フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1オーストラリアGPの決勝レースで雨が降れば、厳しい戦いを強いられることになるかもしれないと覚悟している。
今季からフェラーリに新加入したハミルトンは、7回もF1ワールドチャンピオンになるなど豊富な経験を持っている。しかし、オーストラリアGPの予選は8番手が精一杯。トップチームやチームメイトのシャルル・ルクレールだけではなく、レーシングブルズの角田裕毅(5番手)やウイリアムズのアレクサンダー・アルボン(6番手)にも先行されてしまった。
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これについてハミルトンは、フェラーリのマシンにはまだ慣れていないと主張。しかも予報通りに決勝レースで雨が降ることになれば、大いに苦労することになるかもしれないと語った。
「雨の中でこのマシンを走らせた経験が全くないんだ」
ハミルトンはオーストラリアGPの予選美にそう語った。
「明日は、どのボタンを操作すればいいのか分からないから、新しい学びということになるだろう」
「ブレーキにもブレンボを使っているんだけど、もう長いこと使っていない。だから、ブレンボのブレーキが雨の中でどう機能するか分からないし、このマシンでどんな設定をしなければいけないのかも分からない」
オーストラリアGPの決勝が雨になる可能性は非常に高いとされており、正午の降水確率は70%とされている。
「予選で8番手となったその直後は、雨が降ることを期待していた。しかし、レースの前にウエットコンディションを学べるのは、(レコノサンスラップの)わずか3周だけなんだ」
「そのシステムにはショックを受けるだろうけど、その場で学んで、決勝でも全力を尽くすつもりだ」
ハミルトンは、フェラーリのマシンを自信を持って操れるようになるプロセスは、実に時間がかかるものになっていると認める。
「クルマに問題があってピットに戻って来た時、経験さえあれば『OK! こういう方向で進めたい』と言える。でも、現時点では、どのツールを使えばいのか分からないんだ」
「だから、初めてエンジニアに大きく頼っている。彼らは素晴らしい仕事をしてくれたんだ」
ハミルトン曰く、マシンにはまだ使ったことのない様々なアイテムがあるのだという。
「『これは試したことなんだけど……どんな機能があるの?』と突然思ってしまうような、そんなツールがまだ山ほどあるんだ」
またマシンの感覚も、昨年まで12年間にわたって慣れ親しんできたメルセデスのマシンとフェラーリとでは「全く異なる」のだという。
「ブレーキングとコーナー通過時のバランスは、メルセデスとは大きく違う」
「メカニカルバランスの変化は、はるかに違うね。そして高速でのバランス、低速でのバランスも、かなりの違いだ」
しかしハミルトンは、走るごとにマシンの理解が進んでいると自信も見せた。
「この週末ずっとシャルルに遅れをとっていた。彼はコースを出たその瞬間から、マシンのことを掌握していたんだからね」
「つまり彼はマシンの性能を知っていたんだ。でも僕はこの週末を通じて、そのマシンのことを身につけていこうとしているだけだった。でも最終的には、それにかなり近付いたと思う」
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