超ラグジュアリーなロールス・ロイスのアルカディア ドロップテイルがあらわれた──GQ新着カー

3作目のコーチビルド・コミッションが出た！

贅沢な1台

2月29日、ロールス・ロイス モーター カーズは、新たなコーチビルド・コミッション「アルカディア ドロップテイル」を発表した。

モデル名は、古代ギリシャ神話に登場する美しい自然と完璧な調和を持つ“地上の楽園”、アルカディアにちなむ。静穏をテーマに無駄を削ぎ落とした1台に仕上げた。

各所は、オーナーが好む世界各地の彫刻や建築などからインスピレーションを得てデザインされたという。オープン化にあたっては、2019年に初めて提示された手書きのスケッチを忠実に再現したという。

ボディカラーは、アルミニウムとガラス粒子を混ぜた「ソリッド ホワイト」をメインとし、シルバーを配した。ホイールは新デザインの22インチを履く。

インテリアは、贅沢な「サントスウッド」を、たっぷり使う。熱帯気候を含む世界各地の環境下で使用されることを考慮し、耐久性も確保した。各所に使う贅沢なレザーは、ホワイトとタンの2トーンだ。ダッシュボードやドアライニングなどは再設計された。ハンドル位置は左だ。

新しいアルカディア ドロップテイルの価格は明かされていない。

文と編集・稲垣邦康（GQ）