現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 東京のトヨタ系ディーラー大合併前にネッツトヨタ東京がGR Garageを三鷹市に新規オープン。レーシングチームも『GR TOKYO Racing』への変更を発表

ここから本文です

東京のトヨタ系ディーラー大合併前にネッツトヨタ東京がGR Garageを三鷹市に新規オープン。レーシングチームも『GR TOKYO Racing』への変更を発表

掲載 更新
東京のトヨタ系ディーラー大合併前にネッツトヨタ東京がGR Garageを三鷹市に新規オープン。レーシングチームも『GR TOKYO Racing』への変更を発表

ネッツトヨタ東京は3 月 13 日(水)、2019年モータースポーツ 活動体制を発表した。全国に先駆け、4月1日の東京都のトヨタ直営系ディーラーが統合チームするが、それに伴って名称を「GR Tokyo Racing」へと変更。活動の拠点を従来の世田谷・若林から三鷹市の「GR Garage 東京三鷹」に移転し、モータースポーツ活動に挑戦する。

水谷大介選手は激戦のプロフェッショナルクラスにステップアップ!

クロスオーバーSUVの座でトップを狙うマツダCX-30。このサイズは激戦区だ スバルXV/トヨタC-HR/三菱エクリプスクロス/ホンダ・ヴェゼル

ネッツトヨタ東京のレーシングチーム「GR Tokyo Racing」が参戦するカテゴリーはTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race(以下86レース) 。プロフェッショナルシリーズに社員ドライバーの水谷大介選手がステップアップする。

また、TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race(以下 Vitz レース)に社員ドライバーの長山等選手、また 昨シーズンに引き続き、長野オリンピック スピードスケート 金メダリストの清水宏保選手が参戦する。さらに咲川めり選手も新たに加入し、Vitzレースを戦う。

また、TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ(以下TGRラリー)には、昨シーズンから引き続き塚本奈々美選手(ドライバー)と寺田昌弘選手(コ・ドライバー)のペアがトヨタ86で参戦をするとともに、社員公募ドライバーを起用してC-1 クラス(アクア)、C-2 クラス(ヴィッツ)にも挑戦する。

「4月1日よりネッツトヨタ東京は『トヨタモビリティ東京』に社名が変更するに伴い、レーシングチームも『GR TOKYO Racing』として再スタートします。6年かけて良いチームに成長してきましたが、これからはますますお客様に近いチームへと成長させたいと考えております」とネッツトヨタ東京の片山守社長は語った。

また、新会社設立後、東京都内にさらに3店舗のGRガレージがオープンし、都内で30分以内のクルマでの移動距離内にGRガレージが展開される予定だという。

脇阪寿一選手離脱の影響は? 梅本まどかがGR Garageスタッフを直撃!

<水谷大介選手(社員ドライバー/GR コンサルタント)>

梅本:今年から脇阪選手が抜けたことの影響は?
水谷大介:いきなり核心を突きますね!(笑)
3年間ネッツ東京に所属していただいたのですが、体制とか考え方とか動きとか何を考えるとか、チームとしてやっていくことすべてを教えていただきました。そういう寿一さんがなくなるというのは正直不安ですね。

梅本:ということは、チーム運営も大きく変わるということですね?
水谷:レース運営もクルマ作りもすべてチーム内でやっていきます。私がプロクラスに出ることになるので、正直厳しいですよね。プロの目がないところで内製しなければならない大変さを感じています。いい意味で寿一さんがいるとピリッとするので。。。

梅本:今度は水谷さんがチームを引っ張る番ですね。
水谷:今年からはむしろそういう役割を持たないといけないと思っています。

梅本:レースでは寿一さんとのバトルを期待しています!
水谷:今年はレースでは敵になるのですが、寿一さんとサイドバイサイドになれるようなポジションにいられるように、頑張っていきたいと思っています。

<清原元気さん(GRコンサルタント)>

梅本:新たにGRコンサルタントになられましたが、豊富をお聞かせください。
清原:モータースポーツを新車販売につなげることができるように尽力していきたいと思っています。私の仕事は、お客様に新しいクルマを一台でも多く買っていただき、そのクルマを2年3年後に若い方に買っていただくようなクルマ社会に貢献したいですね。

梅本:GRガレージではどんなことをやっていきたいですか?
清原:実はサーキット走行が大好きで、筑波1000では43秒8で走ります。どうしてもレースになると、コストパフォーマンスとかライフを無視してしまいがち。私は、お客様目線でやパーツ選び・タイヤ選びをアドバイスさせていただければと思っています。

梅本:4月からの販社統合については?
清原:4月から合併すると、いろいろ買える車種の選択肢が増える一方、カスタマイズの幅も増えるし、やるべきカテゴリーも増えるということで、勉強が必要かと思っています。

