今年のダカールは難易度が高い!?
ダカール・ラリーは、冒険要素の多いラリーでもある。大会2日目のステージ2では、その冒険要素をさらに高める演出がされた。その方法とは、運営側からあらかじめ渡されるステージのロードブックを、スタート直前まで受け取れないという新たな試みである。
【ダカール・ラリー2020】サウジアラビアでスタート! トヨタ vs ミニのどちらが勝つ?
ステージが読めないということは、ぶっつけ本番でも対応できる経験値と、その状況にマシンをセッティングできる整備力が問われる。そんなステージ2では、ナビのミスコースも多発したようだ。
紅海沿岸をアル・ワジュからネオムまで北上する367km(総走行距離393km)のステージ2。四輪部門のトップタイムをマークしたのはトヨタGAZOOレーシング(TGR)のジニール・ドゥビリエ。前日の遅れを取り戻すかのような快走を見せ、総合14位から6位までポジションアップを成功させた。
セカンドベストは、ミニ4WDを駆るアルゼンチンのベテランラリースト、テラノバ。総合では後続に4分43秒の差をつけて首位に立った。3番手はプライベータープジョーのアルカシミ。前日も前半までトップタイムをマークしていたその俊足ぶりを発揮し、総合13位から7位までこちらも順位を上げている。
ワークスミニのバギーに乗るサインツとペテランセル、そしてTGRハイラックスのアルアティヤはミスコースが響きタイムロス。それでも最小限のロスに抑えたサインツが総合2位に、アルアティヤが3位につけている。
ステージ2 アル・ワジュ~ネオム
■ステージランキング
1. G・ドゥビリエ(トヨタ ハイラックス) 3h37m20s
2. O・テラノバ(ミニJCW ラリー) +3m57s
3. K・アルカシミ(プジョー3008DKR) +5m42s
4. M・セラドリ(センチュリー バギー) +9m39s
5. N・アルアティヤ(トヨタ ハイラックス) +11m46s
6. C・サインツ(ミニJCW バギー) +13m05s
■総合ランキング
1. O・テラノバ(ミニJCW ラリー) 7h7m36s
2. C・サインツ(ミニJCW バギー) +4m43s
3. N・アルアティヤ(トヨタ ハイラックス) +6m07s
4. M・セラドリ(センチュリー バギー) +7m22s
5. V・ザラ(ミニJCW ラリー) +8m11s
6. G・ドゥビリエ(トヨタ ハイラックス) +12m04s
7. K・アルカシミ(プジョー3008DKR) +12m35s
8. S・ペテランセル(ミニJCW バギー) +13m17s
9. Y・アルラジ(トヨタ ハイラックス) +16m05s
10. B・テンブリンク(トヨタ ハイラックス) +21m23s
<文=driver@web編集部・青山 写真=Redbull>
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