現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 クラシックな顔でファンを魅了したインプレッサ カサブランカ

ここから本文です

こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 クラシックな顔でファンを魅了したインプレッサ カサブランカ

掲載 9
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 クラシックな顔でファンを魅了したインプレッサ カサブランカ

 これまで日本にはたくさんのクルマが生まれては消えていった。そのなかには、「珍車」などと呼ばれ、現代でも面白おかしく語られているモデルもある。しかし、それらのクルマが試金石となったことで、数々の名車が生まれたと言っても過言ではない。

 当連載では、これら「珍車」と呼ばれた伝説のクルマや技術などをピックアップし、その特徴を解説しつつ、日本の自動車文化を豊かにしてくれたことへの感謝と「愛」を語っていく。今回は、スバル インプレッサにランナップされていた「カサブランカ」について紹介していこう。

こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 クラシックな顔でファンを魅了したインプレッサ カサブランカ

文/フォッケウルフ、写真/スバル

■トレンドに流されることなくクラシック路線を構築

 クルマのデザインは技術的な進化はもちろん、流行の移り変わりによる消費者の意識変化などによって変遷してきた。たとえば電動化の流れが加速している昨今の外形デザインは、無駄なアクセントがなく、シンプルかつスムーズなラインで美しさを表現するシームレスな造形がトレンドとなっている。

 現代に限らずこうしたデザイントレンドは過去にも存在し、それを採用したクルマは時代を象徴するものとして多くの人から支持される傾向にある。こうした最新のデザイントレンドを反映したクルマが時代を牽引する一方で、クラシカルな雰囲気を演出して独自の個性を主張したクルマが注目されることがある。

 たとえば今回クローズアップする、スバル インプレッサ スポーツワゴン「カサブランカ」も、かつて自動車業界に話題を提供した1台であり、愛すべき日本の珍車として記憶にとどめておくべきクルマである。

1998年12月に「インプレッサスポーツワゴン」の特別仕様車として誕生。前年の東京モーターショーで参考出品されて好評を博した

 カサブランカが発売された1990年代のインプレッサといえば、初代BC系レガシィに代わるWRCベース車両として開発され、イメージリーダーであるWRX STi系を筆頭に、販売の主力を担ったセダン、さらスバルが得意とするワゴンの要素を盛り込んだスポーツワゴンをラインアップしていた。

 スポーツワゴンは同シリーズのなかでも取りまわしのいいコンパクトなボディながら優れた居住性と実用性を有しており、走行性能の高さも相まって売れ行きも好調。カサブランカは、そんなスポーツワゴンの売れ筋グレードであるC’zをベースに、“スポーツエレガンス”をコンセプトに掲げ、コンパクトで高級感ある個性的なスタイルに仕上げた特別仕様車としてリリースされた。

