現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > なつかしの日産R30「スカイライン」を「RS仕様」にリメイク! 80年代漂う大人テイストで玄人をうならせるニューマン・スカイラインを紹介します

ここから本文です

なつかしの日産R30「スカイライン」を「RS仕様」にリメイク! 80年代漂う大人テイストで玄人をうならせるニューマン・スカイラインを紹介します

掲載 33
なつかしの日産R30「スカイライン」を「RS仕様」にリメイク! 80年代漂う大人テイストで玄人をうならせるニューマン・スカイラインを紹介します

ニューマン・スカイラインをRS仕様にリメイク

技術屋集団プリンスが生んだ日産「スカイライン」は、いつの時代も最先端の技術を身にまとい、最高のGTカーであり続けたことは言うまでもありません。今回紹介する内田幸夫さんの愛車は、「ニューマン・スカイライン」の愛称で親しまれた6代目スカイラインです。イジりすぎることなく、シンプルな1980年代テイスト漂うRS仕様にカスタムされています。

朽ち果てそうな「鉄仮面」を格安で入手して7年かけて路上復帰! 小学生の頃に作ったプラモそっくりに仕上げた日産R30「スカイラインRS」…カッコよすぎです!

歴史に残る日産車に搭載されたL20ET型ターボエンジンを搭載

日産「スカイライン」はユーザーたちにとって親しみやすい愛称が世代ごとにつけられことも有名な話。過去を振り返ると2代目スカイラインは「羊の皮をかぶった狼」、3代目は「ハコスカ」、4代目は「ケンメリ」、5代目は「ジャパン」、そして6代目では俳優ポール・ニューマンをCMやカタログに起用したことで「ニューマン・スカイライン」の愛称で親しまれた。

今回紹介する内田幸夫さんの愛車は、そんな6代目ニューマン・スカイラインだ。当時のボディバリエーションは、3代目C10型から脈々と受け継がれる4ドアセダン、2ドアハードトップ、エステートバンに加えて、スカイライン史上初にして唯一の5ドアハッチバックがラインアップされたことが話題になった。

パワーユニットであるエンジンについては、グレード別に、TI-LエクストラがCA18Sエンジン、GT-LがLD28エンジン、GT-E・XがL20E/ETターボエンジンを搭載していた。そして、1983年のマイナーチェンジではGT-Lがカタログ落ちし、後期型としてTI-LエクストラとGT-E・Xの2グレードのみを設定。ボディバリエーションは、4ドアセダン、2ドアハードトップ、ハッチバックが用意されていた。

内田さんの愛車はHR30型の後期2ドアハードトップで、グレードはGT-E・X。パワーユニットは国産初のターボエンジンとして430型「セドリック/グロリア」に搭載されて以降、C210型スカイライン、S130型「フェアレディZ」、F30型「レパード」、C31型「ローレル」などに搭載されたL20ET型である。

いわゆるL型ターボユニットと呼ばれるエンジンで、熟成のメカニズムと新時代を切り開く過給機の組み合わせによって、強靭かつパワフルな走りを見せた。また、R30シリーズには「スカイラインRS」という直列4気筒のFJ20ターボ搭載のハイパワーグレードのマシンも存在したが、スカイラインといえば6気筒が代名詞という理由から、あえてニューマン・スカイラインを選ぶオーナーが多かったと聞く。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

純正スタンダードのまま排気系のグレードアップを狙う

内田さんもニューマン・スカイラインのことは昔から知っていて、大好きなスカイライン、そして伝統の6気筒であることから購入。そのイジり方は、なるべく純正の良さを崩さない形でベース車の魅力を高めるチューニングを施す。

言われなければ気づかないほど収まりがよいエクステリアは、フロントバンパーをRS用に交換。ハニカムグリルはそのままに、サイドステップなどはRS用のオプションパーツを装着している。また、懐かしさを感じるフェンダーのストライプステッカーも当時はオプションパーツとして設定されていた部品だ。

エンジンについては、純正スタンダードのまま排気系のグレードアップチューンを施し、メインパイプはφ70、マフラーはこだわりのφ50デュアルタイプを装着。この時代、「マフラーはデュアルこそスポーティ」なんて言われていたことを思い出させてくれる仕様だ。

ホイールは懐かしのロンシャンXR4を装着

足まわりはHR30型スカイラインの場合、フロントがストラット式、リアはセミトレーリングアーム式なので、それぞれ車高キットを装着させてローダウン化。その際、リアのセミトレーディングサスがバンプストローク時にネガティブキャンバー角が大きくなり、タイヤ接地面積が減少するデメリットを発生させるため、トラクションをしっかり稼ぎ出せる細工を施している。

大人のセンスによってまとめた内田さんのニューマン・スカイライン。ホイールも当時を彷彿させるロンシャンのXR4を履かせるなど、ライトチューンによる落ち着いたスタイルが魅力的でカッコよく仕上がっていた。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

