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ホンダN-BOXの詳細を解説! ライバル車との比較も

掲載 更新 42
ホンダN-BOXの詳細を解説! ライバル車との比較も

 5年連続で首位を獲得する軽自動車の王者N-BOX

 今、売れに売れているスーパーハイト軽。そのなかでも人気を博しているのがホンダN-BOXだ。2019年暦年における販売台数はホンダ車の過去最高台数となる253,500台を記録し、登録車を含む新車販売台数で第1位を獲得した。新車販売台数においては3年連続、軽四輪車新車販売台数においては5年連続の首位を獲得。この記事ではそんなN-BOXの魅力について解説したい。

【試乗】ヘタなコンパクトカーは敵じゃない! 新型ホンダN-BOXターボは軽の枠を超えた

 ホンダN-BOXのライバル比較

 ホンダN-BOX

 N-BOXの外観は、シンプルでありながら洗練されたデザインが採用されている。凛々しさのなかにも親しみやすさが感じられる丸目のフルLEDヘッドライトや、樹脂モールをなくしスッキリとしたルーフデザインを採用。

 室内についても、新開発のプラットフォームや、燃料タンクを前席下に置くホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」の採用などによって広い空間を確保。室内長2240mm、室内高1400mmとなっている。

 シートにもこだわり、さまざまな走行シーンを想定して乗り心地が追求されている。シートフレームにはセダンと同等サイズのものを採用。またシート表皮に付着したアレルゲン物質(ダニ・スギ花粉)やウイルスの活動を、特殊加工を施したシート地で不活性化する、アレルクリーンプラスシートも用意する。

 走りはNAモデルにはi-VTECエンジンを採用し、街中や坂道での加速や高速道路での力強さと低燃費を実現。ターボ車では電動ウェイストゲートが必要トルクに応じて過給圧をコントロール。パワフルな走りに加え、レスポンスの向上と、さらなる低燃費を追求している。

 ダイハツ・タント

 タントは親しみやすく安心感のあるデザイン採用。そして最大の特徴とも言えるのが前後のドアにピラーを内蔵することによって生まれた大開口の「ミラクルオープンドア」。助手席開口幅はじつに1490mmにも及ぶ。加えて近くと自動でスライドドアが開くパワースライドドアウェルカムオープン機能を軽自動車で初めて採用。車内はゆったりくつろぐことができる室内長2080mm、室内高1370mmだ。

 走りはDNGAプラットフォームや新開発のCVTの採用、エンジンの大幅改良などにより、しっとりとした気持ちの良い乗り心地。高速やカーブでの高い操縦安定性や、上り坂などでも思い通りに発進できる、スムーズな加速を実現した。

 スズキ・スペーシア

 広さを感じるスクエアデザインは、あちこち出かけたくなるスーツケースをモチーフにしたものだという。室内も真っ直ぐなボディのBOX 型ならではの、開放感のある空間を実現している。高い天井に低いフロアとし、室内長は2155mm、室内高は1410mmだ。またすべてのシートに前後の位置を別々に調節できる独立型のシートスライドを採用している。

 走りの面では、スズキが力を入れるマイルドハイブリッドを採用。アイドリングストップからの再発進時はモーターの力のみでのクリープ走行を可能とし、ガソリンの消費を抑える。加速時にはモーターの力でエンジンの出力をアシストし、坂道や高速道路などへの合流時に力強い加速力を発揮する。

 ホンダN-BOXの基本情報

 サイズ

 全長3395mm×全幅1475mm×全高1790mm(FF)/全高1815mm(4WD)

 ホイールベース

 2520mm

 トレッド

 (前)1305mm/1295mm  (後)1305mm/1295mm

 最低地上高

 0.145m

 カラー

 プラチナホワイト・パール

 シャイニンググレー・メタリック

 クリスタルブラック・パール

 プレミアムグラマラスブロンズ・パール

 ブリリアントスポーティブルー・メタリック

 プレミアムベルベットパープル・パール

 プラチナホワイト・パール&ブラック

 ミラノレッド&ブラック(G・スロープL Honda SENSINGを除く)