<名古屋淳さん(GR コンサルタント)>

梅本:新店舗ということで、豊富をお聞かせください。
名古屋:世田谷若林から移転して参りました。三鷹という町で、一番のクルマ屋さんになりたいと思っています。私はサービスアドバイザーとして、フロントでお客様にご対応させていただきます。

梅本:どんなお店作りをしたいと考えていますか?
名古屋:地域柄、お車を持っていらっしゃる方は多いかと思いますので、若い方やクルマ好きの方がたくさんいてくれたらうれしいなと思っています。
若い方にクルマ好きになってほしいですね。

梅本:愛車を教えてください。
名古屋:私の愛車は・・・昔は走り系のツアラーVに乗っていたのですが、今はランドクルーザーに乗っています。会社の合併を見越して、、、というわけではありませんが(笑)、将来的にはそういったクロスカントリー系のクルマやSUV系のクルマもどんどん来店いただきたいですね。

梅本:カスタマイズもお得意なんですか?
名古屋:合法の範囲内でこれまでもいろいろとやってきました。スポーツ系だけがカスタマイズではないと思っています。SUVのカスタムも盛り上がっていますので、そちら方面のお客様にもご来店いただきたいですね。

<長山 等さん(社員ドライバー/GR コンサルタント)武藤義明さん(チーム監督/GRコンサルタント)

長山:昨シーズン、おなじクラスでアクアでTGRラリーに出ていたんですが、覚えていますか?
梅本:いや~(笑)、緊張していて、、、
長山:私も梅本さんと同じ、コ・ドライバーをやっているんですよ。みんなにラリーを楽しんでいただけるように頑張っています。ラリーは楽しいですよね?

梅本:ネッツ東京さんでも盛り上がっていますか?
長山:ラリーは開催地の方がすごい盛り上げてくれるので、楽しいですよね。乗っているドライバーはみんな同じことを言っています。

梅本:毎回違うドライバーさんなんですか?
武藤:全然レース経験のないドライバーを社内公募して、やってみたいという人にライセンスを取得してもらい、ラリー参戦を行っているのですが、長山にはそのコ・ドライバーをやってもらっているんです。
長山:練習や講習をすべてやっているんですよ。

梅本:毎回ドライバーが違うというのは大変じゃないですか? コ・ドライバーはドライバーのいろいろなことを引き出さなければならない役割ですが、同じドライバーならだんだんお互いニュアンスがわかってくる。毎回違うというのは難しくないですか?
長山:うちのコンセプトは自走で行き自走で帰ること。完走第一で楽しんでもらうこと。自分の技量に合った運転をしてもらうことなんです。なので、そこを停めたり引き出すのは楽しですね。

梅本:でも、用語が難しかったりしますよね?
長山:ある程度はこちらで決めていきますね。右とか左とか。

梅本:毎回社内だけの公募なんですか?
武藤:そうなんですよ。うちの会社はネッツ東京では1000人いますが、その1000人の中で手を挙げた人ベースで選考します。

梅本:今後は合併して、なにか方法が変わっていくことはありますか?
武藤:基本はベースが決まっているので、モータースポーツに対する姿勢や方法は変わらないと思います。ただ、今まではGRガレージの軸足がレースやラリーだったようなところがありましたが、これからはもっともっとお店やお客様に軸足を置くという方針を今年から明確にしていきます。

<米津昇平さん(GRコンサルタント)>

梅本:新店舗での豊富をお聞かせください。
米津:クルマの愉しさをお伝えして、もっとお客様に来店していただけるようにしていただきたいです。レースだけではなく、これまで以上に店舗に力を入れていきたいと思っています。

梅本:愛車はなんですか?
米津:愛車はAE86なのですが、サーキット専用なんです。街乗り車は実は持っていないんです(笑)。

梅本:お仕事の担当は?
米津:去年までは脇阪寿一さんのレースを担当していましたが、これからはこちらの店舗に常駐して、ピットでの整備など、サービスを中心に行います。メカニックですが、来店されたお客様との接客も行いますので、レースやラリー参戦の相談や、クルマご購入の相談、パーツ装着のご相談などどしどし行わせていただきますよ!

梅本:新型スープラの整備もやりますよね?
米津:新型スープラの整備はGRガレージのスタッフが行うことになっています。そして、GRガレージ東京三鷹のメカニックは私だけですので、新型スープラのことは全部私に聞いてください!(笑)

