現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ダイハツ タントがマイナーチェンジでフロントマスクやインテリアなどを刷新。より上質で迫力あるスタイルに

ここから本文です

ダイハツ タントがマイナーチェンジでフロントマスクやインテリアなどを刷新。より上質で迫力あるスタイルに

掲載 更新 14
ダイハツ タントがマイナーチェンジでフロントマスクやインテリアなどを刷新。より上質で迫力あるスタイルに

2022年10月3日、ダイハツ工業(以下、ダイハツ)はタント/タントカスタムをマイナーチェンジして発売した。同時に新モデル「タント ファンクロス」も追加されたが、これに関しては別に紹介する。

広い空間や利便性などはそのままに、使い勝手の良さを向上
タントは、ダイハツのスーパーハイト系の軽ワゴンだ。初代は2003年に登場し、圧倒的な室内空間と使い勝手の良さで、スーパーハイト系という軽自動車の新ジャンルを開拓した。さらに、2007年に登場した2代目で軽自動車初のピラーインドア「ミラクルオープンドア」や、両側パワースライドドアを採用し、多くのユーザーから好評を得てきた。いまや、軽乗用車の約半分はスーパーハイト系が占めているという。

スズキ スペーシアBASEだけじゃない。いま、軽自動車は「4ナンバー」がアツい!

そして2019年に登場した現行型の4代目では、ダイハツの新世代クルマづくり「DNGA(ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャー)」を初めて採用し、「新時代のライフパートナー」として、すべての世代のユーザーにに応える良品廉価な商品として、大幅に機能を性能を進化させた。2017年には累計販売台数は200万台を突破し、現在では260万台を超えている。

今回のマイナーチェンジでは、タントカスタムがより上質で迫力のあるスタイルに進化した。エンジンフード、フロントフェンダー、ヘッドライト、フロントバンパーなどのフロントまわりを中心に、立体感と車両のワイド感を強調したエクステリアとした。

インテリアでは、ブラック基調の室内に深みのあるブルーを配色し、レザーの面積を増やしたシート表皮やメッキ加飾により、シャープで緻密な印象を演出している。また、上下2段調節式デッキボードを新採用。脚を立てると、床下の上の二段で荷物を積めて、日常の買い物からアウトドアまで幅広いシーンで活躍できる。しかも上段の状態でリアシートを前倒すると、フラットで広いラゲッジスペースが出現する。さらに、リアシートのスライド機構は荷室側からも可能なレバーが新設された。

メーカーオプションでは、音声認識とアップル カープレイのワイヤレス接続に対応した9インチのスマホ連携ディスプレイオーディオを設定。エアコンやマルチメディアなどの操作ができる音声認識機能を搭載し、HDMIソケットも追加設定して、再生できる映像の種類を拡大している。従来型同様、圧倒的な広い室内空間とミラクルオープンドアによる利便性と解放感はそのままに、快適装備を充実させて使い勝手の良さを向上している。

ボディカラーは、タントではサンドベージュメタリック、ホワイト×アイスグリーン(2トーン)、ホワイト×サンドベージュメタリック(2トーン)を新設定し、ライトなカラーで親しみのイメージを強化している。タントカスタムでは、クールバイオレットクリスタルシャインとクロムグレーメタリックを新設定し、上質な印象を強化している(いずれも一部オプション)。

走りの部分においては、DNGAの高い基本性能を継承するとともに、エンジン制御の最適化により燃費性能を向上し、WLTCモード燃費で22.7km/L(2WD/CVT/自然吸気)を実現している。安全装備ではスマートアシストを全車に搭載している。

2022年8月22日に先行受注を開始以来、すでに2万8000台の受注があるという新しいタント シリーズ(月間販売目標台数は1万2500台)。ダイハツでは、カスタムが45%、標準車が35%、そしてファンクロスが20%くらいの販売比率と見ているが、先行受注の段階でファンクロスは25%くらいに達しているという。

ダイハツ タント ラインナップ
L(0.66L NAエンジン/FF):138万6000円
L(0.66L NAエンジン/4WD):151万2500円
X(0.66L NAエンジン/FF):154万円
X(0.66L NAエンジン/4WD):166万1000円
Xターボ(0.66Lターボエンジン/FF):165万円
Xターボ(0.66Lターボエンジン/4WD):177万1000円
カスタムX(0.66L NAエンジン/FF):178万2000円
カスタムX(0.66L NAエンジン/4WD):190万3000円
カスタムRS(0.66Lターボエンジン/FF):187万円
カスタムRS(0.66Lターボエンジン/4WD):199万1000円

