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レクサス、WECとル・マン24時間レースに参戦へ! フランスの強豪ASPとタッグ、RC F GT3の2台体制

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レクサス、WECとル・マン24時間レースに参戦へ! フランスの強豪ASPとタッグ、RC F GT3の2台体制

 フランスの強豪GTチームであるASPは、レクサスとの新たなパートナーシップを発表。FIA世界耐久選手権(WEC)で2024年からスタートするLMGT3クラスに2台体制で参戦することを明らかにした。

 チームが発表を行なった24日(火)から2日間、ポルトガルのアルガルヴェ・サーキットではグッドイヤーのタイヤテストが行なわれており、ASPはこのテストにRC F GT3で参加している。

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 トヨタの高級車ブランドであるレクサスは、2026年にWECデビューするのではないかと見られているGR GT3コンセプトをベースとした次世代GT3モデルの開発を続けており、それまでは既存のRC F GT3でLMGT3クラスへ参戦と以前から噂されていた。


 2016年からGTワールドチャレンジ・ヨーロッパでメルセデスのGT3マシンを走らせてきたジェローム・ポリカン率いるASPチームが、この取り組みを任されるとの見方が強かった。実際、国内外で多くのシリーズタイトルを獲得してきたASPはフランスのGTシリーズでGRスープラGT4を走らせており、トヨタとはすでに関係があったのだ。

 LMGT3のグリッド枠はハイパーカー・クラスに参戦するメーカーが優先的に割り当てられることになっているため、来年の同クラス初シーズンにレクサスが参戦することは間違いなさそうだ。

 タイヤテストには、WECのトヨタドライバーとしてハイパーカーを走らせてきたホセ・マリア・ロペスも参加。他にはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTDプロクラスでRC F GT3を駆りシリーズチャンピオンとなったジャック・ホークスワースも参加している。

 ロペスは2024年にトヨタのハイパーカーのシートを元F1ドライバーのニック・デ・フリーズに奪われると見られている。そうなると当然、ロペスはASPのドライバー候補筆頭となるだろう。

 ロペス以外のRC F GT3のドライバー候補は、来季は海外挑戦によりスーパーGTへの参戦を見送ることになると見られている宮田莉朋だ。

 LMGT3のルールでは、1台につきブロンズとシルバーのドライバーを最低1名ずつ起用しなければならない。ロペスと宮田は共にプラチナドライバーであり、ふたりが同じマシンを共有することにはならないはずだ。

 ASPはドライバーラインアップについて、今後数週間以内にアナウンスするとしている。

 ASPレクサス勢がWECのグリッド枠を獲得した場合、ポリカンにとっては2014年にフェラーリ458イタリアGT2でGTE Amクラスに参戦して以来のル・マン24時間レース復帰となる。

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