現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ベントレーは「2年連続プラごみゼロ!」自動車メーカーでSDGsのトップを独走「プラスチック廃棄物排出ゼロ」を取得しました

ここから本文です

ベントレーは「2年連続プラごみゼロ!」自動車メーカーでSDGsのトップを独走「プラスチック廃棄物排出ゼロ」を取得しました

掲載
ベントレーは「2年連続プラごみゼロ!」自動車メーカーでSDGsのトップを独走「プラスチック廃棄物排出ゼロ」を取得しました

2年連続のプラスチック廃棄物排出ゼロを達成したベントレー

ベントレーのSDGsの取り組みのひとつにプラスチックごみの削減がある。昨年に続き2年連続で「プラスチック廃棄物排出ゼロ」の認定を受けた。ベントレーは一体何に取り組んでいるのか見てみよう。

クリスマスプレゼントに贈りたい! ベントレーのコレクションにラグジュアリーなワードローブの定番アイテムが新登場です

自動車業界初の認定

ベントレーモーターズは、2年連続で「Net Zero Plastic to Nature(プラスチック廃棄物排出ゼロ)」の認定を獲得した。この認定は、気候変動対策企業であるサウスポール社が実施するもので、ベントレー社の敷地および現地事業所に対する厳密な廃棄物管理の監査を受けることが求められる。ベントレーは、2022年にこの画期的な認定を受けた最初の自動車メーカーだが、最新の認定は、製造業務から最終消費に至るまで、ベントレーの意欲的な環境コミットメントを支援する継続的な取り組みが評価されたものだ。

ベントレーの取り組み

ベントレーの年間のプラスチック排出量は165.4tと試算されたが、プラスチック廃棄物の管理レベルとトレーサビリティを大幅に向上させ、2022年には97%のプラスチック廃棄物を適切に処理し、処理されないプラスチック廃棄物を大幅に削減することに成功した。

具体的には、例えば、輸出用の保護材を13種から6種に削減。ビニールのタイヤ保護材やワイパーカバーなどの不要なアイテムをなくし、国外に向けた包装に関し年間12tものプラスチックの削減に成功した。今年は布製のカーカバーのサイズを見直した。

その他にも、工場内での不要な梱包を削減するなどにより、プラスチックのシュリンク包装を86%削減した。パレットにアイテムを固定するためのプラスチックのバンドも、厚紙で代用し同様の効果を得ることができた。最も効果が高かったのは国内向けの物流梱包資材であることが判明したため、サプライヤーと緊密に連携し物流梱包を削減するとともに、従業員に対しても工場内の梱包を迅速かつ効率的に再利用することを推奨したという。

残りはオフセット

97%のプラスチック廃棄物は適切に処理されているが、残りの3%に対しては、新たに「Second Life Thailand(セカンドライフ・タイランド)」を支援する公認団体に投資している。これは、海洋および陸上でのプラスチック回収、リサイクル、再利用に焦点を当てたプラスチック廃棄物回収プロジェクトであるが、廃棄物軽減のためのベントレーからの資金は、2022年に排出された非処理プラスチック廃棄物の全量相当分を回収するために使われている。つまりここで処理しきれなかった廃棄物量をオフセットしていることになる。

プラスチックフットプリントをグローバルに把握する地道な取り組みによりこのような成果が得られているのだと思う。

AMWのミカタ ベントレーの環境に対する取り組みは、自動車メーカーの中でも頭ひとつ飛び抜けているように思う。昨年度は日本のディーラーでもCO2の排出量を計測し、目標に届いていない分のカーボンオフセットを行った。2026年には初のEVモデルが導入されると聞いているが、まずは周辺環境を整備してから満を持して登場となるのであろう。