ダイハツ タント カスタムX(FF) 主要諸元
●全長×全幅×全高:3395×1475×1755mm
●ホイールベース:2460mm
●車両重量:920kg
●エンジン:直3 DOHC
●総排気量:658cc
●最高出力:38kW(52ps)/6900rpm
●最大トルク:60Nm/3600rpm
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:FF
●燃料・タンク容量:レギュラー・30L
●WLTCモード燃費:21.9km/L
●タイヤサイズ:155/65R14
●車両価格(税込):178万2000円

[ アルバム : ダイハツ タント マイナーチェンジ はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

【欧州でプロトタイプ目撃】レクサスが市販めざし開発中か 「GR GT3コンセプト」はどんなクルマ?
【欧州でプロトタイプ目撃】レクサスが市販めざし開発中か 「GR GT3コンセプト」はどんなクルマ?
AUTOCAR JAPAN
5速MT搭載! スズキが「大きなワゴンR」実車展示!「軽自動車」超えたビッグサイズに「最新技術」採用したニューモデルに反響あり!
5速MT搭載! スズキが「大きなワゴンR」実車展示!「軽自動車」超えたビッグサイズに「最新技術」採用したニューモデルに反響あり!
くるまのニュース
1800馬力の電動ハイパーカー、ブガッティ『トゥールビヨン』発表…ヴェイロン 後継車は2026年発売
1800馬力の電動ハイパーカー、ブガッティ『トゥールビヨン』発表…ヴェイロン 後継車は2026年発売
レスポンス
BMW「当面の間」はエンジン車の販売継続 新型EVと同じ外観で生産か
BMW「当面の間」はエンジン車の販売継続 新型EVと同じ外観で生産か
AUTOCAR JAPAN
学生時代の愛車だったホンダ「CR-Xデルソル」を再び購入! バブル期の車だけあって、外装パーツが専用品で入手困難です
学生時代の愛車だったホンダ「CR-Xデルソル」を再び購入! バブル期の車だけあって、外装パーツが専用品で入手困難です
Auto Messe Web
7/25申込締切 モビリティ・ロードマップ2024(自動運転法制を中心に)とモビリティDX戦略
7/25申込締切 モビリティ・ロードマップ2024(自動運転法制を中心に)とモビリティDX戦略
レスポンス
自動車保険料3年連続の引き上げ、2026年以降平均5.7%上げへ[新聞ウォッチ]
自動車保険料3年連続の引き上げ、2026年以降平均5.7%上げへ[新聞ウォッチ]
レスポンス
「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
「クルマの空調」使い方間違えると「燃費悪化」も!? 「謎の“A/Cボタン”」何のため? カーエアコンの「正しい使い方」とは
くるまのニュース
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
ドライブレコーダーを付けたからと言って安心はできない!? 事故にあった際の正しい操作方法とは
バイクのニュース
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
一年中快適に楽しめるオープンモデル!メルセデス・ベンツ、高い走行性と安全性を併せ持つ「CLEカブリオレ」を発売
LE VOLANT CARSMEET WEB
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
伝統と革新が融合したスポーツモデル!ダイナミックな外観や新世代ISGを引っ提げ、「メルセデスAMG CLE 53クーペ」発売!
LE VOLANT CARSMEET WEB
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
今季10戦目にしてなんと5回目の11位……ヒュルケンベルグ抜群の安定感も”入賞圏外”に落胆「新しいポイントシステムが必要だ」
motorsport.com 日本版
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
日刊自動車新聞
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
日産が新型「軽“ワゴン”」発表! ホンダ「N-BOX」対抗の「超背高モデル」! 超スゴイ“ピンク”も追加の「新ルークス」に販売店でも反響あり
くるまのニュース
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
そういえば滑りづらくなった!? 首都高の二輪車安全対策「フィンガージョイントすべり止め」「カーブ部のカラー舗装延伸」とは?
バイクのニュース
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
「ChatGPT」車載化、VWがゴルフやティグアンにオプション設定…欧州仕様
レスポンス
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
アクセルを戻せば減速する……のはわかる! でも説明しろと言われると悩むエンジンブレーキの「仕組み」とは
WEB CARTOP
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
フレッシュアップされたBMW 3シリーズの全情報 価格から走行性能&比較テストまで 新型BMW 3シリーズのすべて
AutoBild Japan

みんなのコメント

14件
  • カスタムはイカつくてドヤれるアルファードみたいなギラギラグリルに
    いやむしろバンパー無くしてグリルだけにして欲しいな!!
    そしたら残クレ使ってでも買います!
  • なぜ最近の軽、ミニバンといった実用車クラスのフロントはこういうデザインなんだ??
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

135.3177.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.01166.0万円

中古車を検索
タントの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

135.3177.1万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.01166.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村