まさにデリカな迫力デザインで登場
三菱自動車が11月4日に突如登場を予告した新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」。伝統のデリカブランドを軽の人気ボディスタイルで登場させるとあって、スマッシュヒットへの期待はかなり高い。そこで今回は、来年初夏に販売が開始されるデリカミニを、価格予想やライバルとの比較を通じて掘り下げてみたい。
まず、デリカミニについて今わかっている情報をおさらいしておこう。スタイリングはスライドドアを備えたスーパーハイトワゴン「eKクロススペース」をベースに、強めのオフロードテイストを加えた印象。特に縦方向のバーが特徴のフロントグリルや、オーバーフェンダー風にブラックアウトされたタイヤ周囲の造形は、スクエアなボディと相まってオリジナルの「デリカD:5」を彷彿とさせる。リアエンドに入れられた「DELICA」の刻印や、アースカラーの設定もデザイン性を高める重要なポイントだろう。
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また、eKファミリーにはすでにアウトドアテイストの「ekクロススペース」が存在するので、何らかの差別化を図ってくるかもしれない。例えば、デリカミニは他の軽モデルより若干車高が高められているようにも見えるので、この点で走破性の高さがアピールポイントとなる可能性はありそうだ。
マイルドハイブリッド搭載でスタート価格は170万台か
パワーユニットはガソリンハイブリッドをラインナップする模様で、三菱の既存モデルを考えるとターボ(64ps/100Nm)および自然吸気(52ps/60Nm)の660ccエンジンに、モーター(2.7ps/40Nm)を組み合わせたマイルドハイブリッドを採用してくる可能性が高いだろう。
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肝心の価格はデリカブランドを背負うことを考えると、eKクロススペースよりも若干値上げしてくることが予想される。ちなみに、現状のeKクロススペースは165万5500円~206万8000円(税込)という設定なので、170万円台~210万円台が想定レンジと言えそうだ。軽でスタート価格170万円台は確かに高価だが、後で紹介するライバル候補も同程度の価格設定だから、あながち無茶な予想とは言えないはずだ。
仮想敵は「スペーシア ギア」や「タント ファンクロス」
オフロードテイストの軽スーパーハイトワゴンとして予想されるライバルは、スズキ「スペーシア ギア」(172万5900円~)やダイハツ「タント ファンクロス」(172万1500円~)になりそう。ただし、前者はエクステリアデザインが若干可愛い系なので、武骨なテイストを好む向きにはデリカミニの方が響くだろう。後者については、パワーユニットにハイブリッドがないのが弱点。ゆえに、デリカミニが予想どおり170万円台で登場すれば、伝統のネーミング、デザイン性、そしてハイブリッドの存在という合わせ技でライバルを圧倒する可能性は高い。
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以上、デリカミニについて予想も含めて掘り下げてみた。実車は来年1月の「東京オートサロン2023」に出品される模様だから、まずはこちらを楽しみに待ちたい。
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