現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > まさか… スズキ「2人乗りジムニートラック」が発売中! 斬新な見た目に反響多し! 福島発の感激モデルとは

ここから本文です

まさか… スズキ「2人乗りジムニートラック」が発売中! 斬新な見た目に反響多し! 福島発の感激モデルとは

掲載 更新 24
まさか… スズキ「2人乗りジムニートラック」が発売中! 斬新な見た目に反響多し! 福島発の感激モデルとは

■福島県で「ジムニートラック」販売している? なぜ?

 福島県で人気の軽自動車スズキ「ジムニー」のトラックタイプが製造され、販売されています。
 
 以前に話題となりましたが、その後はどうなっているのでしょうか。

【画像】「えっ…!」 ジムニートラックが日本で買える! その実車を見る!(50枚以下)

 ジムニーといえば、軽自動車ながらも本格的なクロスカントリーSUVとして幅広い層から熱狂的な支持を集めるモデルです。

 現行モデルは2018年7月にフルモデルチェンジがおこなわれた4代目モデルで、発売当初から現在までも高い人気を誇っています。

 2023年6月現在、日本では3ドア仕様のみの販売となっていますが、同月7日にはインドで5ドア仕様の発売が開始されました。

 また過去に「東京オートサロン2019」ではスズキが公式で「ジムニーシエラピックアップスタイル」を展示し、ユーザーからは市販化を期待する声が寄せられました。

 このようにスズキ自ら様々な仕様を展開するジムニーですが、現時点の日本では5ドアやピックアップトラックは正規販売されていません。

 一方で、前述のジムニーシエラピックアップスタイルを具現化したような仕様が福島県二本松市にある石畑自動車で販売されているといいますが、どのようなものなのでしょうか。

 この個体、フロントフェイスは従来から販売されているジムニーと同じ姿をしていますが、後方部は軽トラックの荷台が備わっています。

 製作経緯について、石畑自動車の代表取締役社長である安斎氏は次のように話します。

「ジムニートラックが海外で販売されているのを目にし、日本でも軽トラックとジムニーを組み合わせることで作れるのではないかと考えました。

 そして、付き合いのあった板金職人と相談し製作に至りました」

 また、ジムニートラックは車検が通る安全なクルマにするために、どのような施工工夫があったのでしょうか。同製作者は次のように話します。

「どこでも車検を受けれるクルマにするのが大前提であるため、安全面はもちろん配慮しました。

 荷台とキャビンを分けることで、フレームの歪みを抑え、ひび割れのリスクを低減しました。

 さらに、ジムニーと軽トラックの荷台の接続部分に剥き出しになってしまうリア部分があり、そこをトヨタ『プリウス』のリインホースで塞いでいます。

 ジムニートラックは区分上、軽貨物となります」

■今では注文が殺到中!年に1、2台しか作れない理由とは

 石畑自動車が手がけるジムニートラックはどのような反響があったのでしょうか。

「当時ジムニートラックは自社で使用していました。

 最初話題になったきっかけは弊社従業員が地元の電気屋を訪れた際に、一般の方がジムニートラックをTwitterに投稿したものが注目を集めたことです。

 そこからメディアに取り上げられることもあり、今では数多くの問い合わせをいただいています。

 お客様からも『自分のジムニーもトラックの仕様に変えてほしい』『ジムニートラックが次に完成したら買いたい』『予約注文をしたい』などと、たくさんの反響がありました。

 また、アメリカのテレビ番組であるディスカバリーチャンネルから、『福島県での撮影があり、ジムニートラックが番組の演出上ピッタリであるから使わせてほしい』という問い合わせもありました」

 ジムニートラックは話題を集め、熱狂的なファンを中心に問い合わせが殺到しているようですが、現状次の製作予定はあるのでしょうか。

「ジムニートラックは加工に半年程度かかることや、ジムニーが中古車市場などで手に入りづらいということもあり、年に1から2台までしか作れません。

 そのため、数多くのオーダーをいただいていますが、必ず製作できると約束できるわけではないのが現状です」

※ ※ ※

 ジムニーは長納期化やバックオーダーの多さもあり、新車でも手に入るまでに時間を要します。

 中古車市場でもジムニーは数が少なく、「ジムニートラック」も量産できるわけではありません。

 そのため、前出の製作者は「後部が壊れて廃車や事故車になるジムニーでもジムニートラックは作ることができます。事故車などは安く仕入れて製作ができるのでそのような車両を探しています」と話します。

