2018年に6世代目として日本へ導入されたフォルクスワーゲン ポロは、Bセグメントのベンチマークとして高い評価を獲得している。そのポロがマイナーチェンジした。新型はどのように進化したのだろうか。本誌執筆陣10人の評価を聞いてみた。(Motor Magazine 2022年8月号より)
正確なハンドリング、そして上質な乗り心地
ゴルフが長らくCセグメントの基準と言われ続けていることと同様に、ポロも1975年の初代デビュー以来、Bセグメントの基準であり続けている。筆者も過去に3代目後期型のGTIと4代目前期型に乗っていたが、作りの良さと走りの質感で、当時のポロに勝負できるクルマは正直見当たらなかった。先代の5代目も、モデル最末期の2017年にドイツで試乗したとき、あまりのクオリティの高さに、「まだモデルチェンジの必要はないのでは?」と感じたのを憶えている。
フォルクスワーゲン新型ポロの日本導入価格は252万2000円から。最新世代の1L TSIを搭載してグレードも一新
今回新型に乗って、ポロはBセグメントのモデルとして、常にオーバークオリティに作られていると改めて実感した。箱根で行われた試乗会ではTSI Rラインに試乗したのだが、新世代の1L 3気筒ターボは、ピークパワー&トルクこそ従来と変わらないものの、最大トルク発生回転数が1600rpmに低められたことにより、出足がグッと良くなり、ワインディングロードでもSレンジやマニュアルモードに入れれば、意外なほどにスポーティな走りが楽しめた。
走りが楽しめるのは、シャシのできが良いからだ。ボディは十二分な剛性感があり、Rライン専用スポーツサスペンションを装着した足まわりは、17インチタイヤをしっかり履きこなしながら、しなやかさも感じさせる絶妙なセッティング。ハンドリングは正確で、乗り心地も上質。後席の快適性も申し分ない。リフレッシュしたスタイリングも、新しさとスポーティさを上手く表現していて好感が持てる。
電動パーキングブレーキが備わらないので、 ACCは停止後3秒でブレーキが解除されてしまう仕様だったり、オプションの純正ナビのできが今ひとつだったりと、ウイークポイントがないわけではないが、新型の走りは今回もクラスをリードするレベルを実現している。輸入車の入り口としてはもちろん、ダウンサイジングを考えるベテランドライバーにも、自信を持ってオススメできる1台である。(文:竹花寿実/写真:井上雅行)
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内装と装備で若干劣るのは、どうかならないのかな。