こんな記事も読まれています

木村武史、レクサスで挑む6回目のル・マン24時間に自信あり「ひさびさに手ごたえがありますよ」
木村武史、レクサスで挑む6回目のル・マン24時間に自信あり「ひさびさに手ごたえがありますよ」
AUTOSPORT web
アルファロメオ『ジュニア』が「ミッレミリア」に出走…イタリアのヒストリックカーレース
アルファロメオ『ジュニア』が「ミッレミリア」に出走…イタリアのヒストリックカーレース
レスポンス
BMW Motorrad「R 12」はフラットツイン入門に最適!! クルーザースタイルで抜群の親しみやすさを実現
BMW Motorrad「R 12」はフラットツイン入門に最適!! クルーザースタイルで抜群の親しみやすさを実現
バイクのニュース
三菱の「ランエボ“SUV”」!? 高性能4WD搭載の「スポーティモデル」! 斬新ドアも超カッコイイ「e-EVOLUTION C」とは
三菱の「ランエボ“SUV”」!? 高性能4WD搭載の「スポーティモデル」! 斬新ドアも超カッコイイ「e-EVOLUTION C」とは
くるまのニュース
レッドブルF1代表がメルセデスの皮肉に反撃「我々はダウングレードで彼らのアップグレードに勝った」
レッドブルF1代表がメルセデスの皮肉に反撃「我々はダウングレードで彼らのアップグレードに勝った」
AUTOSPORT web
超低い車高がカッコいいのよ!! V12が最高に気持ちいい! スーパーカーブームの火付け役[フェラーリ512BB]
超低い車高がカッコいいのよ!! V12が最高に気持ちいい! スーパーカーブームの火付け役[フェラーリ512BB]
ベストカーWeb
【本物】キャメルトロフィーのランドローバー「ディフェンダー90」を1年前に入手!「レース当時の姿を再現するのがライフワークです」
【本物】キャメルトロフィーのランドローバー「ディフェンダー90」を1年前に入手!「レース当時の姿を再現するのがライフワークです」
Auto Messe Web
メリットがあるのは間違いないもののコスパは果たして!? タイヤに「窒素ガス」を注入するのはあり?
メリットがあるのは間違いないもののコスパは果たして!? タイヤに「窒素ガス」を注入するのはあり?
WEB CARTOP
VANTECH、ペットとの時間を大切にする特別仕様のキャンピングカーを発表
VANTECH、ペットとの時間を大切にする特別仕様のキャンピングカーを発表
レスポンス
ピレリ、ムジェロでのF1タイヤテストを完了。2日目はサインツJr.とリザーブのベアマンが周回重ねる
ピレリ、ムジェロでのF1タイヤテストを完了。2日目はサインツJr.とリザーブのベアマンが周回重ねる
motorsport.com 日本版
日産「“2ドア”ハコスカGT-R」実車展示に大反響! 「極上個体」の値段に議論勃発!? 今「いくら」で買える?
日産「“2ドア”ハコスカGT-R」実車展示に大反響! 「極上個体」の値段に議論勃発!? 今「いくら」で買える?
くるまのニュース
何か関係はある? 偉人の名前が付けられた「ナポレオンミラー」の正体とは
何か関係はある? 偉人の名前が付けられた「ナポレオンミラー」の正体とは
バイクのニュース
メルセデスベンツの新型EVトラック、欧州20カ国走破ツアー開始…航続500kmの『eアクトロス600』
メルセデスベンツの新型EVトラック、欧州20カ国走破ツアー開始…航続500kmの『eアクトロス600』
レスポンス
「高速SA」に泊まれる!? 謎の「ハイウェイホテル」車中泊より快適ってホント? “どんな人”が利用してる? 実際に宿泊した人からの感想も
「高速SA」に泊まれる!? 謎の「ハイウェイホテル」車中泊より快適ってホント? “どんな人”が利用してる? 実際に宿泊した人からの感想も
くるまのニュース
気になる! バイクのバッテリー寿命はすべて均一なのか?
気になる! バイクのバッテリー寿命はすべて均一なのか?
バイクのニュース
FP2でクラッシュの12号車ポルシェ963、ル・マンの飛行場で代替シャシーのシェイクダウンを完了
FP2でクラッシュの12号車ポルシェ963、ル・マンの飛行場で代替シャシーのシェイクダウンを完了
AUTOSPORT web
欲しい人は急げ!! アバルトのガソリン車[F595][695]日本モデルの生産終了! 残るは在庫販売のみに
欲しい人は急げ!! アバルトのガソリン車[F595][695]日本モデルの生産終了! 残るは在庫販売のみに
ベストカーWeb
トヨタ『ヤリス』次期型は2025年末登場か、ハンマーヘッド&新エンジン搭載でスポーティ感アップ!?
トヨタ『ヤリス』次期型は2025年末登場か、ハンマーヘッド&新エンジン搭載でスポーティ感アップ!?
レスポンス

みんなのコメント

9件
  • >たとえば電動化の流れが加速している昨今の外形デザインは、無駄なアクセントがなく、シンプルかつスムーズなラインで美しさを表現するシームレスな造形がトレンドとなっている。

    え?!
  • 後輩の女の子が乗ってたし
    近所の車屋さんが今でも足で使ってる
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0263.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

38.0349.8万円

中古車を検索
インプレッサの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

126.0263.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

38.0349.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村