こんな記事も読まれています

18台のみ「CORNES 60th Edition」を発表…ベントレーがコーンズのために仕立てた特別限定車
18台のみ「CORNES 60th Edition」を発表…ベントレーがコーンズのために仕立てた特別限定車
レスポンス
DATSUN「フェアレディ」再起動!!【VOL.51】
DATSUN「フェアレディ」再起動!!【VOL.51】
グーネット
MotoGP、2024年インドGP中止を正式発表……来年3月に改めて開催へ。代替戦には洪水で延期されたカザフスタンGP
MotoGP、2024年インドGP中止を正式発表……来年3月に改めて開催へ。代替戦には洪水で延期されたカザフスタンGP
motorsport.com 日本版
[音響機材・チョイスの勘どころ]「ボックスサブウーファー」は、箱と振動板の“サイズ”に注目!
[音響機材・チョイスの勘どころ]「ボックスサブウーファー」は、箱と振動板の“サイズ”に注目!
レスポンス
沖縄のモータースポーツを盛り上げたいから、超頑張ってるんです! “しまんちゅ”平良響の郷土愛が爆発【連載:レーサーふるさと自慢】
沖縄のモータースポーツを盛り上げたいから、超頑張ってるんです! “しまんちゅ”平良響の郷土愛が爆発【連載:レーサーふるさと自慢】
motorsport.com 日本版
チンクエチェントの灯が消える!? 16年の歴史に幕 フィアット「500」日本での販売が終了! 国内の販売台数は13万台の人気コンパクト
チンクエチェントの灯が消える!? 16年の歴史に幕 フィアット「500」日本での販売が終了! 国内の販売台数は13万台の人気コンパクト
VAGUE
スズキ新型「軽SUV」まもなく登場!? めちゃオシャな「謎のタフ仕様」は次期型「スペーシアギア」か! 新型「“アウトドア系”スペーシア」とは
スズキ新型「軽SUV」まもなく登場!? めちゃオシャな「謎のタフ仕様」は次期型「スペーシアギア」か! 新型「“アウトドア系”スペーシア」とは
くるまのニュース
ランチア『イプシロン』新型に「HF」、240馬力の高性能EV…欧州発表
ランチア『イプシロン』新型に「HF」、240馬力の高性能EV…欧州発表
レスポンス
新しいノート・オーテック・クロスオーバーが出た!──GQ新着カー
新しいノート・オーテック・クロスオーバーが出た!──GQ新着カー
GQ JAPAN
車検をできるだけ安く済ますには? ユーザー車検の方法と費用を、自分で整備・車検を通したことのある業界通が解説します
車検をできるだけ安く済ますには? ユーザー車検の方法と費用を、自分で整備・車検を通したことのある業界通が解説します
Auto Messe Web
三菱 ミニカ スキッパーGT(昭和46/1971年5月発売・A101型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト064】
三菱 ミニカ スキッパーGT(昭和46/1971年5月発売・A101型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト064】
Webモーターマガジン
阪神高速『港大橋登頂』ツアー開催決定…50周年イベント
阪神高速『港大橋登頂』ツアー開催決定…50周年イベント
レスポンス
超ゴツいのに超静か! 横浜ゴムの見た目と性能を兼ね備えたSUV/ピックアップトラック用オールテレーンタイヤ「ジオランダーA/T4」に試乗!
超ゴツいのに超静か! 横浜ゴムの見た目と性能を兼ね備えたSUV/ピックアップトラック用オールテレーンタイヤ「ジオランダーA/T4」に試乗!
くるまのニュース
ボディからキノコが生えたってマジ!? リアルな「木」を外板に使った初代「ミニ・カントリーマン」はいま見ると衝撃!!
ボディからキノコが生えたってマジ!? リアルな「木」を外板に使った初代「ミニ・カントリーマン」はいま見ると衝撃!!
WEB CARTOP
サッカー界のレジェンド、ジネディーヌ・ジダンがル・マン24時間レースのスターターに決定
サッカー界のレジェンド、ジネディーヌ・ジダンがル・マン24時間レースのスターターに決定
motorsport.com 日本版
トヨタ マツダ SUBARUが電動化に適合する新たなエンジン開発を宣言
トヨタ マツダ SUBARUが電動化に適合する新たなエンジン開発を宣言
Auto Prove
市販されなかったのが残念すぎる! 86をワゴン化した「シューティングブレーク」が理想的な1台だった
市販されなかったのが残念すぎる! 86をワゴン化した「シューティングブレーク」が理想的な1台だった
WEB CARTOP
ミニバンのロールスロイス? 4座の最上位モデル納車開始…中国ジーカー
ミニバンのロールスロイス? 4座の最上位モデル納車開始…中国ジーカー
レスポンス

みんなのコメント

24件
  • 熊本にもジムトラ昔から作って売ってるショップ有るよ。
  • ジムニーにキャリーの荷台取付たのね!
    良いと思います!
    多分座席リクライニング出来んくなるでしょうが(笑)
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

165.4200.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0420.0万円

中古車を検索
ジムニーの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

165.4200.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0420.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村