こんな記事も読まれています

【MotoGP】クアルタラロ、タイヤ内圧違反でスペインGPスプリント3位失う。代わってペドロサが2017年以来の表彰台
【MotoGP】クアルタラロ、タイヤ内圧違反でスペインGPスプリント3位失う。代わってペドロサが2017年以来の表彰台
motorsport.com 日本版
ニュルの頭文字を掲げる電気自動車【ヒョンデ Nブランド】
ニュルの頭文字を掲げる電気自動車【ヒョンデ Nブランド】
グーネット
自由に闊歩するロバたちはゴールドラッシュの名残り!? オートマンは街まるごとテーマパークのような観光スポットです【ルート66旅_49】
自由に闊歩するロバたちはゴールドラッシュの名残り!? オートマンは街まるごとテーマパークのような観光スポットです【ルート66旅_49】
Auto Messe Web
ジャガー、してやったり! 完璧チームプレイで他チーム翻弄ワンツーフィニッシュ|フォーミュラE第8戦モナコ
ジャガー、してやったり! 完璧チームプレイで他チーム翻弄ワンツーフィニッシュ|フォーミュラE第8戦モナコ
motorsport.com 日本版
ボルボの雪上テスト現場へ潜入! EX30でエルク避けを体験 ソフト開発での重要性も増す
ボルボの雪上テスト現場へ潜入! EX30でエルク避けを体験 ソフト開発での重要性も増す
AUTOCAR JAPAN
MotoGPスペインGPスプリント|マルク・マルケス、転倒で勝利幻に……荒れた展開生き残りマルティンが制す
MotoGPスペインGPスプリント|マルク・マルケス、転倒で勝利幻に……荒れた展開生き残りマルティンが制す
motorsport.com 日本版
なんちゃってセレブが「オートモビルカウンシル 2024」に潜入。インパクト大賞は「ランボルギーニ」顔のソファです
なんちゃってセレブが「オートモビルカウンシル 2024」に潜入。インパクト大賞は「ランボルギーニ」顔のソファです
Auto Messe Web
複数年契約を結んだヒュルケンベルグはアウディF1の一員に「ドイツ製PUを搭載し自動車ブランドを代表するのは光栄なこと」
複数年契約を結んだヒュルケンベルグはアウディF1の一員に「ドイツ製PUを搭載し自動車ブランドを代表するのは光栄なこと」
AUTOSPORT web
フェラーリの『499P』理解度は約8割。「残り20%をうまくコントロールする必要がある」
フェラーリの『499P』理解度は約8割。「残り20%をうまくコントロールする必要がある」
AUTOSPORT web
6MT搭載! 新型「“FR”クーペ」公開! 830馬力超えV8搭載の「最強モデル」! 60年で“最も楽しい”「スーパースネーク」米に爆誕
6MT搭載! 新型「“FR”クーペ」公開! 830馬力超えV8搭載の「最強モデル」! 60年で“最も楽しい”「スーパースネーク」米に爆誕
くるまのニュース
レッドブルF1の技術責任者、退団か 「圧勝」支えたエイドリアン・ニューウェイ氏、チーム内騒動で不満?
レッドブルF1の技術責任者、退団か 「圧勝」支えたエイドリアン・ニューウェイ氏、チーム内騒動で不満?
AUTOCAR JAPAN
ニコ・ヒュルケンベルグ、今シーズン限りでハースF1を離脱。2025年にザウバーへ移籍
ニコ・ヒュルケンベルグ、今シーズン限りでハースF1を離脱。2025年にザウバーへ移籍
AUTOSPORT web
ランボルギーニがレースを目指す理由とは? 最高技術責任者とドライバーが語る「スピードを超えた情熱」の先にある「ランボ体験」の創造を知ろう
ランボルギーニがレースを目指す理由とは? 最高技術責任者とドライバーが語る「スピードを超えた情熱」の先にある「ランボ体験」の創造を知ろう
Auto Messe Web
新しい循環型ビジネスモデル 「ランドローバーのSDGs」 使用済みPHEV車のバッテリーパックを活用
新しい循環型ビジネスモデル 「ランドローバーのSDGs」 使用済みPHEV車のバッテリーパックを活用
AUTOCAR JAPAN
Moto2スペイン予選|アルデゲルがポールポジション獲得。日本勢は小椋藍17番手と苦戦
Moto2スペイン予選|アルデゲルがポールポジション獲得。日本勢は小椋藍17番手と苦戦
motorsport.com 日本版
レクサスが「新型プレミアムSUV」発売へ 14年ぶり全面刷新でめちゃ上質内装דカクカクデザイン”採用! 日本初投入の「新型GX」内外装の特徴は
レクサスが「新型プレミアムSUV」発売へ 14年ぶり全面刷新でめちゃ上質内装דカクカクデザイン”採用! 日本初投入の「新型GX」内外装の特徴は
くるまのニュース
スプリント2位の直後、予選Q1敗退となったハミルトン。中国GPでの問題の責任はチームにあると技術ボス
スプリント2位の直後、予選Q1敗退となったハミルトン。中国GPでの問題の責任はチームにあると技術ボス
AUTOSPORT web
グーマガ 今週のダイジェスト【4/20~4/26】ヴェゼルがマイナーチェンジ!
グーマガ 今週のダイジェスト【4/20~4/26】ヴェゼルがマイナーチェンジ!
グーネット

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

120.8149.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0115.1万円

中古車を検索
パレットの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

120.8149.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0115.1万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村