輸入車 [2024.09.05 UP]
ポルシェが長く愛されるワケとは?人気の背景にある4つのヒミツ
成長を続けるポルシェ、人気の秘密は?
ポルシェ「911ターボ50イヤーズ」50年の歴史を凝縮 世界1974台の限定モデル
文●ユニット・コンパス 写真●内藤敬仁、ポルシェ
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年10月号「新車・中古車の売れ筋から「いま」がみえてくる[人気モデルの秘密を紐解く]」記事の内容です)
輸入車の代名詞的存在であるポルシェ。その人気は長年にわたり続き、むしろ今、その勢いを増しつつある。ではその人気の秘密は?人気の秘密がわかれば、ポルシェがもっと欲しくなる!
創業から変わらないポルシェの価値とは?
ポルシェ、相変わらず売れている。
2023年の全世界での販売台数は32万221台で前年比3%アップ。そのなかには、電気自動車のタイカンの4万629台という数字も含まれている。ちなみに、納車ベースで最も多かったのはカイエンで8万7553台だが、これでも改良前のため数字は前年よりも控えめだ。
国際的コンサル会社であるインターブランドが発表した「ベスト・グローバルブランド2023」によれば、ポルシェのランキングは47位。ちなみに1位はアップルで、自動車メーカー最上位はトヨタの6位。そう聞くと大したことないように思えるかもしれないが、トヨタの販売台数は1123万台である。しかも販売台数でいえば2位のVWが50位なのだから、やはりポルシェのブランド価値は非常に高く評価されている。
ポルシェ人気の秘密はどこにあるのか。そのヒントになりそうな言葉がある。創設者フェルディナント・ポルシェが1966年のインタビューで語った内容だ。
「自動車の開発はこれからも休むことなく進んでいきます。今日、多くの難題が山積みですが、これを解決したとしても、また新たな難題が私たちの前に次々と立ちはだかることでしょう。(中略)“スポーツ” は私たちが得意とする問題解決方法であり、将来においても不変であるべきです」
[秘密-1:アイコニックなデザイン]デザインの源泉である911が改良
911が備える時代を超越したデザイン。それこそがポルシェ最大の魅力かもしれません。丸目ヘッドライト、グラマラスなフェンダー、リアエンジンであることを主張するルーフラインからリアセクションへと流れるシルエットは、60年以上も愛され続けてきました。そんな911は2024年マイナーチェンジを受けました。最新の技術を投入しながら、やはりデザインはオリジナルを受け継いでいます。
新型ヘッドライトにドライビングライトを集約。バンパーに空間が生まれ冷却性能も向上した。コックピットは初のフルデジタル仕様。
ポルシェ 911の新車情報を見る
[秘密-2:圧倒的なブランド価値]驚異的なクラシックモデルの生存率
手放すクルマを欲しがる人が多ければ中古車市場は高値で安定するし、値引きせずに新車も売れてブランドの価値が上がる。ポルシェ、特に911はまさにこうした「正のスパイラル」を巻き起こしているモデル。説によれば、911はこれまで生産されてきた車両の7割近くがまだ走れる状態で存在するという。これぞポルシェのブランド価値の高さを証明するエピソードのひとつだ。
高い価値があるからこそ、時間やコストをかけてレストアを受ける車両も多くなる。メーカーによるレストアプログラムも存在する。
[秘密-3:語りたくなる数々の伝説]世界各国で積み重ねた勝利の歴史
ポルシェはモータースポーツと密接な関わりを持つブランドで、その歴史は勝利へのあくなき挑戦の連続となっている。だからこそ、ポルシェには数多くの伝説があり、そういった物語を知ることで、よりポルシェを深く理解し、もっと魅了されていくことになる。世界2500台限定で登場した911ダカールもそのひとつで、1984年にパリ・ダカールラリーで優勝した「953」をオマージュしたものだ。
ポルシェは市販車に世界で初めてターボを搭載(1974年)したメーカーでもある。ターボもレースからの技術フィードバックだ。
ポルシェ 911ダカールの新車情報を見る
[秘密-4:成長を続けるラインアップ]マカンに電気自動車版が登場
時代の変化に柔軟に対応してきたポルシェ。SUVのカイエンは、いまやポルシェにとってなくてはならない存在だ。ポルシェによれば、2024年はこれまで最大の製品発表の年になるという。パナメーラ、マカン、タイカン、911が新型もしくはマイナーチェンジを受けた改良型に進化する。いずれもポルシェの名前に恥じないスポーツカーでありながら、時代に沿った電動化も行われる予定だ。
売れ筋モデルであるマカンの新型は完全な電気自動車として登場。日本市場においてはガソリンモデルがしばらく併売される。
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