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【新型RAV4なぜ売れる? 価格? スタイル??】ユーザー試乗会でわかった本当の評判

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【新型RAV4なぜ売れる? 価格? スタイル??】ユーザー試乗会でわかった本当の評判

 2019年4月10日に発売された新型RAV4は、発売からおよそ1カ月にあたる5月15日時点で、月販目標台数3000台に対し、8倍の約2万4000台に達した。

 まさに絶好調の立ち上がりをみせた新型RAV4だが、新型RAV4に関心の高い一般ユーザー向けに先行試乗会が発売前に開催されたので取材に行ってきた。

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 試乗の舞台となったのは静岡県富士宮市の「ふもとっぱら」で、 オンロードやフラットダートの試乗をはじめ、モーグルとラフロードでの同乗試乗など、普段なかなか体験できない盛りだくさんの内容。

 はたして、一般ユーザーは新型RAV4に見て乗って、試乗して、どう感じたのか? RAV4の本当の評判が今明かされる!

文/ベストカー編集部
写真/平野 学
初出/ベストカー2019年6月10日号

一般ユーザー向けの先行試乗会開催!

新型RAV4の一般ユーザー向け先行試乗会に参加したみなさん。試乗会場となったのは静岡県富士宮市の「ふもとっぱら」。天候にも恵まれ、とても楽しい有意義なイベントとなった

 登場直後から高い評価を受けている新型RAV4の一般ユーザー向け特別先行試乗会が、静岡県富士宮市の「ふもとっぱら」で行われた。

「先行試乗会」というとおり、開催されたのは2019年4月10日の正式発売前。地元販売店の協力で、新型RAV4に関心の高いユーザーが参加した。


 一般ユーザーが発売前の新型車に試乗できるのは珍しい。その目的は「販売促進」ももちろんあるが、それ以上に開発陣と一般ユーザーの交流が重要なのだという。


「我々開発スタッフにとって、お客さまの正直な感想が明日の活力になります」とチーフエンジニアの佐伯禎一氏。

 クルマを誉められれば嬉しいのはもちろんだが、ネガティブな意見も貴重な情報となる。会場には開発スタッフが数多く揃っており、積極的にユーザーとコミュニケーションを取っていた。

試乗前に、佐伯CE(右)が熱く新型RAV4の説明をする。これだけでも参加者は「欲しい」と思ってしまいそう

新型RAV4は自然がよく似合う。エクステリアは八角形がデザインテーマとなっており、お客さんには「格好いい」と高評価だった

 午前の部だけで16組32名が参加したこのイベント。メニューは豊富で、自分で運転できるオンロードとフラットダートでの試乗に加え、同乗試乗でモーグルとラフロードの急坂走行も体験。

 さらにバーベキューや佐伯CEらが登場するトークショー、プレゼント抽選会もあってエンタメ要素もたっぷり。もちろん、参加は無料だ。

モーグルは同乗試乗で体験。タイヤが完全に浮いてしまうような状況でも、RAV4は難なく走破してしまう

特設コースで安全にオンロードの試乗もできた。ラフロードのイメージが強いが、舗装路でも乗り心地がよく静か

■購入者続出?! 走ってわかった満足度は?

 参加者たちの新型RAV4に対する評価は以下のとおり。

●ダートコースでも乗り心地がいいのに驚きました。また、アクセルを踏むほどに曲がっていく感覚が新鮮でしたね(30代男性)。

●今はジムニー、その前はハイラックスサーフに乗っていました。最近は乗用車的なSUVばかりで欲しいクルマがなかったんですが、RAV4はオフロード車の雰囲気があっていいですね。モーグルでの走破性も素晴らしく、購入を決めました(40代男性)。

●ダートコースで後ろから曲がっていく感覚にびっくり。乗り心地もいいし、室内の広さと快適性は今乗っているハリアーと同等。それより何より4WD性能の凄さが印象に残りましたね(30代男性)。


●ガソリンもハイブリッドも静かで乗り心地が凄くよかったし、コーナリングも安定感があって曲がりやすく感じました。素晴らしいクルマ。ガソリン車を契約済みだったんですが、買ってよかった。大正解です(20代女性)。


 この試乗会ではガソリン車、ハイブリッド車、そして、それらに設定される3種類の4WDシステムすべてを試せるメニューとなっており、自分にとってのベストグレードを検討できたのが有意義。またみなさん一様に「格好いい」と言っていたのも印象的だった。

 「僕らが言葉で説明するより、自分で乗って感じてもらうのが一番。クルマを降りた時のお客さまの笑顔を見ていると幸せな気分になりました」と佐伯CE。開発陣もユーザーも、みんながハッピーになれる試乗会だった。


試乗後はバーベキューで腹ごしらえ。食事をしながら開発陣の説明を聞き、質問できるのはなかなかできない体験だ

トークショーとプレゼントの抽選会もあって、試乗後も楽しみは最後まで続いた。誰もがみんな大満足の一日だった

ベストカー編集部員も実力の高さを確認

3種類用意された4WDシステムはそれぞれに特徴があり、その選択も楽しい。予算と使い方に応じて選ぼう

 取材に行ったベストカーの編集部員も一般ユーザーと同じメニューで新型RAV4に試乗することができた。

 フラットダートではコントロール性の高さと乗り心地のよさを、モーグルとラフロードの急坂では4WD性能と走破性の高さを実感。

 また、オンロードでは運転のしやすさと走りの上質感を確認でき、あらゆるステージでハイレベルなクルマであることがわかった。

 ラフロードの強さとオンロードの快適性を見事に両立しており、そのスキのなさと万能性は特筆もの。新型RAV4はこのクラスのトップに躍り出たことを実感した。

■新型RAV4の受注実績でわかった特徴(5月15日時点のデータ。トヨタ発表)

●4WD車を選んだユーザーは全体の約9割。また新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」搭載車は全体の約3割(ガソリン車のうち約6割)。
●メーカーオプションはインテリジェントクリアランスソナーの選択率が約8割、ハンズフリーパワーバックドアが約6割、快適温熱シート+シートベンチレーションが約6割。
●ボディカラーはホワイトパールクリスタルシャインが約4割、アティチュードブラックマイカが約3割。Adventureのなかでは新規開発色のアーバンカーキ(ツートーン含む)が約4割。

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