 ブリリアントスポーティブルー・メタリック&ブラック

 グレード

 G・Honda SENSING(FF 141万1300円、4WD 154万4400円)

 G・L Honda SENSING(FF 154万3300円、4WD 167万6400円)

 G・L ターボ Honda SENSING(FF 173万8000円、4WD 187万8100円)

 G・EX Honda SENSING(FF 164万2300円、4WD 177万5400円)

 G・EX ターボ Honda SENSING(FF 179万3000円、4WD 192万6100円)

 G・スロープ Honda SENSING(FF 157万5640円、4WD 169万6640円)

 G・スロープL Honda SENSING(FF 169万9040円、4WD 182万40円)

 G・スロープL ターボ Honda SENSING(FF 189万5600円、4WD 201万6600円)

 Custom G・L Honda SENSING(FF 174万6800円、4WD 187万9900円)

 Custom G・L ターボ Honda SENSING(FF 194万1500円、4WD 207万4600円)

 Custom G・EX Honda SENSING(FF 180万1800円、4WD193万4900円)

 Custom G・EX ターボ Honda SENSING(FF 199万6500円、4WD 212万6900円)

 Custom G・スロープL Honda SENSING(FF 189万8840円、4WD 201万9840円)

※消費税込み

 燃費

 全モデルNA :FF 21.8km/L、4WD 20.4 km/L

 N-BOX ターボ:NA 20.4 km/L、4WD 19.4 km/L

 N-BOXカスタム ターボ:NA 20.2 km/L、4WD 19.0 km/L

※WLTCモード燃費

 ホンダN-BOXのスペック詳細

 エンジン形式/種類・シリンダー数及び配置

 SO7B/水冷直列3気筒横置

 弁機構

 DOHC チェーン駆動 吸気2 排気2

 排気量

 658cc

 燃料タンク容量

 FF 27L 4WD 25L

 内径×行程

 60.0mm×77.6mm

 圧縮比

 NA 12.0 ターボ 9.8

 燃料供給装置形式

 電気制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)

 使用燃料種類

 無鉛レギュラーガソリン

 最高出力(kW[PS]/rpm)

 NA 43[58]/7300

 ターボ 47[64]/6000

 最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm)

 NA 65[6.6]/4800

 ターボ 104[10.6]/2600

 主要燃費向上対策

 アイドリングストップ、可変バルブタイミング、自動変速機(CVT)、電動パワーステアリング

 最小回転半径

 FF 4.5m/4.7m(カスタムのターボモデル) 4WD 4.7m

 変速比

 前進 NA 3.680~0.674 ターボ 3.152~0.577(マニュアルモード付)

 後退 NA 2.958~1.620 ターボ 2.958~1.532

 減速比

 FF  NA 4.318 ターボ 4.619

 4WD  NA 前4.318 後2.533 ターボ 前4.619 後2.533

 タイヤサイズ

 155/65R14 75S

 165/65R14 75V(カスタムのターボモデル)

 ステアリング装置形式

 ラック・ピニオン式(電動パワーステアリング仕様)

 ブレーキ(前)

 FF 油圧式ディスク/油圧式ベンチレーテッドディスク(ターボモデル)

 4WD 油圧式ベンチレーテッドディスク

 ブレーキ(後)

 油圧式リーディング・トレーリング

 サスペンション方式(前/後)

 FF マクファーソン式/車軸式

 4WDマクファーソン式/ド・ディオン式

 スタビライザー形式(前/後)

 FF トーション・バー式/トーション・バー式

 4WDトーション・バー式/−

 ホンダN-BOXのおすすめグレード

 もっとも価格を安く抑えるのであれば「G・Honda SENSING」。最廉価グレードでありながら基本的には「Honda SENSING」を標準装備し、FFが141万1300円、4WDが154万4400円となっている。しかし、「Honda SENSING」を装備しない仕様の希望も可能となっており、その場合はFFは133万9800円、4WDは147万2900円に抑えることができる。

