Jaguar E-type Series 1¼ Coupe Electrogenic
ジャガー Eタイプ シリーズ 1¼ クーペ エレクトロジェニック
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ロンドン・クラシックカー・ショーで初公開
エレクトロジェニック(Electrogenic)が、ジャガー Eタイプの電動化モデルを発表。6月25~27日に開催されたロンドン・クラシックカー・ショーにおいて世界初公開された。エレクトロジェニックは、スティーブ・ドラモンドとイアン・ニュースティードによって英国・オックスフォードで設立された、ヒストリックカーの電動化を手がけるプロフェッショナル。これまでシトロエン DS、カルマン ギア、ポルシェ 356などの電動化を手掛けている。
今回、エレクトロジェニックが展開するEタイプの電動化コンバージョンには、パフォーマンスレベルの異なる3タイプ(ツアラー/スプリント/グランドツアラー)が用意された。創業者のひとりであり、ディレクターを務めるスティーブ・ドラモンドは、Eタイプの電動化について次のようにコメントしている。
「自動車史のアイコンとも言えるジャガー Eタイプの電動化は、私たちにとっても大きな挑戦となりました。お客様に提供するオプションをどうすべきか、研究・開発に心血を注いできました。3つの異なるモーターオプションを設計することで、お客様は改造に向けて明確な出発点を得ることができます。それぞれのモーターシステムは、左ハンドルと右ハンドルの両方に対応するように設計されています」
性能の異なる3つの電動化プログラムを展開
「ツアラー」はベースモデルよりも軽い車重となるため、軽快なコーナリングを実現する。ハンドリングと航続距離のバランスが取れた仕様と言えるだろう。搭載される電動パワートレインの最高速度は100mph(約160km/h)、Eタイプに搭載されているオリジナルのギヤボックスをキャリーオーバーすることで、古き良きドライブフィーリングを維持できるという。
「スプリント」はオリジナルに近い車重がキープされ、最大トルク470Nmを発揮する電動パワートレインを採用。この仕様はベースのEタイプを上回る性能を発揮し、追加された重量物は最適なバランスとハンドリングを実現すべくシャシー内の低い位置に搭載された。トルクの増加に対応するため、ブレーキやサスペンションをEタイプよりもアップグレードすることが推奨されている。
高性バージョンの「グランドツアラー」はオリジナルのギヤボックスを取り外し、ドライブトレインをより現代的な仕様にアップデート。専用の電動パワートレインは最高出力300kW・最大トルク600Nmを発揮する。Eタイプのタイムレスなエクステリアはそのままに、高速充電にも対応して最新の電気自動車と変わらない使いやすさが確保されている。
オリジナルを活かしたインテリア
インテリアはオリジナルのダッシュボードをそのまま残し、必要に応じてスイッチやダイヤルを再利用した。例えば、燃料計には充電状態が表示される。電動化による新たな機器は、既存のエンジンマウントを使用して搭載できるように設計されており、車両のボディーワークに手を加えることなく改造が可能になった。
「ツアラー」と「スプリント」の航続距離は約150マイルとなり、オプションのレンジエクステンダーを搭載することで、それぞれ約50マイルの航続距離延長が可能。「グランドツアラー」は航続距離を250マイルに延長するレンジエクステンダーが標準で搭載される。
価格は「ツアラー」が5万4000ポンド~、「スプリント」が6万2000ポンド~、「グランドツアラー」が8万ポンド~。それぞれの車両がカスタマーの要望に合わせてオーダーメイドで製造されるため、最終的な価格は希望の仕様によって異なるという。
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