■東京オリンピックに向けた道路環境整備
2013年9月に、国際オリンピック委員会(IOC)総会にて、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会を東京で開催されることが決定。1964年以来、56年ぶりに開催されるまであと1年半となりました。
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競技を行う会場や選手の宿泊施設など急ピッチで準備が進められていますが、オリンピックを観戦しに訪れる訪日外国人も増加すると予想されています。
また、最近では日本を訪れる外国人観光客が増加の一途をたどり、2016年に初めて2000万人を超え、それに伴い訪日外国人によるレンタカーの利用も増えているのです。
そのため、外国人観光客にも交通ルールを理解しやすくするために、道路標識に英語を併記することを警察庁は決めています。
英語表記を併記するのは、『一時停止標識』、『徐行・前方優先道路の標識』が中心となり、日本語表記の下部に「STOP」「SLOW」という文字を表記。
この標識は、2017年7月から更新時期を迎えたものより順次付け替えを実施。道路標識や案内標識を改善する取り組みは国の方針でもあり、全国に点在する観光地でも同様の取り組みが拡大しています。
東京オリンピックを開催する東京都では、案内標識のローマ字併記を英語併記に切り替えを実施。例えば表参道などを通る「青山通り(246号線)」の標識には、下部に小さく「Aoyama-dori AVe.」と記載されています。
案内標識の文字サイズ変更や走行中の道路や交差する道路の路線番号を追加するなど、誰が見ても見やすくわかりやすいデザインに変更されているのです。
■高速道路でもオリンピックへの準備が進んでいる
国土交通省でも、高速道路に番号をつけて認識しやすくする『ナンバリング化(路線番号制)』を実施し、全国の高速道路や自動車専用道路と接続する有料道路などを対象に準備を進めています。
路線番号の頭に高速道路(Expressway)を意味する「E」を付け、グループ(ファミリー)化する路線は、路線番号の最後に「A」、環状道路は路線番号の頭「C」を付与するなどの工夫を実施。
具体的には、東名・名神高速道路を「E1」とし、新東名・新名神高速道路、伊勢湾岸自動車道はファミリーであるため「E1A」としているのです。
高速道路を管理するNEXCO各社は、「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えた短期間の中で、既存の道路標識を順次ナンバリングが施されたものに変更していき、効果が発揮されるよう整備を進めています」と説明しています。
なかでも、東京都内の高速道路を主に管理する首都高では、増加する訪日外国人に対する対策について、次のように話します。
「現在、首都高では外国人観光客に対して『お客様センター多言語対応』、『パーキングエリア トイレサインの多言語表記』、『ドライブ情報誌の多言語版発行』などのような対策を実施(または実施予定)しております。
『お客様センター多言語対応』では、平成30年4月16日より多言語化(英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語)対応しています。トイレサインや情報誌では、英語、中国語、韓国語に対応しています。また、設備面でもトイレの洋式化を進めるなどの施策も行っています」
※ ※ ※
東京オリンピックは、2020年7月24日から8月9日、パラリンピックは2020年8月25日から9月6日の日程で開催されます。
この期間は、遠方の他県ナンバーのクルマや外国人観光客が運転するレンタカーが増加しますので、ゆとりある運転を心がけることがスマートなオリンピックに繋がります。
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