人気モデルの刷新が相次ぐ2021年のホンダ。翌2022年もステップワゴン、フリード、シビックタイプRとお馴染みが顔ぶれが並ぶ。
加えてライズ/ロッキーと渡り合う完全新規の1LコンパクトSUVの情報もキャッチ!
スズキスイフト新型スタンバイ!! ほかスズキ&ダイハツ2022年のラインナップを追う!
ヴェゼルよりも小さいサイズのSUVの行く末は、今後のホンダを占う意味でも重要なものとなるだろう。
上記3台、NSXの情報と合わせてじっくりとお伝えしたい。
●ホンダ2022年ラインナップ
・ステップワゴン(2022年4月)
・1LクラスSUV(2022年6月)
・フリード(2022年9月)
・シビックタイプR(2022年12月)
・NSX(2022年登場?)
【画像ギャラリー】ステップワゴン フリード シビックタイプR 新型モデル…重要モデルたちをギャラリーでチェック!!!
※本稿は2021年1月のものです
文・予想CG /ベストカー編集部、写真/HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2021年2月10日号
■原点回帰して走りを大幅進化 NEWステップワゴン(2022年4月デビュー)
トヨタヴォクシー/ノア、日産セレナとともに三つ巴の熾烈な販売合戦を展開していたステップワゴンだが、現行モデルは大きく差を付けられて苦戦が続いている。
そのため、ホンダは新型ステップワゴンを大幅に刷新してくる。
新型ステップワゴン。新型も販売のメインはエアロタイプのスパーダでよりワイルドになる。スパーダは全幅が1750mm前後の3ナンバー専用ボディ(画像はベストカー編集部による予想CG)
現行ステップワゴンのセールスポイントであった“わくわくゲート”は不評で、レス仕様が登場したことからも新型で廃止される可能性が高い。
エクステリアはキープコンセプトながら、ワイルドさ、スポーティさを増して大幅にリフレッシュされる。
ポイントは走りのよさを前面に打ち出すという点で、原点回帰と言えるだろう。
そのために新型プラットフォームが採用され、全高は現行モデルよりも低められる。
新型ステップワゴンは走りを進化させる原点回帰がセールスポイントだが、使い勝手、快適性の進化は怠らず
パワーユニットは、2Lの2モーターハイブリッドのe:HEVは継続となるが、1.5L VTECターボは2L NAに代わる可能性大。
1.5LのVTECターボは動力性能面の不満はないが、1.5Lという排気量がライバルに対し劣っていると感じるユーザーがいる、というのは販社サイドも指摘している。
現行の販売では、人気は圧倒的にエアロタイプのスパーダとなっているが、時代の潮流からも次期型でも変わらないだろう。
現行モデルでは、標準、スパーダとも全幅は1695mmの5ナンバーサイズだが、1750mm程度の全幅に抵抗がなくなってきていることもあり、新型では標準は5ナンバーサイズを踏襲し、スパーダは1750mm程度に拡幅された3ナンバーの専用ボディが与えられる可能性が高い。
今年(2021年)12月にデビュー予定のトヨタノア。ノアに一本化するが、カスタムを新設定(画像はベストカー編集部による予想CG)
こちらは今年(2021年)10月にデビュー予定のセレナ。第2世代の1.2Lのe-PОWERを搭載(画像はベストカー編集部による予想CG)
■日本初登場の1Lターボに期待 新型1LクラスSUV(2022年6月デビュー)
トヨタ ライズ、スズキ クロスビーの対抗馬としてホンダは全長4100×全幅1695×全高1600mmというブランニューの5ナンバーサイズSUVを登場させる。
ホンダの完全新規となる1LクラスのSUV。ライズ/ロッキーとのコンパクトSUVウォーズ勃発か!?(画像はベストカー編集部による予想CG)
パワーユニットは、欧州シビック、タイ生産の5代目シティに搭載されている1LのVTECターボが有力だ。
シビックでは129ps/18.4kgmをマークし、CVTとの組み合わせで最高速が200km/hに達するというから、コンパクトSUVには必要十分なスペックと言える。
1L VTECターボはシビックのほかタイ生産の新型シティにも搭載
そのいっぽうで、フィットの1.5L、2モーターのe:HEVベースのハイブリッドとなるという情報もある。
