■3年越しに豪州で発売…
トヨタのオーストラリア法人は2024年2月27日(現地時間)、新型「bZ4X」を発売しました。
当初2021年の登場を予定していましたが延期され、3年越しの登場となります。
bZ4Xは、トヨタとスバルが共同開発したSUVタイプの電気自動車で、2021年4月に発表されました。日本では2022年5月に発売されています。
今回、オーストラリアのトヨタとしては初のバッテリーEV専用車でかつ、最新のトヨタ車共通デザイン「ハンマーヘッド」を初めて採用したモデルとなります。
ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1650mm、ホイールベースは2850mmです。
プラットフォームには、両社で共同開発した「e-TNGA」BEV専用プラットフォームを採用し、滑らかで意のままの走行性能を実現。
パワーユニットには大容量の大型リチウムイオンバッテリーを搭載し、高出力化により高い動力性能を実現したほか、前後モーターの4WD車にはスバルの四輪制御システム「X-MODE」と「グリップコントロール」を採用。高い悪路走破性を持つことも特徴です。
先進運転支援システムでは、最新の「トヨタ セーフティ センス スイート」を搭載。
主に「プリクラッシュセーフティ」「レーダークルーズコントロール」「レーンデパーチャーアラート」を装備し、さまざまなシーンでの安全運転を支援するほか、駐車を支援する「Advanced Park」も設定しています。
オーストラリア仕様のグレードは、前輪駆動モデル(FWD)と四輪駆動モデル(AWD)の2タイプを用意。最高出力はAWDモデルが160kW・337Nm、FWDモデルでは150kW・266Nmを発揮します。
なお、AWDでは、ルーフレール、JBLプレミアムサウンドシステムやパノラミックガラスルーフ、インテリジェントパーキングアシストなどを標準装備しています。
現地価格はFWDが6万6000豪ドル(約648万円)から、AWDが7万4900豪ドル(約735万円)からに設定されています。
トヨタ・オーストラリアの販売およびマーケティング・フランチャイズ運営担当副社長のショーン・ハンリー氏は、以下ようにコメントしています。
「新型bZ4Xは、BEVライフスタイルに適した機能、実用性、価値を提供します。
bZ4Xは単なる電気自動車ではありません。これは中型SUVの寸法、スペース、機能性の最善モデルとして、当社の電動化戦略における、次の段階の基礎となるものです。
豪州初のトヨタBEVとしてユーザーの誰一人ですらも取り残さずに、二酸化炭素排出量削減の実現という目的に対する、当社のアプローチを加速することになります」
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みんなのコメント
道もデカいやろね