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新型ランドローバー・ディフェンダー カモフラなしの姿が初めて明らかに

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新型ランドローバー・ディフェンダー カモフラなしの姿が初めて明らかに

映画007最新作に登場

ランドローバーは、待望の新型ディフェンダーを9月のフランクフルト・モーターショーで公開する予定だ。しかし、その正式発表を前に、一切カモフラージュをまとっていない新型ディフェンダーの姿が初めて目撃された。

【画像】新型ランドローバー・ディフェンダー 全41枚

この写真は、映画007シリーズの最新作「No Time to Die(原題)」撮影の現場で撮られたものだという。ランドローバーはこれまで、カモフラージュ模様のラッピングで車体を隠したプロトタイプの画像を既に何度も公開している。しかし、フェイスブックでシェアされたことから拡散したというこの写真では、見慣れた白黒のカモフラージュが一切施されていない新型ディフェンダーの全貌を、初めて目にすることができた。

映画に登場するこの新型ディフェンダーには、オフロード走行用の様々な装備が加えられているようだ。バンパーにはウインチ、フェンダー上部にはプロテクト・プレートが装着されているのがわかる。ランドローバーが公開しているプロトタイプよりも最低地上高が高く見えるので、おそらくアフターマーケット品のリフトアップ・キットが組み込まれているのだろう。引き上げられたサスペンションには、大径のオフロード用タイヤが組み合わされている。

バンパーやサイドスカートは泥で汚れているものの、この撮影に使われた車両では、ヘッドライト・クラスターやグリルのデザイン、エアインテークなど、これまで見ることができなかった市販モデルの様々なディテールが確認できる。

価格は邦貨換算520万円程度から?

ランドローバーはこれまで、マイナス40度の北極圏から48度の砂漠、そして標高2000mの山岳地帯や、ニュルブルクリンク・サーキットに至るまで、世界中の多岐にわたる極限的な環境で、新型ディフェンダーのテストを行ってきた。

スロヴァキア工場で生産される新型ディフェンダーは、ショート・ホイールベースの「90」と、3列シートも選べるロング・ホイールベースの「110」、そしてさらにそのリア・オーバーハングを延長した8名乗車が可能な「130」という3種類のボディがラインナップされることが、既に判明している。

エンジンは、ガソリンとディーゼルの2.0L直列4気筒と3L直列6気筒、そして2.0Lガソリン・エンジンに電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドが用意される見込みだ。

9月10日に開幕するフランクフルト・モーターショーで一般公開された後、販売は2020年から始まる予定だ。翌2021年には、さらに広範なトリムやオプションが用意されることになっている。価格は、ディフェンダー90のスタンダード仕様が4万ポンド(約520万円)程度からになると見られている。

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