輪留めは物理的なブレーキであると共に気もちのブレーキとしても重要! 輪留めがプロドライバーの意識を高めていた
輪留めは物理的なブレーキであると共に気もちのブレーキとしても重要! 輪留めがプロドライバーの意識を高めていた
WEB CARTOP
グーマガ 今週のダイジェスト【12/14~12/20】池田直渡氏、吼える!
グーマガ 今週のダイジェスト【12/14~12/20】池田直渡氏、吼える!
グーネット
[DSP大全]「イコライザー」をプロ並みに使いこなすスペシャル・テクを紹介!
[DSP大全]「イコライザー」をプロ並みに使いこなすスペシャル・テクを紹介!
レスポンス
ホンダウエルカムプラザ青山が本社ビル建て替えのため2025年3月31日で休館。最後のイベントを開催へ
ホンダウエルカムプラザ青山が本社ビル建て替えのため2025年3月31日で休館。最後のイベントを開催へ
AUTOSPORT web
F1タイヤの34%が未使用で”ムダ”に。ピレリのデータから浮き彫りになる対策の必要性
F1タイヤの34%が未使用で”ムダ”に。ピレリのデータから浮き彫りになる対策の必要性
motorsport.com 日本版
どうして隣の車にビタ付きで走るの…? 謎の「トナラー運転」の行動心理を交通心理士がズバリ解説
どうして隣の車にビタ付きで走るの…? 謎の「トナラー運転」の行動心理を交通心理士がズバリ解説
乗りものニュース
レクサスの“小さな高級車”「LBX」がスゴい! 全長4.2mの小型ボディに“クラス超え”高級インテリア採用! どんなモデル?
レクサスの“小さな高級車”「LBX」がスゴい! 全長4.2mの小型ボディに“クラス超え”高級インテリア採用! どんなモデル?
くるまのニュース
マルチスズキ、『ワゴンR』発売25周年を祝う…3年連続インドベストセラー車に
マルチスズキ、『ワゴンR』発売25周年を祝う…3年連続インドベストセラー車に
レスポンス
新たなF1公認番組の製作が進行中か。ダニエル・リカルドのHuluシリーズに似た作品に?
新たなF1公認番組の製作が進行中か。ダニエル・リカルドのHuluシリーズに似た作品に?
motorsport.com 日本版
ティムの息子ヤコブ・ベルグマイスターがSFライツテストに参加「父とまた日本に来ることができたら」
ティムの息子ヤコブ・ベルグマイスターがSFライツテストに参加「父とまた日本に来ることができたら」
AUTOSPORT web
『ADVAN Sport』全面訴求。横浜ゴムがTAS2025でタイヤ、ホイール、カスタムカーなど幅広い展示
『ADVAN Sport』全面訴求。横浜ゴムがTAS2025でタイヤ、ホイール、カスタムカーなど幅広い展示
AUTOSPORT web
横浜ゴムはタイヤ/ホイールの2ブース出展、織戸茉彩選手の『MAAYA GR86』展示も…東京オートサロン2025
横浜ゴムはタイヤ/ホイールの2ブース出展、織戸茉彩選手の『MAAYA GR86』展示も…東京オートサロン2025
レスポンス
スバル/STI、BRZ GT300とWRX NBR CHALLENGEの2025年モデルを展示へ。東京オートサロンの出展概要を発表
スバル/STI、BRZ GT300とWRX NBR CHALLENGEの2025年モデルを展示へ。東京オートサロンの出展概要を発表
AUTOSPORT web
F1ドライバーとFIA間に横たわる溝。ラッセル「ベン・スレイエム会長は、ドライバーたちに目標を伝えるべき」
F1ドライバーとFIA間に横たわる溝。ラッセル「ベン・スレイエム会長は、ドライバーたちに目標を伝えるべき」
motorsport.com 日本版
佐藤琢磨&岩佐歩夢のF1トークイベントを東京オートサロンで開催。オートスポーツweb読者限定で観覧ご招待
佐藤琢磨&岩佐歩夢のF1トークイベントを東京オートサロンで開催。オートスポーツweb読者限定で観覧ご招待
AUTOSPORT web
ホンダや日産が「人気ミニバン」に相次いで採用! 斬新「ボタン式シフト」に反響多数! もはや「シフト“レバー”」は古い!? 最新の「“すっきり”シフト」に賛否の声集まる!
ホンダや日産が「人気ミニバン」に相次いで採用! 斬新「ボタン式シフト」に反響多数! もはや「シフト“レバー”」は古い!? 最新の「“すっきり”シフト」に賛否の声集まる!
くるまのニュース
コンビニコーヒーが冷めにくいタンブラー&ドリンクホルダーが新登場!【特選カーアクセサリー名鑑】
コンビニコーヒーが冷めにくいタンブラー&ドリンクホルダーが新登場!【特選カーアクセサリー名鑑】
レスポンス
ダイハツ「コペン」から「エクスプレイ」がなくなった!? 一部改良で安全性能を強化し価格は約10万円アップの198万3000円から
ダイハツ「コペン」から「エクスプレイ」がなくなった!? 一部改良で安全性能を強化し価格は約10万円アップの198万3000円から
Auto Messe Web

みんなのコメント

33件
  • じゃす
    広告が多すぎて、画像が見れません。
  • abi********
    わかってますか?ニューマンスカイラインはRSを含めた6代目R30型すべてを指すんです・・・便宜上RSとか鉄仮面って呼ばれているだけです・・・
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456.9948.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24.82050.0万円

中古車を検索
スカイラインの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456.9948.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

24.82050.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村