2024年F1モナコGP決勝で、マクラーレンのオスカー・ピアストリは2位で、今季初、キャリア3回目の表彰台を獲得、ランド・ノリスは4位だった。1周目に多重クラッシュが発生し、赤旗レース中断に。ミディアムタイヤでスタートしたふたりは、リスタートでハードタイヤを履き、最後まで走り切った。
ピアストリは、スタート直後、カルロス・サインツ(フェラーリ)との間で接触が起き、フロアにダメージを負った。しかし赤旗中断もあり、問題なく走り続けることができた。シャルル・ルクレール(フェラーリ)のすぐ後ろを走行し続けたが、終盤はギャップが広がり、後ろのカルロス・サインツ(フェラーリ)を抑え切って2位でフィニッシュした。
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最初のスタートで、サインツがピアストリとの接触によりタイヤがパンクし、後退したことで、ノリスはポジションをひとつ上げた。しかし赤旗後、サインツは3番手からリスタートすることが許可されたため、ノリスは再び4番手に戻り、その位置から順位を上げることはできなかった。ノリスは、レース後、赤旗後のスタートポジションの決め方に疑問を呈する発言をしている。
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(78周/78周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
トリッキーなレースだった。序盤はペースが信じられないほど遅かった。トンネルの前で(ルクレールに)仕掛けることを考えたけれど、ギャップを通り抜けられるほど僕のマシンは小さくなかった。
懸命に作業にあたってくれたチーム全体に感謝したい。素晴らしい週末だった。モナコでこのような結果を出せることほど素晴らしいことはない。このストリートサーキットで素晴らしい記録を持つ(アイルトン・)セナを追悼するカラーを身に着けて、表彰台に立てた。それは特別なことだ。
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=4位(78周/78周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
チームにとって良い結果だ。目指していたとおり、大量のポイントを稼いだ。でも、予想していたことだが、ポジションを上げる機会はなかった。特に、序盤に赤旗が出た影響でね。
(赤旗後の)リスタートでポジションを(3番手から)4番手に戻されてしまった。あれはついてなかったよ。今日のような日には、できることはあまりなかった。4番手にとどまったけれど、チームのためにたくさんのポイントを獲得できた。それは大事なことだよね。
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