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ヤリスかフィットかノートなのか? 出そろった最新コンパクト3台のマルとバツ

 フィットはファミリー層や愛犬家にうってつけのキャラクターだ

 今、国産コンパクトカーを購入しようとしている人にとって、まさに”買い”の時期だと思う。コンパクトカーに新たな価値を詰め込んだ、ハイブリッドコンパクトと呼べる、この時代の選択肢としてぴったりな電動の新型車が続々と登場し、ある意味、選び放題なのである。

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 で、ホンダ・フィットのe:HEV、トヨタ・ヤリスのHV、日産ノートのe:POWERなどをまな板に上げ、価格はどうか、サイズはどうか、動力性能はどうか、装備はどうか、燃費性能はどうか……と、悩んでいるに違いない。

 しかし、そうした項目の比較以前に、忘れてはいけないことがある。それは各車のキャラクターだ。言い換えれば、どんな人に、どんな使い方に向いているか、ということ。

 そんな視点で各車を見ていくと、同じジャンルのハイブリッドコンパクトカーでも、それぞれの違いが明白になっていく。

 まずは、ホンダ・フィット。販売に以前ほどの勢いはないものの、極めて万人向けのコンパクトカーと言っていい。とくにファミリー層、愛犬家にはうってつけのキャラクターの持ち主だ。

 ポイントはまず、薄くほぼ水平のすっきりしたインパネデザイン、シンプル表示の大型TFT液晶メーター、視覚的の抜け感にも貢献する2本スポークステアリング、そして斜め前方視界をまったくジャマしない(その存在に気づきにくいほどの)極細Aピラーだ。実際に運転席に座ると、まさにクルマらしからぬ、ロマンスカー最前列のようなパノラマ視界。新鮮な運転感覚をもたらしてくれる。つまり、誰もが運転席に座った瞬間、運転のしやすさを実感できるのである。

 フィットは歴代、ホンダ独創のセンタータンクレイアウトによって、驚異的な広さの室内空間、シートアレンジ性を実現してきているが、新型でもそれは変わらない。後席居住空間の広さは圧巻で、身長172cmの筆者のドライビングポジション背後で、頭上に120mm、膝まわりになんと320mm!! ものスペースがある。

 この膝まわり空間は、コンパクトカーとして世界最大級で、最新の空間の広さが自慢のノートでさえ、同275mmなのである。また、後席をセンタータンクレイアウトの恩恵で、フロアに沈み込ませるように低く(地上600mm/ステーションワゴンのラゲッジフロアと同等)格納してラゲッジスペースを拡大すれば、リヤドアからの大きな荷物の出し入れはもちろん、犬の乗降も楽々可能になる。コンパクトカーのほとんどは、後席を格納することができるが、ここまで低いフラットフロアになるクルマはそうはない。

 また、めったに使わない、というか使わずに済ませたいSOSコールボタンとともに、日ごろから使えるトラブルサポートボタンもあわせて用意している点も、運転初心者や高齢ドライバーの大いなる安心になるはずである。

 さらに、フィットの場合、BASIC、HOME、NESS、CROSSTARという4種類のそれぞれに個性あるグレードが用意され、自身のセンスにぴったりの1台を選びやすい手助けになるだろう。よって、後席の居住性を重視する人にとって、あるいは運転のしやすさ最優先、大いなる安心を求める人にぴったりなのが、「心地よさ」をテーマに掲げるフィットということなるだろうか。

 ヤリスは前席優先のドライバーズカー要素が強い

 トヨタ・ヤリスは、ある意味、フィットとは正反対のキャラクターを持つコンパクトカーと言っていいかも知れない。キャビンパッケージは前席優先。後席はフィット、ノートと比べ、狭い。2ドアのGRがあるということからもわかるように、標準車であろうと、走りに向いたドライバーズコンパクトということだ。

 確かに、エンジンが3気筒であっても、走りの楽しさ、切れ味に持ち味がある。走り好きな人がシングル、カップルズカーとして使うなら必要十分なパッケージとも言い替えられる。もちろん、HVの燃費性能は、さすが、プリウスで磨いてきた技術が生かされている。

 ただし、後席の居住性、ラゲッジルームの使い勝手という点では、オールマイティーとは言いにくい(フィットなどと比較して)ハイブリッドコンパクトカーでもある。なお、このクラスのハイブリッド車で、アウトドア、災害時などに活躍してくれるAC100V/1500Wコンセント(4万4000円のオプション)を用意しているのは、トヨタのHV、ヤリスだけである。

 一方、ACCの停止保持機能とともに、渋滞時はもちろん、信号待ちの多い市街地走行、スーパーマーケットなどの料金所で絶大なる便利さを誇るオートブレーキホールド機能は、旧来式の足踏み式ブレーキのため、採用されていないのが惜しまれる(フィットとノートには装備/ヤリスクロスには装備されている)。

 また、グレードはX、G、Zの3タイプから選ぶことができる。

 ノートはラゲッジの広さ&使いやすさが抜群

 日産ノートは、電動車としての走りの新鮮度が大きな特徴となる。そう、e:POWER、ワンペダルに代表される、独特の運転感覚だ。また、プロパイロット”1.5”と呼べる、1.0とスカイラインに搭載された2.0の中間的(いいとこ取り)の高速道路同一車線運転支援技術によって、高速走行を頻繁に行う人には、かなりメリットのある1台と言っていい(プロパイロットはセットオプションで約44万円)。

 そして、意外なるポイントが、ラゲッジスペースの広さと使い勝手の良さ。フロア幅、奥行ともに、あのパッケージ自慢のフィットをわずかとはいえ凌ぎ、高さ方向では圧倒。しかも、オプションのラゲッジボードを使うことで、地上高約640mm(世界のステーションワゴンの平均値と同等)の ラゲッジの開口部に段差をなくすこともできるのだ。段差がなければ、重い荷物の出し入れが一段と楽になる理屈。大型犬の乗降もより安全になるのである(段差があると足が引っ掛かってケガをする可能性あり)。

 よって、日産ノートはe:POWERの走りの新鮮さに興味を持つ人にはもちろん、後席、ラゲッジスペースの使い勝手にこだわる人に向いているハイブリッドコンパクトと言っていいだろう。ただし、ノートで残念!? なのは、3グレードあるうち、一般ユーザー向けなのはXグレードだけ、という事実。まぁ、グレード選びで悩まなくていい、とも言えるのだが。

 価格は、これからのクルマ選びでは不可欠な先進運転支援装置の装着状況、内容に照らし合わせて比較すべきだが、トヨタ・ヤリスはトヨタセーフティセンスを全車に標準装備(衝突軽減ブレーキは夜間の歩行者対応)。ブラインドスポットモニターのみオプション。

 ホンダ・フィットはホンダセンシング(衝突軽減ブレーキは夜間の歩行者対応)が全車標準装備ながら、ドアミラー内のインジケーターで後方から接近するクルマを知らせてくれるブラインドスポットモニターの設定はなし(簡易的なものはディーラーオプションであり/ナビ画面に小さく表示)。

 日産ノートに関しては、基本的な先進運転支援装備は標準(衝突軽減ブレーキは夜間歩行者対応)ながら、ACC、ブラインドスポットモニター機能を含むプロパイロットはすでに説明したように、セットオプションで約44万円となるので、そのあたりを考慮して比較していただきたい。そのうえで、価格もさることながら、ユーザーそれぞれに合う1台を見極めることが、もっとも大切であることをお忘れなく。

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