■走行距離14万4000マイル(約23万1745km)も1200万円越え!
近年、海外では国産スポーツカーの人気が急激に高まっています。特にアメリカでは、通称「25年ルール」と呼ばれる保安基準があり、その影響で国産スポーツカーの価格が高騰しています。
25年ルールとは、アメリカで、生産から25年以上が経過したクルマに対する保安基準の多くが免除となるというもので、過去に公道走行が難しかった車両も、それらの期間が経過していれば、走行できるようになるというものです。
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1990年代の国産スポーツカーも、近年では走行が可能となったことから、需要が高まり、それに伴って取引価格も大幅に高騰するようになりました。
その時代を代表する1台であるトヨタ「スープラ(A80)」は特に人気が高いモデルです。
80スープラとして知られるこのモデルは、1993年から2002年にかけて販売され、1993年の発売開始時点における新車価格は306万円でした。
当時、トヨタが生産していたスポーツカーのなかでは高価格帯ではあったものの、多くのユーザーにとって比較的手が届きやすいモデルとして親しまれていました。
しかし、近年では国内でもネオ・クラシックカーの人気が高まっており、国内の中古車市場でも当時の新車価格を上回る価格で販売されています。
そんななか、今回オークションに出品された80スープラは約1200万円という驚きの取引価格で落札されました。
「Bring a Trailer」が出品したこのスープラは、1997年式の北米仕様のものです。
走行距離は14万4000マイル(約23万1745km)と、新車時から現在に至るまで、現役として活躍してきたことがうかがえます。
それでも、このスープラの内外装のコンディションは、まるで新車時の状態がそのまま維持されているかのように思えるほどです。
外装の「ルネサンス・レッド」はピカピカに磨き上げられており、装着している17インチのクロームホイールと同様に、傷ひとつないように見えます。
加えて、Stillen製のボディキットが装着されており、スポーティな見た目に仕上げられています。
内装のブラックレザーも使用感がほとんどなく、外装と同様に26年前のクルマには到底見えない良好なコンディションで保たれています。
さらに、綺麗に磨かれているエンジンベイには、3リッター6気筒ツインターボエンジンが搭載されており、6速MTが組み合わされています。
足回りや、そのほかの内装部も良好な状態で、全く走行距離を感じさせないかのような整備コンディションであることがわかります。
このスープラは、9月5日に8万3999ドル(約1232万円)で落札されました。
近年の国産スポーツカー人気と、良好な車両コンディションが合わさり、走行距離が伸びているにも関わらず、新車価格の約4倍の値段がつきました。
※ ※ ※
この個体のほかにも、80スープラは非常に高い取引金額でオークションに出品されています。
特に「ワイルド・スピード」シリーズに登場したレプリカ個体などは、7000万円を超える価格で取り扱われていたことが、SNSなどで話題となっていました。
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