル(深藍)」が展開するセダン「SL03」をベースとしており、EZ-6自体のシルエットもSL03と同様のクーペ風セダンとなる。

一方で細かなデザイン要素はフロントマスクやサイドのプレスライン、テールライト、格納式スポイラーなどマツダ独自のエッセンスが加えられており、れっきとしたマツダ車であると感じた。

パワートレインの詳細は明かされていないものの、BEVと発電用エンジンを搭載するEREVの2種類が用意されるのは確定だ。EZ-6は欧州市場にも投入される計画で、長安汽車とのパートナーシップのさらなる強化が期待される。

4.日産

中国の乗用車販売台数ランキングにおいて、ほんの2~3年前までは日産シルフィはトップ3の常連となっていた。

だが、同じクラスに属するBYDの電動セダン「秦プラス」がPHEVを約170万円、BEVを約230万円という破格の値段で投入して爆発的ヒットとなり、ここ1~2年はシェアを奪われ続けている。

また、日産自体も中国でのラインナップは電動車が少なく、BEVはアリアと先代シルフィベースの「シルフィEV」、そしてeパワー数車種のみ。今回の北京モーターショーではこの状況を打開すべく、スタイリッシュに配置されたブースにて4つのEVコンセプトを発表した。

そのうち「日産エポック・コンセプト」/「日産エピック・コンセプト」はBEV、そして「日産エラ・コンセプト」「日産エヴォ・コンセプト」はPHEVとなる。

また、日産はこれまで4車種のEVを2026年度までに中国市場へ投入すると発表していたが、これにもう1車種加えることで中国の急速に変化する需要へ対応する姿勢を見せた。

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みんなのコメント

2件
  • whs********
    ?って記事を書いた自体記者が確認が取れてない証拠ではないのか?記事にしたいなら正確に読者に伝えてほしい。
  • 葛葉恭次
    来てほしくないというよりは…

    中国公安「クルマはイイけど建物・施設撮ったら拘束アル♡」
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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