これまで日本にはたくさんのクルマが生まれては消えていった。そのなかには、「珍車」などと呼ばれ、現代でも面白おかしく語られているモデルもある。しかし、それらのクルマが試金石となったことで、数々の名車が生まれたと言っても過言ではない。
当連載では、これら「珍車」と呼ばれた伝説のクルマや技術などをピックアップし、その特徴を解説しつつ、日本の自動車文化を豊かにしてくれたことへの感謝と「愛」を語っていく。今回は、スバル インプレッサにランナップされていた「カサブランカ」について紹介していこう。
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】 クラシックな顔でファンを魅了したインプレッサ カサブランカ
文/フォッケウルフ、写真/スバル
■トレンドに流されることなくクラシック路線を構築
クルマのデザインは技術的な進化はもちろん、流行の移り変わりによる消費者の意識変化などによって変遷してきた。たとえば電動化の流れが加速している昨今の外形デザインは、無駄なアクセントがなく、シンプルかつスムーズなラインで美しさを表現するシームレスな造形がトレンドとなっている。
現代に限らずこうしたデザイントレンドは過去にも存在し、それを採用したクルマは時代を象徴するものとして多くの人から支持される傾向にある。こうした最新のデザイントレンドを反映したクルマが時代を牽引する一方で、クラシカルな雰囲気を演出して独自の個性を主張したクルマが注目されることがある。
たとえば今回クローズアップする、スバル インプレッサ スポーツワゴン「カサブランカ」も、かつて自動車業界に話題を提供した1台であり、愛すべき日本の珍車として記憶にとどめておくべきクルマである。
1998年12月に「インプレッサスポーツワゴン」の特別仕様車として誕生。前年の東京モーターショーで参考出品されて好評を博した
カサブランカが発売された1990年代のインプレッサといえば、初代BC系レガシィに代わるWRCベース車両として開発され、イメージリーダーであるWRX STi系を筆頭に、販売の主力を担ったセダン、さらスバルが得意とするワゴンの要素を盛り込んだスポーツワゴンをラインアップしていた。
スポーツワゴンは同シリーズのなかでも取りまわしのいいコンパクトなボディながら優れた居住性と実用性を有しており、走行性能の高さも相まって売れ行きも好調。カサブランカは、そんなスポーツワゴンの売れ筋グレードであるC’zをベースに、“スポーツエレガンス”をコンセプトに掲げ、コンパクトで高級感ある個性的なスタイルに仕上げた特別仕様車としてリリースされた。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
国交省ブチギレ!?「夜は全消灯します」開業したての道の駅が「走り屋集会所」化で苦情殺到! ゴミに騒音…いよいよ怒りの“実力行使”へ 広島
「ミニバンなんて一生乗るかよ」なライターが一瞬で虜に! 15年落ち16万kmのヴォクシーを買ったらあまりの快適さに感動不可避だった!!
「新東名」いつになったら全通する? 延期ばっかり…本当に工事進んでる? 東名の地獄渋滞「秦野中井IC」をスルーできる「新秦野~新御殿場」未開通部はどうなっているのか
トヨタ「アルファード」の「“最安”モデル」登場か!? めちゃ安いけど装備は「必要十分」! お買い得な「割り切り仕様」500万円アンダーで“新規設定”に期待
「あぁついに新車を手に入れた」喜びを実感したかつての新車の匂い! いまのクルマから消えたワケは危険な香りだったから
国交省ブチギレ!?「夜は全消灯します」開業したての道の駅が「走り屋集会所」化で苦情殺到! ゴミに騒音…いよいよ怒りの“実力行使”へ 広島
1000万円でフェラーリ泥沼生活!「365GT4 2+2」は覚悟がなければ手を出すべからず…とはいえV12跳ね馬オーナーへ最安値で実現できるクルマです
6年ぶりに復活した日産S14「シルビア」…きっかけは「チャージスピード」のフルエアロ! ただいま「痛車にしようか思案中」
【いよいよ明日から!】ガソリン補助金が減額。値上げ状況・暫定税率廃止など知っておくべき点をまとめた
日産ディーラーの悲鳴 マーチ消失で、現場から「国内向けモデル必要」の声! 車種削減と販売低迷の現状とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
え?!
近所の車屋さんが今でも足で使ってる