■“ガチガチ”スポコン「普通の人も買えるの?」
トヨタ車のカスタムパーツを手掛けるトヨタカスタマイジング&ディベロップメントは「ヤリス カップカー」の新たな改良モデルを2024年4月2日に発売しました。
レース専用装備を架装し、持込登録をするコンプリートカー(完成車両)ですが、一般のユーザーが購入することは可能なのでしょうか。
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ナンバー付きの車両で参加することができるワンメイクレースは、自走でサーキットまで向かって自走で帰ることもできるため、本格的なレースの入門クラスとして人気のあるジャンルのひとつです。
そんなワンメイクレースに参戦するためにはレース用の車両を仕立てなければいけませんが、参加するレースによってはメーカーがレース用のベース車を販売しているケースもあります。
そんなワンメイクレース用の車両のひとつにトヨタ「ヤリス」をベースとした「ヤリス カップカー」が存在しています。
このモデルはレースに参戦しないユーザー(趣味でサーキット走行を楽しむ人など)も購入することはできるのでしょうか。
このヤリス カップカーは1.5リッターエンジンと6速MTのパワートレインを持った、ヤリスの「X」グレードがベースとなっており、エンジンパワーやトランスミッションのギア比などはベース車と変わらないものの、レースに参戦するために必要な装備がもともと組み込まれたものとなっています。
代表的なものは、レース中に万が一のアクシデントが発生した際でも乗員を守れるようにJAFの国内競技車両規則に適合した6点式+サイドバー付のロールケージが組み込まれている点。
そして足回りも専用チューニングのサスペンションキットや、フロントアクスルハブ部のボルトを変更しスペーサーが追加されるスペシャル仕様となっているのです。
さらに過酷な状態での走行が続くため、エンジンオイルクーラーも備わり、6点式のシートベルトやレース用の牽引フックなども用意されるのもカップカーならではの装備が揃っています。
一方、レースに出る際に交換されてしまうタイヤホイールやシートといったものはスタンダードなものが装着され、ホイールに至ってはスチールホイールでキャップなしと、非常に割り切った仕様となっているのも特徴と言えるでしょう。
そんなヤリス カップカーですが、実はレースに参戦しないユーザーであっても、全国のトヨタディーラーで普通に購入することが可能となっています。
価格は231万9300円と、ベースのXグレードに対して74万300円高となりますが、装着されている装備を考えれば決して高くはないと言えるでしょう。
レースベース車両ではありますが、リアシートも使える乗車定員5名のままで、エアコンやパワステ、パワーウインドウといった快適装備や、運転席&助手席エアバッグなどはベース車と同じく装備されてます。
また2024年4月の改良時には先進運転支援機能「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス」も標準装備されているので、普段使いも難なくこなしてくれそうです。
※ ※ ※
なおヤリス カップカーは、ベースカーが完成してからトヨタカスタマイジング&ディベロップメントがレース用の装備を架装するため、通常の納期にプラスして4週間から8週間の納期がかかるとのこと(2024年6月時点)。
余裕をもって注文を入れた方が良さそうです。
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乗り降りの度に座面より高いサイドバーを乗りこえなければならないクルマを「普段使いも難なくこなしてくれそう」というくらいですから、装着画像すらロクに見もせずに書いているに違いありません。