■最難所「天城峠越え」区間
伊豆半島を南北につらぬこうとする高規格道路「伊豆縦貫道」。
その最難所で、最後までルートが決まっていなかった「天城峠越え」区間が、着工に向けて進みつつあります。
開通したらどう便利になり、話はどこまで進んでいるのでしょうか。
【画像】超便利!? これが「伊豆縦貫道」ルートと工事状況です。まずは地図でチェック!(画像)
伊豆縦貫道のルートは、東名の沼津ICから南へ分岐し、修善寺を経由して、半島中央部の山岳区間をまっすぐ南下し、下田へ抜けるものです。
今や、沼津から修善寺を過ぎて、半島中央部の月ヶ瀬まで「信号ゼロ」で到達できるようになりました。厳密にいえば一部区間は「伊豆中央道」にあたるのですが、”伊豆半島全通”へはかなり進んでいます。先端部でも「河津下田道路」が一部開通しています。
いっぽう、着工すらまだなのが、長い山岳区間である「天城峠」周辺です。長らく概略ルートすら決定していませんでしたが、最近になって進展が加速しています。
まず、2021年に計画段階評価によって概略ルートが決定。峠の東側もしくは西側を経由するという計3案から、自然への影響や経済性なども考慮し、峠西側を経由するルートが最終選定されています。
これをもとに、2023年2月までに都市計画決定と環境アセスメントが完了。
そして、2023年4月に、晴れて「天城峠道路」として国の事業化を果たしました。今年は事業開始から2年目を迎えています。
もっとも、予算等の関係で、まずは峠に差し掛かるまでの北半分の5.7km(月ヶ瀬~茅野)だけの先行事業化となります。この区間の工事がある程度進展した段階で、残りの本格的な峠越え区間も事業化を果たしていくと思われます。
伊豆縦貫道が全通すれば、長い急勾配のクネクネ道路から解放されるほか、混雑の激しい海岸線ルートのバイパスとしても期待がかかります。沼津~下田の所要時間はわずか60分へ短縮されると見込まれています。「天城峠道路」工区の設計構造は2車線道路で、設計速度は80km/h。トンネル主体で峠を抜けていきます。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
フェラーリ初のSUV「プロサングエ」買うなら年収はいくら必要? 価格未公表の「超人気モデル」を手に入れるために“お金よりも必要なもの”とは?
トヨタが『GRクラウンスポーツ』を計画中!? 新たな高性能フラッグシップSUV登場となるか
115万円から! 日産「新型コンパクトSUV」発表! 日産“唯一”の生き残りマシン! MTあり&全長4m以下の「新GEZA」インドで登場
「ガソリンスタンドの屋根」が“平ら”なのはなぜ? 雨や雪が降ったらどうなる? 屋根に隠された驚きの「工夫」とは
スバル新型「スポーツ“セダン”」公開! MT採用&パフォーマンス重視設定がイイ! 羨ましすぎる水平対向エンジン搭載モデル! 米に登場の「WRX tS」はどんなクルマとは
みんなのコメント
いい加減な書き方をしないでください。
都市計画決定も事業化もしていないのに
用地買収とか始めても、これから最低20年はかかりますよ。