ベストカーとしては1Lターボの搭載に期待したい。
■ハイブリッドは2モーター方式に 新型フリード(2022年9月デビュー)
2016年に登場した現行モデルは2019年秋にビッグマイナーチェンジを受け、人気の高さを維持しているフリード。
現行モデルのパワートレーンは基本的に先代型フィットと同じ1.5Lのガソリンと1モーター2クラッチ方式のハイブリッドであるi-DCDだったが、新型は新開発のプラットフォームを採用し、ハイブリッドは現行フィット同様の2モータータイプとなるe:HEVに変更される。
5ナンバーサイズの3列シートミニバンモデルというコンセプトは新型でも継承される。使い勝手のよさを新型も追求する(画像はベストカー編集部による予想CG)
もちろん、先進安全装備のホンダセンシングはソナーセンサーとフロントワイドビューモニターを採用した最新型に切り替わる。
また、フリードに対してテールゲートパネルとリアバンパーを開口部が広いタイプに変更した派生モデル、「フリード+」も継続して設定。
低床化を追求し、多彩なシートアレンジをウリとするのも変わらない。
ハイブリッドモデルは現行型のi-DCDから新型では2モーター方式のe:HEVに変更されることになる
■モーター採用で4WDスポーツへ! シビックタイプR(2022年12月デビュー)
現行モデルは2020年10月にビッグマイチェンを受けているが、2022年にはいよいよ待望の新型タイプRがお目見えする。
新型シビックタイプR。空力特性追求のエアロパーツ装着は最小限となり、現行モデルよりも“大人のスポーツ”に(画像はベストカー編集部による予想CG)
そのベースとなるシビックはすでに北米で2020年11月、新型セダンのプロトタイプが公開されている。
日本ではセダン需要が低迷しているため、現行モデルのセダンは販売終了しているが、新型もセダンの日本導入は見合わせとなる可能性が高い。
日本では2021年8月、ハッチバックモデルが新型に切り替わる予定だ。
新型タイプRは現行タイプRに比べ、エクステリアではスッキリとした印象に変更となっている。
これは現行型が装着するダウンフォースを得るための大型リアウイングなどが空力抵抗の増加要因になっていることを反省してのものだという。
フロントマスクもどう猛な表情を見せる現行型よりもスマートでスッキリとした印象のイケメンフェイスに変更される(画像はベストカー編集部による予想CG)
注目はパワートレーン。直4、2L DOHCのVTECターボはキャリーオーバーとなるのだが、リアについては後輪左右のトルクを制御するモーターを採用し、これまでのFFスポーツから4WDスポーツに進化を遂げることになる。
2Lターボが320ps/40.8kgmを発揮するのは変わらないが、これに前後計3モーターによるパワーが加わり、システム出力は400psに達するというからそのパフォーマンスは飛躍的に向上することになりそうだ。
もちろん軽量化も抜かりなく、重量増は最小限となる。
リアウイングは新型でも継承されるが、そのデザインと大きさは若干現行モデルよりも洗練される(画像はベストカー編集部による予想CG)
■本当に出る??? NSXタイプR&NSXスパイダー(2022年デビュー??)
「開発進行中」の情報はあるものの、それ以上の具体的な情報が出てこない「NSXタイプR」と「NSXスパイダー」。
これまで掴んでいる情報では今年秋~冬にかけて登場する、と言われているのだが……。
NSXタイプR(画像はベストカー編集部による予想CG)
わかっていることは、「両モデルとも開発は間違いなく進んでいる」ということだが、一方で「マーケティング的判断で、市販化に向けた最終判断が不透明」ということである。
NSXは標準モデルでも2000万円以上。タイプRとなれば3000万円以上になる。社会情勢との兼ね合いも大きいというのが結論だ。
NSXスパイダー。といったバリエーションは、開発が進められていることは間違いないが……(画像はベストカー編集部による予想CG)
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みんなのコメント
しかもことごとく外れてるのがさすがベストカー。