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大幅改良を果たしたテスラ・モデル3が日本での納車を開始

掲載 15
大幅改良を果たしたテスラ・モデル3が日本での納車を開始

 テスラモーターズ ジャパンは2023年12月7日、2023年9月に発表した改良版のモデル3(Model 3)の日本市場における納車を開始した。

車種展開は以下の通り。

テスラが「モデルS」と「モデルX」の日本における注文受付を開始

モデル3 RWD:561万3000円

モデル3 ロングレンジAWD:651万9000円

 改めてモデル3の改良内容を紹介しよう。

 テスラブランドのミッドサイズセダンに位置するモデル3の今回の改良は、空力性能を最大化するエクステリアデザインやラップアラウンドインテリアの採用、機能・安全装備のアップグレードを図るとともに、一充電当たりの航続距離を延長したことが特徴である。

 まずエクステリアでは、前後ライトのデザインを刷新したことがトピック。LEDヘッドライトはシャープでスレンダーなデザイン(ウィングシェイプヘッドライト)に変更し、これによりフロントの幅を広く見せ、同時にライトの照射距離と照射幅の拡大を実現して安全性を向上させる。一方、LEDリアコンビネーションライトはワンピースタイプへと変更し、シャープな“C”字型の洗練された形状によって印象的な後ろ姿を創出した。また、シューズには新造形の18インチ フォトンホイールと19インチ ノバホイール(オプション)を装着。美しくかつ先進的なデザインで足もとの存在感を高めると当時に、走行時のノイズをさらに低減させる。ボディカラーについては、光源や見る角度によって変化するステルスグレーとウルトラレッドを新色として追加。ボディサイズは従来比で25mm長く、それ以外は同寸の全長4720×全幅1850×全高1440mmに設定した。

 インテリアに関しては、後席用に8インチのタッチスクリーンを標準で組み込むとともに、前席のタッチスクリーンのベゼルを細くして0.4インチ拡大(15.4インチ)。また、アップグレードしたステアリングホイールにはウィンカー、ワイパー、ヘッドライト、ボイスコマンドなどの操作を集約させる。さらに、アンビエントライトはドアパネルからフロントガラスまで広がるようにアレンジし、リラックスしてくつろげるリビングルームのような雰囲気を演出した。内装の一部により柔らかく、より洗練されたプレミアムマテリアル素材を採用し、合わせて臭いを通さず空気中の有害物質をろ過できるCN95フィルタを空調に配し、加えて音響システムのスピーカーを増設(RWDが2スピーカー増の9スピーカー+シングルアンプ、ロングレンジAWDが2スピーカー+1サブウーファー増の15スピーカー+デュアルサブウーファー/デュアルアンプ)して、より上質なキャビン空間を構築したことも、改良版テスラの訴求点である。

 一方でシートについては、包み込み性とサポート性を大幅に向上させた新タイプを装着。また、Teslaアプリで事前にフロントシートベンチレーションを作動させ、周囲の温度に即して風量を自動的に調整するシステムを採用する。さらに、前後左右、360°すべてのメインガラスに2層アコースティックガラスを配備して、キャビンの静粛性をいっそう向上。トランクルームも拡大し、容量は従来比+33リットルの682リットル(フロントトランク:88リットル)を達成した。

 パワートレインは基本的に従来を踏襲し、後輪駆動のRWDに最高出力194kW/最大トルク340Nmを発生するAC永久磁石同期モーターを、デュアルモーターAWDのロングレンジAWDにシステム最高出力331kW/最大トルク559Nmを発生する前ACインダクションモーター/後AC永久磁石同期モーターを搭載。一方、エクステリアデザインをアップデートして空力性能を高めた効果で、一充電での航続距離はWLTCモードでRWDが従来比+8kmの573km、ロングレンジAWDが同+17kmの706kmを成し遂げる。性能面では、RWDが最高速度201km/h、0→100km/h加速6.1秒を、ロングレンジAWDが同201km/h、4.4秒を実現した。

 安全性の面では、ファーサイドエアバッグの追加や、サイドドアのインナーフレームの補強などを実施。また、新しいサスペンションシステムに次世代の車両安定制御システムを組み合わせ、スポーティな特性を維持しながら衝撃吸収効果をいっそう向上させた。

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みんなのコメント

15件
  • *******
    国内で納車開始と言ってもほとんど売れてない不人気車だからなぁ。
    どうせ即納だろ?でも売れないね。
  • kat********
    今回のモデルも中国製ですか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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