■GR Garage 東京三鷹
東京都三鷹市野崎4-7-10
TEL0422-39-6586
http://www.netz-tokyo.co.jp/

こんな記事も読まれています

エアロ重視で航続距離750km DSが新型ファストバック「DS 8」のプロトタイプ初公開
エアロ重視で航続距離750km DSが新型ファストバック「DS 8」のプロトタイプ初公開
AUTOCAR JAPAN
ゼネラルモーターズ、11番目のF1チームに。キャデラックブランドで2026年からの参戦で基本合意
ゼネラルモーターズ、11番目のF1チームに。キャデラックブランドで2026年からの参戦で基本合意
motorsport.com 日本版
トヨタ新型「ランクルオープン」初公開に大反響! FJ風な“旧車デザイン”&斬新「スケスケドア」採用! “TOYOTA”ロゴの「ROX」米国で披露!
トヨタ新型「ランクルオープン」初公開に大反響! FJ風な“旧車デザイン”&斬新「スケスケドア」採用! “TOYOTA”ロゴの「ROX」米国で披露!
くるまのニュース
どんな役割を持っているか知ってる? 最近のバイクに必須の「三元触媒」を徹底解説
どんな役割を持っているか知ってる? 最近のバイクに必須の「三元触媒」を徹底解説
バイクのニュース
ロータスがEV化計画を修正、ハイブリッド車導入へ 消費者需要や関税に対応
ロータスがEV化計画を修正、ハイブリッド車導入へ 消費者需要や関税に対応
AUTOCAR JAPAN
義父から受け継いだ日産「バイオレット」はオリジナルをキープ!「当時の状態で後世に残すこと」に共感して20年…現状維持が課題です
義父から受け継いだ日産「バイオレット」はオリジナルをキープ!「当時の状態で後世に残すこと」に共感して20年…現状維持が課題です
Auto Messe Web
ブリヂストン、国内3工場に投資し能力増強 高インチタイヤ生産強化 2028年までに日産3000本増
ブリヂストン、国内3工場に投資し能力増強 高インチタイヤ生産強化 2028年までに日産3000本増
日刊自動車新聞
ホンダ 新型「アドベンチャーモデル」発表に反響多数! 「デイキャン余裕です」「ロボット顔が好き」の声!鮮烈レッドボディに高性能「eSP+エンジン」搭載の「ADV160」どんなモデル?
ホンダ 新型「アドベンチャーモデル」発表に反響多数! 「デイキャン余裕です」「ロボット顔が好き」の声!鮮烈レッドボディに高性能「eSP+エンジン」搭載の「ADV160」どんなモデル?
くるまのニュース
独ボッシュでも最大5500人削減、欧州車メーカーの業績悪化が影響[新聞ウォッチ]
独ボッシュでも最大5500人削減、欧州車メーカーの業績悪化が影響[新聞ウォッチ]
レスポンス
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定【CES2025予習&復習セミナー】前回CESのトレンドを踏まえて次回の見どころをチェックする
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定【CES2025予習&復習セミナー】前回CESのトレンドを踏まえて次回の見どころをチェックする
レスポンス
クルマのメーター内に「光るカメ」出現! 「青いイカ」や「コーヒーカップ」も!? 点灯したらマズい? 新種の「警告灯」どんな意味?
クルマのメーター内に「光るカメ」出現! 「青いイカ」や「コーヒーカップ」も!? 点灯したらマズい? 新種の「警告灯」どんな意味?
くるまのニュース
新基準原付で125ccも原付扱いに!? 125ccのバイクには一体何がある?
新基準原付で125ccも原付扱いに!? 125ccのバイクには一体何がある?
バイクのニュース
トヨタがマニュファクチャラーズタイトル獲得! 地元で歓喜の戴冠!!
トヨタがマニュファクチャラーズタイトル獲得! 地元で歓喜の戴冠!!
ベストカーWeb
【ラリージャパン 2024】波乱続きの劇的大団円…ヒョンデのヌービルが悲願のドライバーズタイトル初戴冠
【ラリージャパン 2024】波乱続きの劇的大団円…ヒョンデのヌービルが悲願のドライバーズタイトル初戴冠
レスポンス
日産『エルグランド』、15年目の大変身へ! 燃費倍増も、BEV化はおあずけ?
日産『エルグランド』、15年目の大変身へ! 燃費倍増も、BEV化はおあずけ?
レスポンス
ラリージャパンはヒョンデを駆る首位のタナクがクラッシュでトヨタのエバンスが優勝! 日本の勝田は惜しくも表彰台を逃す4位で終幕
ラリージャパンはヒョンデを駆る首位のタナクがクラッシュでトヨタのエバンスが優勝! 日本の勝田は惜しくも表彰台を逃す4位で終幕
WEB CARTOP
スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“レトロ感”あふれる「旧車風デザイン」に反響殺到! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルが凄い人気!
スズキが新型「カタナ」発売! めちゃ“レトロ感”あふれる「旧車風デザイン」に反響殺到! “鮮烈ブルー”採用した「レジェンドバイク」最新モデルが凄い人気!
くるまのニュース
F1シート喪失ボッタスのメルセデスリザーブ復帰は「時間の問題」トト・ウルフ代表認める
F1シート喪失ボッタスのメルセデスリザーブ復帰は「時間の問題」トト・ウルフ代表認める
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.5789.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

94.81488.0万円

中古車を検索
スープラの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

499.5789.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

94.81488.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村