 しかしNAモデルのみの設定であるため、高速道路の走行やフル乗車での移動する機会が多いなど、ターボを求めるのであれば「G・L Honda SENSING」以上のグレードを選ぶ必要がある。

 スポーティな見た目を好む人には、「Custom G・L Honda SENSING」、「Custom G・L ターボ Honda SENSING」、「Custom G・EX Honda SENSING」、「Custom G・EX ターボ Honda SENSING」、「Custom G・スロープL Honda SENSING」がオススメだ。メッキバーを中心としたグリルデザインや大型テールゲートスポイラー、専用のフルLEDリヤコンビネーションランプを採用し、スタイリッシュな見た目に仕上げられている。

 また車いすの乗り降りが可能な「G・スロープ Honda SENSING」、「G・スロープL Honda SENSING」、「G・スロープL ターボ Honda SENSING」にも注目だ。ラゲッジにスロープを備え、電動ウィンチを使ってラクにくるま椅子の乗り入れができる。後席も用意されており、必要に応じて「4名乗車モード」、「くるま椅子乗車モード」の切り替えができるのも嬉しい。また収納したスロープはフラットな床にもなるため、大きな荷物も安定した状態で運ぶことも可能だ。

 ホンダN-BOXのオプション

 N-BOXにはより個性を主張できる純正アクセサリーが揃っている。

 N-BOXにはミラノレッド、タフタホワイト(19,800円)、N-BOX Customにはブラックメッキ(36,300円)、クロームメッキ(28,600円)のグリルを用意。スポーティなセンターストライプはフィルムタイプで、ホワイトとグレーから選択可能(11,000円)。「テールゲートスポイラー」は迫力あるリヤビューを演出する(27,500円)エクステリアのアクセントとなる交換タイプのドアミラーはミラノレッド、タフタホワイト、シルバーをラインアップする(8,800円)。メッキ調の「3Dデカール」は、シルバーの光沢によってより洗練された印象に仕上げる(24,200円)。

 車内をより便利で快適にするアイテムも揃っている。

 後席で USB電源が使える「USBチャージャー」は、運転席シートバック中央部に取り付けられ、1口/5V/最大2.1Aとなっている(13,200円)。アウトドア趣味などがある人などには、濡れた靴の水、汚れなどからフロアを守る「オールシーズンマット」(フロント用、リヤ用、各 8,250円)、濡れた荷物を積むことができる「ラゲッジトレイ」が便利(8,800円)。

 また愛犬とドライブする人には嬉しいアイテムも多数。

 中型犬もゆったり乗ることができ、メッシュエリアから中の愛犬の様子を確認できる「ペットシートサークル」(25,300円)、後席の足元に敷くことができる「ペットフロアクッション」(11,000円)、リヤシートの汚れを防ぐペットシートマット(17,600円)、ドアの内側を傷つきや汚れから守るペットドアライニングカバー(6,600円)、愛犬の飛び出しを防ぐ「ペットシートプラスわん」(19,800円)、ペット車外飛び出し防止リード(Sサイズ3,300円、Mサイズ3,850円)などがある。

 群雄割拠のスーパーハイト軽のなかでも、さまざまな面で選択肢が豊富で、魅力溢れるN-BOXはオススメの1台だ。

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みんなのコメント

42件
  • 便利な車です、乗り心地もヨシ!
    視界ヨシ!燃費ヨシ!広さヨシ!
    値段…ちょっと高いけど、機能充実してるし値段だけの事はあっていい車です!
  • NBOXカスタムターボは内装が良い
    軽自動車ぽくないから良い
    よく走る!
    飛行機を作れる会社の車ですから!
    夢のある会社ですね!
    何処ともくっついてない自動車会社ホンダさんだけやん!
    頑張れ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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