「GT-Rをもブッちぎる快適オートマ仕様のアリスト」1000馬力を武器にゼロヨン9秒台をマーク！

快適装備満載のオートマセダンで1000psオーバーを実現

トヨタマイスター“アンフィニ”が製作した驚異のゼロヨンスペック

創業以来、一貫して”速くて快適なクルマ造り”をコンセプトに掲げ続ける“テクニカルショップアンフィニ”。その姿勢を見事に体現しているのが、完全合法仕様でゼロヨン9秒台を叩き出すこのJZS161アリストだ。

心臓部の2JZ-GTEは腰下にHKSの3.4Lキットを組み込み、タービンにはT51R SPLをチョイス。エンジン単体ではブースト圧2.0キロ時に700psオーバー。ドラッグレース時には、これにNOSを噴射して300psを上乗せ。1000psオーバーというスペックを誇る。

NOSはウェットショットの2ステージを採用。各ノズルは300psの容量で、理論的には2系統で600psのドーピングにも対応できる。しかし、2JZで1300psとなるとエンジン本体が持たないため、150ps×2系統の300ps分を噴射している。

タービンや配管等にはビッシリと遮熱板や耐熱布で養生。熱害によって発生してしまうようなトラブルを未然に防いでいる。

スポーツ走行での使用はもちろんのこと、街乗りにおける渋滞など、どんな状況にも対応できるようオイルクーラーやATFクーラーなど冷却系は徹底的に強化されている。

増大したパワーに対応できるよう、TRDのハイパフォーマンスモノブロックキャリパーを用いてブレーキも強化。基本的にはゼロヨン仕様ではあるものの、ステージを選ばない扱いやすさを実現するための装備だ。ホイールはBBSだ。

純正強化のATミッションも長年のノウハウでセッティング&構築された逸品。このノーマル然としたAT車のインテリアから、1000ps&ゼロヨン9秒台という実力を察することは難しいだろう。もちろんエアコンやナビ、オーディオなどの快適装備は全て稼働する。

控え目なエクステリアもこのチューンドのポイント。純正然とした見た目の中に、並みのスーパーカーでは太刀打ちできないほどのゼロヨンスペックを隠しているのだ。

創業から30年以上に渡って、チューニング界の第一線で活躍し続ける名店のノウハウがこのアリストには詰め込まれているというわけだ。

取材協力：テクニカルショップアンフィニ 埼玉県川口市西立野472　TEL：048-294-6161

Comments

直線番長ってマイナスな意味で言ってる人いるけど、ハイパワーFRな乗ったことないんだろうな。
真っ直ぐ走るわけないんだよこういう車両が。ドライバーの技術も必要ですよ。

4TA、FRで9秒は凄いなぁ