レッドブルリンクで開幕したMotoGP第10戦スティリアGP。そのフリー走行1回目が行なわれ、トップタイムをマークしたのはLCRホンダの中上貴晶だった。
MotoGPは5週間と長めのサマーブレイクを終え、シーズンが再開。後半戦はレッドブルリンクでの2連戦からのスタートだ。スティリアGP初日は晴天に恵まれ、気温20℃、路面温度は22℃のコンディションで開始された。
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なお負傷欠場のフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)の代役として、ヤマハのテストライダーであるカル・クラッチローが参戦。またKTMのテストライダーであるダニ・ペドロサもワイルドカード参戦しているため、懐かしい面々が顔を突き合わせることになった。
そんな後半戦最初のセッションとなるFP1でトップタイムを記録したのは、LCRホンダの中上貴晶だった。
中上はセッション序盤からトップ6周辺の安定したポジションをキープ。セッション残り15分を切った段階で結果的にタイム抹消を受けたものの一時トップタイムを記録するなど、好調な走りを見せていた。
その後の再アタックで2番手タイムにつけた中上は、最後のアタックで1分23秒805とトップタイムを更新。セッションを首位で終えた。
2番手はスズキのジョアン・ミル。ミルも序盤からタイムシートの上位に名前を置くなど良い流れで後半のアタックに突入。1分23秒881をマークした。チームメイトのアレックス・リンスも1分24秒221で4番手に続いており、スズキは後半戦最初のセッションでいい走りを見せたと言えそうだ。
また3番手タイム(+0.302秒)を記録したのは、アプリリアのアレイシ・エスパルガロ。今シーズンは前半戦から大きく進化した姿を見せていたが、後半戦でもその勢いが続いている。
ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)はセッション序盤こそタイムシート上位に名を連ねていたが、後半のアタックでは纏めきれずに8番手タイム(+0.775秒)。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスも7番手(+0.687秒)に留まった。
母国戦となるKTM勢は、FP1ではワイルドカード参戦のペドロサが11番手タイム(+1.045秒)で最上位という結果に。なおペドロサはセッション中盤、マシントラブルでマシンをコース脇に停止させるシーンもあった。またミゲル・オリベイラはセッション終盤にターン3でハイサイドを起こして転倒し、15番手タイムに留まった。
木曜日に今季限りでの引退を発表したバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は、FP1では16番手タイム(+1.459秒)と後方からの滑り出しとなった。
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