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【海外】「7000万円超えでも欲しい?」 CGきっかけで「歴代デザイン採用のArtisanGT-R」登場!? 1000馬力×限定36台の「凄いGT-R」とは? 「次期R36でも良いんじゃん?」声も

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【海外】「7000万円超えでも欲しい?」 CGきっかけで「歴代デザイン採用のArtisanGT-R」登場!? 1000馬力×限定36台の「凄いGT-R」とは? 「次期R36でも良いんじゃん?」声も

■R36こと「ArtisanGT-R」に海外のGT-Rファンから高まる期待集まる

 デザインディレクターのRoman Miah氏とAvante Design社がCGを用いて製作したCG「R36 スカイラインGT-R」はかねてより話題になっていました。

【画像】超カッコイイ! 市販モデルの斬新「凄いGT-R」です!(77枚)

 現在はその実車化の様子が投稿され「ArtisanGT-R」として、まもなく発売されるといます。

 どのような過程を経て登場するのでしょうか。

「GT-R」の始まりは1969年の3代目「スカイライン(ハコスカ)」に設定された高性能モデル「スカイラインGT-R」からです。

 続く4代目モデルの「ケンメリ GT-R」(KPGC110型)は短命でしばらくはGT-Rが登場しなかったため、ここまでが第1世代とされます。

 その後登場した、1989年に誕生した8代目スカイラインをベースにした「スカイラインGT-R」(BNR32型)から2002年の「スカイラインGT-R」(BNR34型)までが第2世代です。

 これらは日産のモータースポーツの技術の高さを世界中に知らしめるモデルとなりました。

 そして、2007年に「GT-R」(R35型)が登場。これまでの砲弾型丸目4灯のテールランプこそ継承するものの、従来の特徴だった直列6気筒エンジンではなくV型6気筒エンジンを搭載。

 そしてスカイラインの名前を廃して独自のモデルとなり、これが現行となります。

 R35型はほぼ毎年改良を重ねており、次期型GT-Rにも期待が高まっています。中には独自に次期型を予想するファンもいるほどです。

 そんなR35型について、日産は2024年3月14日にGT-R(2025年モデル)を発表しました。

 2025年モデルでは、一部グレードに専用特別内装色が追加されたほか、これまで「NISMO スペシャル・エディション」のみに採用されていた高精度重量バランス部品が、それ以外の多くのグレードも展開され、価格は1444万3000円からです。

 また同時にこの2025年モデルをもって、R35型の生産終了を明かしており、その理由について日産の広報は、次のように話しています。

「R35としては2025年モデルが最終となり、生産終了は2025年8月です。

 理由としては、部品の供給の見通しが立たなくなってきていることがあります。

 なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので開発の検討はしています。

 今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように研究開発を行っていきます」

※ ※ ※

 かねてからロングライフだったGT-R(R35型)について、「次期型はいつ出るの?」「規制が厳しくなって次期型は出ないのかも?」など様々な声がユーザーから出ていました。

 またSNSなどでは、次期型GT-Rを予想するCGなども投稿されており、日産自身も「ジャパンモビリティショー2023」で次期型を示唆するようなコンセプトモデルを展示し、大きな話題となっていました。

 そうした状況下において、ひとつのCGがSNSを中心に話題となっており、そのCGをベースとしたモデルが市販化されることになっています。

■まさかの「R36?」 「これが次期型でも良い!」の声も! 「ArtisanGT-R」とは?

 そのモデルは、デザインディレクターのRoman Miah氏とAvante Design社によって製作されたレンダリング「R36 スカイラインGT-R」と呼ばれるものが始まりでした。

 当初、Roman Miah氏は次のようにコメントしています。

「2023年式日産*R36*スカイラインGT-Rのビジョンを紹介します。

 このコンセプトの背後にあるアイデアは、GT-Rの将来を見据えた過去の象徴的なスカイラインのデザインキューと間違いなく日本的なスタイリングを再現することでした。

 Avante Designと協力して、6か月以上の作業と少なくとも数百時間の設計、開発、3Dモデリングを含むコンセプトを開発しました。気に入ってくれるといいな!」

 その後、話題が高まったため、ドイツのアルティザンビークルデザイン社が現行のR35型をハンドメイドでカスタムする形で実車製作を進めており、市販化も実行されることになりました。

 生産台数はR36にちなんで36台限定となるようです。

 エクステリアはほとんどのパーツが切り取られ、代わりにカーボンファイバー製のボディパネルに換装されます。

 なお見た目はR35をベースとしつつ、フロントフェイスは第2世代のGT-R(R32・R33・R34)のような雰囲気を持ち合わせ、リアデザインは、R34のように異なる大きなの丸形テールランプを採用するものの、角が取れたボディ形状はR33を連想されるデザインとなるなど、歴代GT-Rを意識したデザインです。

 ボディカラーも豊富で、R35に設定があったオレンジのボディカラーをはじめ、白、黒のほか青や紫など10色が設定されます。

 インテリアはレースカー風に大きく変えられており、RECARO社製バケットシート、大型ディスプレイを装備しています。

 また、エンジンもカスタム対象であり、その種類別に「トラックパッケージ」と「アルティメットパッケージ」の2モデルを用意。

 トラックパッケージでは、インタークーラーや燃料ポンプが改良され最高出力800psまで出力を高め、ギアボックスも改良されます。

 一方のアルティメットパッケージは上位にあたり、エンジンを4.1リッターにボアアップ、更にタービンの交換で最高出力1000psを誇るモデルとなりました。

 そんなR36をドイツ・ハノーヴァの工場で施工している様子が同社のSNSで投稿されており、その度に話題になっています。

 2024年9月30日には「生産版」となる現実のデザインも公開されました。

 なお価格はベース車両(R35)を持ち込みの場合、トラックパッケージが36万9000ポンド(約7147万円)から。

 アルティメットパッケージが40万ポンド(約7747万円)からです。

 なおベース車両(R35)がない場合、別途費用がかかるものの同社が調達をサポートしてくれます。

 また2024年10月26日の投稿では、CGモデルのクルマが名を連ねる「Cartober 2024」にも参加したことが発表されており、より一層注目を集めています。

 実車の完成が間近になったため、「現実になるのが待ちきれない」、「これは絶対に生産に入れるべきだ、大量に売ることを保証する」、「絶対買う」といった販売後のことを見据える声が少なくありません。

 実際の施工の様子の投稿も望まれており、「モデルのCGアップデートの代わりに、実際の仕事の様子を」という声が寄せられています。それに対してAvante Design社は「更なるアップデートは近日公開予定」と答えており実車の施工も投稿されるようです。

 車両に関する反響で最も多いのは「最も美的で喜ばしいGT-R」、「このプラットフォームで見た中で、ダントツで一番スカイラインに見えるキット。 本当に素晴らしいデザイン」などデザインに関するものです。

 またベースとなるR35と比較する声も多く、「このGT-Rは実際のR35よりも何百万倍も優れている」、「R35よりもこれを評価する」、「日産がこのGT-Rを36でリリースすれば、35を超えて売れる」「次期R36でも良いんじゃん?」とのコメントが寄せられています。

 なお、R36と銘打たれているものの、実際はR35のカスタムであることを踏まえて「廃止する前に手に入れるべき最後のR35」と評する声もあります。

 実車化が近づくにつれ話題になっていくR36。生産台数が限られていることもあり、ファンの興味は尽きません。

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みんなのコメント

33件
  • iro********
    デザイン性欲では7000万の価値は全くない
  • kaz********
    金はあるし好きだけど7000万の価値はない。それならいらねーよときちんと拒絶することが大事。
    つけあがる一方。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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