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トヨタ新型「ハイラックスチャンプ」実車展示! 全長5m超え仕様を公開、なぜ日本で披露? 200万円以下からの「ミニハイラックス」とは

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トヨタ新型「ハイラックスチャンプ」実車展示! 全長5m超え仕様を公開、なぜ日本で披露? 200万円以下からの「ミニハイラックス」とは

■なぜ日本発売の「ハイラックスチャンプ」を展示した?

 千葉県・幕張メッセで開催された「東京オートサロン2024」に、話題のトヨタ新型「ハイラックスチャンプ(IMV 0)」が展示されて話題を呼んでいます。
 
 日本では未発売のモデルが展示された理由とは、どのようなものなのでしょうか。

【画像】「えっ…!」 ミニハイラック実車展示! 長い仕様の画像を見る!(57枚)

 展示されているのは、群馬トヨタのブース。

 2023年末に販売されて大ブレイクした「ランドクルーザー70」の隣でも、ひときわ異彩を放っています。

 ハイラックスチャンプは2023年11月27日にタイで発表されました。

 アジア地域の経済活性化のために企画されたIMVシリーズの第1弾で、品質と価格をバランスさせ、発展途上の国でも手が出しやすくなっているのが特徴です。タイでは、45万9000バーツ(約190万円)から57万7000バーツ(約240万円)で販売されます。

 同モデルはショートホイールベースとロングホイールベース、さらに2リッター&2.7リッターガソリン、2.4リッターディーゼルという3つのパワーユニットが設定されています。

 基本はコマーシャルユースがメインですが、フラットデッキには各所にボルト穴を設け、様々な架装をする前提で設計されているため、レジャーユースも十分に可能です。

 今回展示されたのは、ロングホイールベース+2.4リッターディーゼルの車両。

 架装はされておらず、オプションなども付いていない状態です。

 運転席に座るとビニール製シートの懐かしい匂いがします。インパネルはシンプルのひと言に尽きるもので、すべて樹脂製パネルで覆われており、デザインはランドクルーザー70初期型に近いものです。

 もちろん、ヒューマンインターフェイスはすべてアナログ的なもので、むしろ「タウンエース」のほうがラグジュアリーに見えるほど。

 しかし、タコメーターさえも付いていないシンプルさが現代では新鮮であり、古い世代には懐かしく、若い世代には新しく魅力的に見えるのではないでしょうか。

 今回、このブースで展示した意図について、車両の説明を行っていたトヨタのスタッフは次のように語っています。

「日本導入はまだ未定ですが、ここで展示することによって日本のユーザーのご意見をいろいろ伺いたいと思っています。

 パワーユニットやサイズなど、日本のニーズがどこにあるのかを検討する材料として、みなさんのご意見を活かしていきたいと考えています。

 当然ながら、この車両のままでは安全性や排出ガス規制などで日本での認証は取れないため、併せて検討していくつもりです」

 ちなみにブースでは、「荷台にどんな架装をしたいか」のアンケートを実施。

 その結果を踏まえて、2024年7月に開催される「GPS2024(群馬パーツショー)」において新しいカスタムカーを展示する予定だと言います。

 現在、日本では「ハイラックス」や三菱「トライトン」といったピックアップトラックが人気を博しています。

 特にハイラックスは若年層に支持を得ており、さらにリーズナブルなハイラックスチャンプが日本で発売されれば、一大ムーブメントになる可能性は大と言えます。

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みんなのコメント

6件
  • siz********
    4ナンバーで4WD(雪国なので必須)で販売してくれ。
  • skk********
    抹消されたタウンエースの代わりにこれと交換してくれ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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